経済産業省推奨の方法で実践! 「布マスクの正しい洗い方」



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「布マスク、届いた?」
「でもこれってどうやって洗ったらいいの?」
なんて会話をさせている方も少なくはないのではないでしょうか?
実際に筆者の元にも、「布マスクはどうやって洗っていますか?」「正しい洗い方はあるのでしょうか?」というご質問をいただきます。
そこで、経済産業省が推奨するマスクの洗い方を基に、実際にマスクを洗ってみました。

布マスクの正しい洗い方とは?

【用意するもの】

・桶(おけ)
・使用済みのマスク
・衣料用洗剤
・清潔な乾いたタオル

※桶がない人は、ビニール袋で代用も可能です。

お洒落着用の洗剤なら、デニムやウール、シルク、コットンサマールなど伸びやすい生地でつくられたマスクなど、デリケートな生地のマスクでも使用できます。
また汚れを落とすだけでなく、型崩れや静電気なども防いでくれるから便利です。

【洗い方】

1:まずは桶に水をはり、衣料用の洗剤を入れます。洗剤の量は洗剤のパッケージに書いてある規定量を目安に、2リットルの水に対し、0.7gほど入れます。目安はコンビニなどでもらうような小さなデザートスプーンで1/2程度の量です。洗剤を入れたら、よくかき混ぜて洗剤を溶かしましょう。

2:布マスクを入れ、約10分ほどつけ置きをします。

3:10分経ったら、布マスクを軽く押し洗いします。

4:水を捨てて、キレイな水に入れ替えます。この時、水が飛び跳ねないように静かに水を流しましょう。入れ替えたら洗った布マスクを入れ、しゃぶしゃぶのお肉を箸で揺らすのと同じような動作で、マスクを揺らし、よくすすぎましょう。

5:洗剤が残らないよう、しっかりすすぐことができたら、布マスクを清潔なタオルに挟んで軽く押し、水気を充分に取ります。ここで、まるめて雑巾を絞るような絞り方をしてはいけません。形くずれの原因になってしまいます。

6:洗濯バサミなどで挟んで日陰に干して、乾かします。

注意すべきポイントは?

注意すべきポイントは、布マスクを擦り合わせて洗わないことです。もちろん、手軽だからといってもみ洗いするのもNG。すすいだ後も、雑巾のように絞らないように注意してくださいね。

どちらも生地を痛めてしまう原因になりかねません。
生地が毛羽立ってしまわないよう、押し洗いだけにするように気をつけましょう。

※まだ布のマスクが届いていないため、画像では使い捨てマスクを使用していますが、あくまでも布マスクの洗い方ですので、ご注意ください。

たまには漂白剤も

白いものはやはり、黄ばみや黒ずみが気なってしまうものです。そのため複数回使用したら、漂白剤を使用することもおすすめします。

なお、漂白剤を使用できるものは基本的に“無地のコットン素材”です。その他は使用できない場合が多いので、お手持ちの漂白剤の指示に従ってご使用ください。

だんだんとマスクが購入できるようになってきてはいますが、まだまだ通常の値段よりも高価だったり、以前のようになかなか気軽に手に入るような状況ではありませんので、正しい『布マスクの洗い方』をマスターして、少しでも快適に過ごせるように努めてみましょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。