コロナに負けるな!免疫を鍛えながら気持ちの落ち込みを防ぐ自律神経の整え方



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日に日に増えるウイルス感染者。
外出自粛で家にこもる日々が続いているけれど、やりたいことはできないし、暗いニュースに心配事ばかりで気分も落ち込みがちに。
そこで今日は「自律神経の整え方」をみなさんにお伝えします。自律神経を整えることで免疫もアップし、心にも落ち着きを取り戻せます。急に変わってしまった生活環境やストレスで、すり減りがちな自律神経を整えていきましょう!

できた時間を趣味にしながら自律神経を整える

仕事が休みになった。
友達とのランチやディナーをする予定が無くなって時間ができた。
新型コロナウイルスが猛威を奮っている今、時間にゆとりがある方は少なくないでしょう。そんな方にオススメなのが「運動」です。

3つの密(密閉、密集、密接)は避ける必要がありますが、外でランニングをしたり、YouTubeなどの動画配信サービスでヨガ動画を再生したりしながら運動することもできます。

運動が自律神経に良いというのは証明されています。ニューオリンズ大学のライネット・シルベストリが21歳から65歳までの男性に、運動するとどういう効果があるのかを尋ねたところ、70%の人が「ストレスが減る」と回答をしました。調査によると、日の光を浴びながら、1日30分の運動をすることで精神安定剤を一回打ったのと同じ効果が得られるとのこと。気分転換や日頃の運動不足も解消できてまさに一石二鳥。日光を浴びることで、セロトニンが分泌されるのが理由です。
セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれている脳内物質で自律神経に深い関係があります。

運動が苦手な人は、読書でも自律神経を整えることができます。

イギリスのサセックス大学で、被験者の心拍数や緊張具合などを測定した結果がありますが、読書はストレス軽減効果が高いということがわかっています。
自己啓発でも SFでも、ミステリーでもジャンルは問いません。窓辺の日の当たる位置で、コーヒーを飲みながら、まったり読書をする。外出を控えてる今だからできる贅沢な時間の過ごし方です。

嫌な情報は耳に入れない! シャットアウトで整える

今ニュース番組を見ると、新型コロナウイルスのことで話題が持ちきり。国内感染者数や医療崩壊の可能性など、ネガティブで不安になることばかりです。

こう毎日不安になる情報をインプットしていると、気が滅入ってしまいます。そこで、ネガティブな情報はあえて一度シャットアウトしてみましょう。人間は、ネガティブな情報ばかり浴びていると思考までネガティブになってしまうということがわかっています。

それが「100人村実験」というもので証明されています。100人から200人の仮想の小規模な村を作り、そこで人々がどんな行動をするのか分析したものです。この実験で「この村は不景気だ」という情報を聞かせ続けた結果、村人は買い物を控えはじめ、村の雰囲気が徐々に悪くなり、人々の気分も落ち込みました。つまり、人は、入ってくる情報によって気分や行動が左右されるということなのです。

なので、毎日毎日繰り返し不安になるようなニュースを聞かされていると気が滅入ってしまうのです。確かに、新型コロナウイルスについての新情報は知っておきたいと思いますが、それはアプリやSNSで情報収集をするようにすれば解決できます。

わざわざニュース番組を30分みて、暗い気持ちになる必要はありません。5分程度、インターネットで情報を収集したら、あとは運動や自分の好きなインドアなことに時間を使いましょう。

人に言わない! 愚痴をこぼさずに整える!

皆さんがストレスや不安、不満を抱えたときに一番行いやすいストレス解消法といえば 「他人に愚痴を聞いてもらう」ではないでしょうか? 人にグチるとスッキリする。そう思い混んでいる人もいるかもしれません。ですが、実は愚痴ではストレス解消にはならないこともわかっています。

ルーヴァン・カトリック大学のゼックとリメの2人は、被験者に「もっとも嫌だったことを話してくれ」とお願いしました。他の人たちにはなんの変哲もない、1日の出来事についてを話してもらいました。その後、1週間と2ヶ月後に被験者を集め、アンケートに答えてもらった結果をみると、辛い経験を話してもらった(愚痴を言った)グループとそうでないグループの幸福度には特に変わりがありませんでした。つまり、愚痴をこぼしてもストレス解消にはならないということ。

それどころか、何回も何回も繰り返し同じような内容の愚痴をこぼしていると、記憶の増強になってしまい、余計に辛くなったり不満が積もることになります。

「政治家は6月に300万のボーナス!? 私たちは我が身を削っているのに、普段通りのボーナスをもらってるなんて許せない!」なんて思ったり、SNSにつぶやきたくなる気持ちはわかりますが、それをグチるのはやめましょう。他人の状況や情報で、自分のストレスを増やすのはタメになりません。どうしても人に話したい場合は、15分くらいに留めておくのが吉です。

終わりに

いかがでしたか?
あまりにもガラリと変わってしまった日常生活に、気が滅入ってしまう気持ちはわかります。けれど、こんな時こそ発想を逆転させていきましょう。

「家にいなければならない」ではなく、「家にいるからできる」ことを始めるのです。そうすれば自粛モードも楽しめるようになるはずです。