挑戦することを避けてない? チャレンジすることによって得られる4つのこと



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新しいことに挑戦するメリットって?

社会人になると、新しい仕事を任された時や、責任のある役割を任された時など、新しいステージに進む時があります。そんな時に「責任が重いから自分にはできない」、「厄介なことになったら困るから」と、リスクを恐れて現状維持ばかり選んでいませんか?

もちろん新しいことに挑戦する時には、それなりの覚悟や勇気が必要になります。自分の経験や知恵も浅いことから、当然不安なことばかりが頭をよぎるでしょう。けれど、新しい挑戦をするということは自分にとってのプラスにもなるのです。そこで今回は、挑戦することで得られる4つのことについて紹介していきます。

1:スキルが上がる・キャリアアップできる

まず最初は、挑戦することによって確実にキャリアアップができるということです。
会社で管理職などのポジションを任された場合や、大きめのプロジェクトを任された場合など、ここに入ることによって、必然的に自分の仕事の幅やレベルをあげることができます。
特に、組織の中に入って、未経験のことに挑戦できることはなかなかある機会ではありません。それは、会社が学校ではないからです。給料もきちんといただきながら、新しい学びを取り入れることができる。
これが資格取得だと考えるとどうでしょうか? お金を払って勉強をして資格をとる……これが通常の資格取得の流れです。けれど資格を取得することによって、自分の強みをわかりやすくアピールするポイントになるというメリットがあるため、資格を学ぼう! と考える人は多いですよね。組織の中で、新しいことに挑戦ができるということは、この資格取得がお金をもらいながらできてしまう、ということなのです。もちろん資格とは記載する箇所が違いますが、職務経歴として立派な経験になります。

自分にとってキャリアの幅を広げる経験を、組織の中はできることはそれだけで立派なメリットと言えるでしょう。
今後は、テレワークなど働く環境を選ばない仕事が増えていくはずです。当然、個別の評価制度として、能力の可視化が進みます。そんな時にも、自分のスキルやポジションを確立することができます。もちろん、転職の際にも、そのような貴重な経験をしたはとても大きなアピールポイントになります。自分の将来的な価値をあげることができるということです。

2:努力するプロセスのなかに新しい出会いがある

未経験のことに挑戦する場合、当然ですが努力が必要になります。自分がやりたいことを実現するまでには、必ずプロセスがあるからです。学びと経験を繰り返し、実現まで持っていくというこのプロセスの中に、新しい出会いもあるでしょう。
自分と似た仕事をしている人と出会うことや、自分と同じような目標・想いを持った人と出会う確率が高くなるのです。人との出会いの数は、自分にとっての財産になります。これはたとえ失敗しても成功しても同じこと。仕事や目に見えるスキルとは違い、人は個人につくものなので、たとえ挑戦する場所が変わったり、自分のやるべき内容や行動を変えたとしてと、変わらず自分についてくるものです。
新しいことに挑戦すること、これはつまり出会いの幅を増やすことにもなるのです。
これまで会うことのなかった職種の人や、目標となる自分との出会いがあることによって、「人」との繋がりを増やすことができます。

3:これまで見えなかった立場で物事が見られるようになる

責任のある役割に着くことで、これまでに見えてこなかった立場で物事が見られるようになることも、とても大きなメリットです。

例えばあなたが、営業職をしている社員であった場合。毎月課せられるノルマや、厳しい目標、それによるプレッシャーが目の前にあるはずです。「この金額に達するまでには、どうすれば良いか?」が自分にとっての課題となります。
ですが、これが営業職の管理職になり、目標を設定する人になったらどう変化するでしょうか?
人件費やオフィスの設備費など、まず一人当たりにかかるコストについて考えるでしょう。もちろん企業には利益が必要になるため、「一人あたりこれくらいの利益が必要だ」というように考え方が変わってきます。このように立場が上がったり、ステップアップすることによって物事の全体像が見えるようになるのです。

社員としての目線でしか働けない人と、経営者の立場から物事を考えられる人には大きな差が生まれます。このように、新しいことに挑戦するということは、広い目線で物事が見られるようになるということです。新しいプロジェクトでも同じです。これまでは任された仕事をこなすことが当たり前になっていたとしても、プロジェクトを進行する側になることで、全体に必要なタスクや計画が明確になり、より広い視野で物事が見られるようになるのです。
全体的な動きがみることができれば、どんな仕事にも役立たせることができます。

4:自分が本当にしたいことがわかる

興味があった仕事をやってみたら「ちょっと違ったな」ということがわかるように、挑戦をしないことには、自分がそれを本当にやりたいのか? 本当にそれが好きなのか? がわかりません。「好きを仕事に」と言われることが増えている時代でもありますが、実際に自分がしたいことが一体何なのか? を挑戦することによってようやく見つけることができるのです。
自分がやりたいことは、自分が経験してきたことや価値観によって変わるもの。色々な経験を経て、本当に自分がやりたいことが徐々に具体的に見えるようになります。キラキラと輝いて見える仕事であっても、実際その世界に飛び込んでみると全く違っていた……なんてことはどの世界にいても起こること。実際に自分が挑戦してみて気づく「好き」や「嫌い」という感情を大切にしていきましょう。
自分の今度について考える、良いきっかけになります。ある程度スキルもついているので、さらに新しいことにチャレンジする時にも経験が役立ってくれます。

挑戦すること、新しいことは自分にとって財産になる

いかがでしたか?
新しいことには、覚悟や勇気が必要ですが、それによって得られることもたくさんあります。逆にいうと、これらは挑戦しないことには得られないことでもあるのです。自分のキャリアに役立つことはもちろんですが、キャリアだけに限らず、日々を豊かにする出会いは人生を変えてくれます。
一度きりの人生なのですから、目先にある不安や、簡単に想像できてしまうデメリットを重視せず、長期的な目線で物事を選択していきましょう。
失敗しても成功しても、得られるものはたくさんあります。挑戦したことがある人はそれを笑うこともしません。それは、自分も同じような道を歩いてきたから。笑うのはそれをしたことがない人たちだけなのです。意思が強く、志のある人たちがあなたの友人になりますよ。