遠隔でも問題なし!テレワークの進め方【ソノリテ 宇留野さんの場合】



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外出自粛に伴い、急遽テレワークを導入した企業も多いですよね。ですが、慣れない作業環境でなかなか仕事がはかどらないという人もいるのではないでしょうか?

どうすれば在宅でうまく仕事をこなせるのか、同じようにテレワークを導入している会社の社員さんに「テレワーク導入のヒント」を教えてもらいました!

今回教えてくれるのは、株式会社ソノリテ 輝く働き⽅推進準備室の宇留野 彩⼦さん。

ITを活⽤した働き⽅改⾰の提案や⾃社の新⼊社員研修、さらには⼥性活躍推進といった人と関わる業務を中心に行なっている宇留野さん。
現在は、Web会議ツールを活用して、社内外の会議や研修などの仕事を、自宅でこなしているのだそう。また、データをインターネット上に保存することで、「出社しないと仕事できない環境」をつくらないように工夫しているといいます。

そんな働き方改革のプロである、宇留野さんのテレワーク術とは一体……?

宇留野さんの会社では、勤務時間を自由に選択できる「ITUKUL(イツクル)制度」があり、在宅期間中でも勤務時間が各々異なるのだそう。
そのため、自分の出勤時間を可視化するべく全社員参加の社内SNSに出勤連絡スレッドを作成。全社員が見る社内SNSに投稿することで、気持ちが引き締まり、業務時間にシビアになれるのだといいます。
勤務時間・状況がタイムラインに流れるので、連絡タイミングが分かりやすくなり、スケジュール確認の手間が省けるメリットも!

また、個人用として「OneNote」というメモアプリにタスクを書き出し、To-Doを確認・整理しています。共有用には、「Outlook」のカレンダーに一日の予定、実施済みの内容も反映しながらスケジュールを登録し、自分の行動を可視化しています。

「普段から同じことはしていましたが、在宅勤務だと行動・進捗が今まで以上に見えづらく、チームメンバーにも迷惑をかけることが多くなります。そのため、在宅勤務のエチケットマナーとして、今まで以上に自分の状況を公開することにしています」

オフィスにはコーヒーメーカーやキッチンがありますが、ランチは外食派・ドリンクは購入派な宇留野さん。最近は外食が難しいので、ランチはお弁当などのテイクアウトを利用しているそう。在宅勤務中でも、出社時と同じ行動をして気持ちを引き締めるべく、退勤時間まではキッチンには立たないことを決めているのだそう! ライフスタイルを、ストイックに変えていることがわかります。

「お仕事中はキッチンに立ちませんが、在宅勤務中の夫とほぼ同じ時間に業務を切り上げ、一緒に夕飯づくりをしています。限られた時間で仕事をしないといけないので、集中力が上がったのと、業務とプライベートの切替にもつながりました。また、今までの働き方では難しかったことを取り入れられ、在宅勤務の楽しみにもなりました」

ストレスを溜めないために、仲間との情報共有も大切。宇留野さんの場合は、同僚と在宅勤務時のルーティーンなどを紹介し合ったのだそう。一人一人違うテレワークの環境を理解することで、より仕事がスムーズに進められるようになりそうです。

「些細な話ですが、例えば同僚のことだと、朝食は食べるようにした、間食防止のためお菓子を隠した、節約のためエアコンはつけない……など。在宅勤務の苦労話や工夫方法を、共感して貰えると嬉しいですし、タメにもなります。次回はオンライン飲み会をしながら話そうと計画中です」

宇留野さんが活⽤しているアイテムは?

・めぐりズムとメディキュット
→仕事柄、長時間のパソコン操作をしていると、肩凝りやむくみが酷くなり、体調不良を感じやすくなります。そのタメ着圧ソックスの「メディキュット」や「めぐりズム」のアイマスクを休憩時に着用しているのだそう。

ラジオアプリ「radiko」
→在宅勤務だと、社員の会話や印刷音などが聞こえることがないため、閉鎖的で孤立した雰囲気を感じがち。気持ちを明るくするための工夫として、ラジオアプリをスマートフォンに入れ、退勤まで聞くようにしているのだとか。お気に入りはJ-WAVE。「在宅勤務者のエピソードを紹介する番組が増え、元気を貰えます!」とコメントも。

みんなが実践しているテレワークのヒントを随時更新!

Cinqでは、これからもみんなが実践する「テレワーク術」についてのインタビューを随時更新していく予定です。日々変化する環境を、うまく活かしてさらに輝けるよう頑張っていきましょう! ぜひ参考にしてみてくださいね。