ジメジメした梅雨こそお掃除に向いてる?!
ジメジメした梅雨時は、だるくてやる気が起きずついついお掃除も手を抜きがちに。
けれど実は、湿気がある梅雨時は、静電気が発生しないので、埃が取れやすかったり、油汚れが落ちやすいといったメリットがたくさん。大掃除をする冬よりも簡単に綺麗にすることができて、まさにベストシーズンとも言える時期なのです。さらには夏と秋に発生しやすいダニの予防にもなるので、梅雨のうちに掃除をしておいて損はありません。
今回は、この時期に特にやっておくと良いお掃除スポットをご紹介します。
梅雨時にお掃除しておきたい場所
フローリング・カーペット
素足で部屋を歩き回ることが多いこの季節ですが、フローリングやカーペットには小さな埃がたくさん。埃は歩くだけで舞い上がり、家具の上や部屋の隅にまで広がり落ちてしまいます。
このような埃は、乾燥した時期は静電気が発生しやすく、カーペットやソファ、カーテンなどに付着して取れづらくなってしまいます。フローリングの表面も、掃除機やモップでこすることで静電気が発生して、逆に埃を集める結果になってしまうことも…!
暑さが本格的にやってくる夏は気温が上がりすぎて、水で濡らしたモップやウェットシートを水分がすぐ蒸発してしまうので、お掃除が大変です。梅雨の時期にソファの下や家具のスキマなど細かい所まで徹底してキレイにしておきましょう。
キッチン
キッチンまわりの油汚れ。冬の大掃除でなかなか落とすことが出来ず苦労した経験がある方も多いのではないでしょうか? キッチンまわりの掃除も梅雨の時期やっておくとかなり楽になります。
冬は気温が低いので、油汚れが固まりやすく頑固になってしまいますが、梅雨の時期は気温が高く、油汚れは液体に近い状態になるので、拭き取りやすくなっています。
お風呂
お風呂掃除は梅雨こそ念入りに行いたい場所。梅雨のじめじめした時期はカビの発生頻度が高くなってきます。
カビは定着する場所があるとそこで増殖しますが、浴室は湿気がこもりやすいため、とくに注意が必要です。できるだけ週1回、状況によってはもっと短い期間でお掃除した方がいいことも。目についたらすぐを意識しましょう。
濡らしたぞうきんや、ウェットタイプのお掃除シートなどでよくふき取り、最後にカビ予防材を使うのも忘れずに。
窓と網戸
「雨でどうせ汚れるから」と窓や網戸のお掃除はしなくても大丈夫だと思っている人もいますが、窓と網戸は常に汚れにさらされており、こまめな掃除が必要です。ぜひ小雨の日を狙って掃除してみてください。雨の日の方が、窓ガラスの汚れは湿気によって浮き上がり、網戸のホコリも飛び散らないので、効率よく汚れを落とすことができます。
春に付着していた花粉によってカビや雑菌の要因ともなる可能性があるので、梅雨時に春の汚れも落としてしまいましょう。
憂鬱な梅雨の時期も、掃除をして部屋の中がキレイになれば気分も爽快になります。雨が続くと外出も控えがちになるこのタイミングを狙って大掃除しましょう。