仕事が決まらない…転職活動が思うように進まない時の対処法と考え方

仕事が決まらない…転職活動が思うように進まない時の対処法と考え方

転職活動を始めたはいいものの、思うように進まない…なんて悩みに直面した方も多いのではないでしょうか? 自分が思ったように物事が進まないと、ついやる気も失せてしまいます。けれど、転職活動がうまくいかないときにも必ず理由があるもの。キャリアアドバイザーが転職活動が思うように進まない時の対処をお教えします。


Cinq読者の皆さま、おはようございます。キャリアアドバイザーAです。
今朝のご機嫌はいかがですか?
会社に行くのが憂鬱な今朝を迎えている方もいれば、在宅勤務が続いて何となく孤独感を感じる…という方もいるのではないでしょうか。
それどころではない、在籍している会社が存続できるのか、先行きに不透明感が強く不安しかない!という方もいらっしゃるかもしれませんね。
今置かれている状況をちょっと変えたい。本当はこんなことがしたい。何かあった時のための準備をしておきたい。そんなあなたに向けて、今日も転職活動のヒントをお伝えしていきたいと思います。

思ったように転職活動が進まない…

「転職活動をはじめよう」と思うきっかけは人それぞれですが、「転職活動をやめよう」と思うきっかけの堂々第一位は、「思ったように転職活動が進まない」ことではないかと思います。

特に、現職を続けたままの転職活動の場合、「別に仕事に困っているわけではないし、このまま今の仕事を続けるのもアリかな」と思うのも無理はないですよね。
今日のテーマは、「転職活動がうまく進まない時にどう考えるべきか」です。

「うまくいかない」のには理由がある

転職活動が初めてだったり、久しぶりだったりするとき、自分ではきちんと準備したつもりでも全然うまくいかない!ということが往々にしてあります。

そういった時、Cinq読者の皆さまはどうしていますか?「あの会社に落とされたのは、私の価値がわからない面接官だったってこと!次、次!」と、超・ポジティブに考える人もいるでしょう。

お世話になっている転職エージェントに相談し、こうアドバイスされる人もいるでしょう。
「もっと【打席】に立ちましょう!応募企業を増やしましょう!」と。
それはそれで正しいこともあるのですが、本来、それ以前にすべきことがあります。

それは、「今回、何故ダメだったのか」課題を洗い出し、それを繰り返さないよう対策を練ることです。

書類選考が通過しない場合

・職務経歴書の書き方が不十分である
・経歴上アピールするべきポイントが、企業側が求めているものとズレている
・応募している企業の社格等が合っていない
・応募しているポジションが合っていない

さらに、書類選考は通過するのに、面接でお見送りになってしまう場合も、そこには何らかの「原因・課題」がある場合があります。この「原因」を解決しなければ、いくら「次」の打席に立ったところで結果は同じことになってしまう可能性が高いのです。

自分の「課題」を確認するためにできることは?

あなたにはどんな「課題」があってその企業をお見送りになったのでしょうか?
理由を一番よくご存知なのは、お見送りという判断をしたその「応募企業」の面接官です。
お見送りにしなければならなかったのは、そこには厳然とした理由があるからです。
その「落とされた理由」=「あなたの課題」、きちんと確認したことはありますか?

直接応募の場合は問い合わせても答えて貰えないことがほとんどですが、転職エージェントを利用している場合は、そのエージェントには詳細なフィードバックが届いているケースがほとんどです。
「毎回『スキル不足』とか『年齢とスキルのバランス』とか、『他の候補者との比較で』等と言われ、核心的なことは教えて貰えない」というお声もありますが、自分では絶対の自信があったのに落とされてしまった…等という時こそ、転職エージェントに理由を詳細に聞くようにしてください。

その理由には、時に耳に痛いこと、心が挫けてしまうようなフィードバックがあるかもしれません。

熱量が高すぎて…実際にあったお見送り理由の例

以前、実際にあった「お見送り理由」でこんなものがありました。
「途中まで概ね採用の方向で面接が進んでいたが、面接終了後エレベータまで見送った時に、見送った社長に『頑張るのでぜひぜひ採用して下さいっ!』と握手を求め、握手し続けた。
熱意はわかるが、社長が引いてしまったんです」

このフィードバックを受けた時、転職エージェントとしてこの理由をご本人に伝えるかどうか、本当に悩みました。
転職エージェントの中には、それこそ「他の候補者との比較で、別の方に決まってしまったんです」等と無難にお伝えするところもあると思います。
ですが、そうするとこの転職者はご自身の本当の「課題」に気付かないまま、次の企業の選考を受け続ける(そして恐らく落ち続ける)ことになるでしょう。

思い切って本当の「選考理由」をお伝えしたところ、この転職者はしばらく転職活動をストップしました。自分自身のコミュニケーションの課題を整理するための時間だったように思います。
その後、地方のとある企業の内定を獲得し、今は元気に活躍をして下さっています。

難しいのは、「自分」と向き合うこと

先程の実例でもご理解いただけるように、自分の「弱点」を突きつけられるのはとても辛いことです。大半の転職者の課題も同様で、自覚している今のご自身の実力と、応募企業やポジションとの間にギャップがあるとわかったとしても、心からそれを受け入れて行動や応募企業を変えるということは簡単にできることではありません。

応募書類や面接対策をしてブラッシュアップし、ご希望の企業に転職できるよう最大限努力するのが転職エージェントですが、どうしても理想(希望企業)と現実(現時点での実力やキャリア・コミュニケーション力)のギャップが大きいと判断した場合、その現実をきちんと伝えてターゲットを変更するよう促すのも転職エージェントの役割であると私は考えています。

時には「転職すべきではないです」とお伝えしたり、「ターゲットを変えましょう(もう少し年収レベルを下げることも考えましょう)」と提案したりしますが、この現実を突きつけると連絡が取れなくなってしまう方も一定の割合でいらっしゃいます。(恐らく転職活動をやめるか、別の転職エージェントに切り替えるのだと思います)

転職活動がうまくいかないことへの一番の処方箋は、ご自身の課題を正確に把握し、理想とのギャップを埋めて、ご自分に合ったキャリアを掴むことです。
応募企業を増やし「数打ちゃ当たる」と確率論に期待するよりも、自分自身の課題と徹底的に向き合う強さを持っていただけると嬉しいなと思います。

それでは、またお会いしましょう!






この記事のライター

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