自炊は毎日頑張る必要なし。 “肩の力をぬく自炊day”をつくって
今は、雑誌やSNSで色々な人の日常を垣間見ることができる世の中。
暮らしのアイデアを参考にできる一方、健康的なライフスタイルに対して完璧を求めている方が多いように感じます。
身体を労わるために必要なことは、完璧でおしゃれな食卓よりも背伸びせずに自分ができることを“継続”すること。
体調は日々変化しますし、モチベーションも日々違います。ですので、その時の自分の状態によってメニューは柔軟に変えていけばOK。
ですので、憧れのあの人の暮らしのようにバランスがとれた食事が作れていない…と落ち込むことはありません。
疲れていたら肩の力をぬいてカンタンにパパっと作る。時間をかけられる時は丁寧なごはんを作る。身体を労わるごはん作りはそんなシンプルな考えでいいですし、健康は誰かと比べるものでもありません。
とはいえ、継続することが難しい…というのが本音ですよね。そんな方にオススメしたいのがカンタンだけれど、身体にいい1品料理で“肩の力を抜く自炊day”をつくること。
疲れた日は1品で栄養をチャージして洗い物を増やさない。そんなメニュー味方につけて無理なく自炊することを続けていきましょう。
味付け不要♡茹でて切って和えるだけ!鯖缶と梅干しの薬膳うどん
【材料(1人分)】
・鯖缶 1/2缶
・梅干し 1個
・大葉 5枚~10枚
・生姜 1かけ
・すり白ごま お好きな分
・うどん 1玉
【作り方】
①うどんを時間通りに茹でます。(電子レンジで加熱できるものならばチンでもOK)
②茹ででいる間にトッピングする食材を準備します。生姜はすりおろし、梅干しはたたきます。大葉は細かく刻んでおきます。
③ 茹でたうどんをざるに移し水気を切ります。お皿にうどん、鯖缶、梅干し、生姜、大葉、すり白ごまをトッピングして完成です!よくかき混ぜてお召し上がりください。
鯖缶はゆらぎにくいお肌とメンタルを育む食材
気温もあがってきて冷たい麺を食べたくなる時期ですが、冷たいものは梅雨の特有のだるさを招きやすくなるほか、胃腸の働きが低下してしまうのでできれば加熱したいところ。そこで今回は汁なしでさっぱり頂ける食材をチョイスしました。
メインの鯖缶は不足しがちな血(けつ)というお肌や心に栄養を与える物質を補うことができる食材。お肌にハリツヤ感を与え、気持ちがゆらぎにくくなります。
また、一緒にトッピングした生姜や梅、大葉は食欲を増進してくれる働きが。梅雨時期は胃腸の働きが低下するので食欲が落ちやすいこれからの季節にぴったりな1品です。
疲れた自分のために便利な缶詰をストックしておいて
疲れて帰ってきた夜。
手の込んだ料理を作る気力はないけれど、手作りごはんで自分を労わりたい…そんな時、栄養も豊富で、尚かつ味も決まりやすい缶詰があれば、身体を労わるごはんがたった数分で完成します。
毎日手の込んだ料理をつくることにこだわらなくても大丈夫です。誰かと比べず、便利なものに頼りながらごはん作りを楽しんでくださいね。