なぜこうも違う? キレやすい人・キレにくい人の考え方



なぜキレてしまう?

私の経験談ではありますが、子どもの頃〜20代半ばまで私はどちらかといえばキレやすい性格でした。家族も短気な傾向があり、怒るというのはイライラを物や人に当たり散らすことだと勘違いまでしていたように思えます。

キレやすい人は、「なぜ自分が今こんなにもイライラしているのかよく分からない」と、よく口にしていますし、私自身もそうでした。なぜイライラするんだろう。でも、とにかくむしゃくしゃするから、怒りがおさまるまで思うままに行動しよう!と、手のつけられない状態に。周りからしたらいい迷惑ですが、本人は感情の波に溺れないよう必死で戦っているのですよね。まぁ結果、溺れているからキレてるんですけどね……。

私自身、今は怒ることはあっても感情任せにキレることはほとんどありません。それは、何か大きなキッカケがあったという訳ではないのですが、強いていうならば自分の中にあるキレる原因を自分で理解できるようになったのが大きいです。

何が私をこんなにイライラさせているのだろう?
不安だから?悲しいから?思い通りにいかないから?
イライラする原因となった出来事は必ずあります。

まずはその点に着目してみましょう。

キレやすい人は、怒りで人をコントロールしようとする

ケースバイケースではありますが、キレる人はキレるという行為で自分に都合よく物事が働くようにする傾向があります。例えば、友達や恋人と言い合いになった時。自分がキレたことで相手が黙った、意見を譲ったという経験があると、怒ればなんとかなると考えるようになります。

それが度をすぎてしまうとDVやモラハラというところにまで発展するので本当に気をつけたいですよね。怒りは一瞬のストレス発散にはなっても、なんのトクも旨みもないので気持ちを分散させましょう。

キレにくい人は、そもそもで人に期待しない

対してキレることをしない人は、良くも悪くも相手に何かを期待しません。怒りで人をコントロールしても人を変えることはできないということを良く理解しているのでしょう。そして、自分自身が相手に何かを求めること自体が間違っていると捉えている傾向にあります。

人に期待もしないので、相手が何か自分にとって不利益な行ないをしてもガッカリしすぎることがないのです。ある意味それは冷めていると思われますが、人付き合いはその程度の温度感が実はちょうど良いのかも。

キレやすい人は、キレるまで我慢する

キレやすい人は性格がおかしいのではなく、怒りという感情を上手に扱うのが苦手な人です。自分の心の中で解消できる臨界点まで怒りを我慢し続けてしまうのですね。なので、意外に完璧主義者であったり、良い人でいようとする人ほどキレる傾向にあります。

こうした方は頻繁にキレることはなくても、一度のキレる行為に爆発力があるのでなかなかにストレスをためやすい方と言えるでしょう。

キレにくい人は、不満を小出しにする

キレにくい人は、自分の心が強い怒りにとらわれる前にちょっとした不満やストレスを小出しに表現することが上手な人でもあります。先にお伝えしたように、今自分にとって何がストレスとなっているのか、心の状態を正しく把握できているのですね。そして、必要なときに必要な人に不満やストレスを相手の負担になりすぎない形で小出しにしているのです。

私が素敵だなと感じた友人は、この怒りの感情コントロールをするのが非常に上手で、不満が爆発する前に相手に「ちょっと、ここが気になるんだけどなー」と軽く伝えるように努めているそうです。軽く伝えると、ちゃんと伝わらないと思われますが、何回か段階を踏んで伝えることで相手にも理解をしてもらえるようにしているみたいです。

そうした努力もあってか、私は彼女のキレた姿は一度も見たことがないです。

怒る自分にも寛容になろう

そしてもう一つ、大切なこと。
それは怒る自分に寛容になるということです。

キレる人は怒りという感情を嫌悪している場合も多いです。怒りにとらわれる自分が嫌だし、キレて相手を傷つける自分もいや。このように心の奥深くで自分を否定しているとその抑圧の反動でまたキレてしまうことも往々にしてあります。

人間なのだから、誰しも怒るという感情はあって当たり前。
その怒りとどのようにして上手にお付き合いをするかが、結果としてキレにくいあなたを作るのでしょう。ぜひ、感情にとらわれそうになった時はこのことについて考えてみてくださいね。