デキる人が実践している上手な時間の使い方



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なんでもやろうとしない!全部やることは不可能!

「自分磨きのためにあれもやって、、、」「○○さんがこれはやれ!って言ってたからやろう。あとあれも、、、」など、何もかもをやろうとするのはあなたの目標を大きく妨げる原因になります。二兎を追う者は一兎をも得ず。昔の人はいいこと言いますね。
ビジネスでもあらゆる顧客に対応しようと低価格帯と高価格帯を同時に狙おうとすると、低価格帯に強い企業、逆に高価格帯に強い企業双方から狙い打ちされ、経営が苦しくなるケースがよくあります。

時間活用も同じこと。例えば「読書」を始めようとして、さらには「運動」も始めようとします。すると読書に時間をとられ、そのあとの行動に制限が掛かります(自分の時間を読書で削っているわけですからね)。さらには読書で疲れが溜まり、「今日は運動はいいや」と違うことをするのがめんどくさくなったり。このように新しく何かを始める、または習慣化するのは意外と大変なことなのです。それを一気に2つやるとなるとそりゃ大変ですよね?

「え?でも私マルチタスク得意よ?テレビ見ながら家事をこなせるし」というようにマルチタスクが出来るなら、違う目標を同時にこなせるのでは?と思う方もいるかもしれません。しかし、それは間違いです!人間の思考には2種類あり、集中力を必要としない自動的な思考(歩く、テレビを見るなど)と高い集中力が必要な思考(キャリアアップのために資格勉強する、読書など)です。
テレビを見るのは集中力がいりません。なので家事が平行して出来るのです。一方読書などは集中力がいりますし、運転も集中力というよりは気力や忍耐力がいります。なので2つ同時にやると脳が疲労を感じやすくなり、挫折しやすくなってしまうのです。

1つの習慣が身に付くまでにだいたい1ヶ月から2ヶ月くらい掛かるのです。キャリアアップのために資格勉強や運動習慣を付けるなど、新しく何かを始めるときは1つに絞り、それが習慣化したら次の目標に向かいましょう。

デキる人が実践する時間マトリックス!

7つの習慣の著者で知られるスティーブン·コビーが編み出した「時間管理のマトリックス」をご紹介します。時間を有効活用する上でも役に立つのはもちろん、問題解決にも応用できますし、生きる上で必要なスキルとも言えるものですので、是非これだけでも覚えてください。

こんな感じです。詳しく説明すると第一領域はもちろんただちに実行する必要があります。そして第二領域も優先してする必要があります。
問題はここから。第三領域からはなるべく避けた方が時間を有効に使えます。他人に任せるのでも良いです。第四領域はそれに費やす時間を減らす、または完全にやめた方がいい活動を指します。

YouTubeを見る。ゲームをするなどは第四領域に含まれ、娯楽や息抜きを完全に無くすことはメンタルヘルス的に良くありませんが、それにばかり時間をとられていると目標達成から遠ざかってしまいます。
今の自分には一番何が重要か。何をすべきなのかが可視化できると行動しやすくなります。自分の日々の行動を当てはめてってください。

ちなみに僕のマトリックスはこんな感じになります。友達は大事ですが、ご飯に行かなくとも友情関係にヒビが入るわけではないので第三領域に入れてあります(怒らないでくれ。我が友よ)。

自分で自分の首を締めない

いざ自分を変える、もしくはスキルアップのために行動しようとしても、自分に言い訳をして、やるべきことをやらない人がいます。そういう傾向をセルフハンディキャッピングといい、「仕事が忙しい」「時間がない」というような理由を付けてやるべきことを先伸ばしにしたり、あるいはやめてしまうのです。そんなことを何回も繰り返しているといつまで経っても目標は達成できませんし、自分が変わることもありません。

セルフハンディキャッピングを防ぐには周りの人に「私は1ヶ月で5キロ必ず痩せます!」と宣言するのが効果的です。周りの人に言えば言うほど言い訳しにくくなりますし、自分の中だけでの決意よりもよっぽど効果があります。「えー、やめたの?ダサい」「あんなに言ってたのに、言い訳ばっかりで見苦しいわね」と言われるのは嫌ですよね?たくさんの人に決意表明すると、このように思われたくないがために頑張りやすくなるのです。
もう1つの手は「○○をやったあとにやろう」やるべきことを後回しになるべくしないこと。やむを得ない場合は仕方ありませんが、「洗濯物をしてから、、、」「ちょっと休憩してから、、、」とやるべきことをやったあとでも出来ることを先にしないことが秘訣です。

終わりに

人生は平等ではありません。評価や人種、環境や性別によって受ける影響や試練は様々です。しかし唯一平等な時間を有効活用することで人生の幅が広がります。時間を生かすも殺すもあなた次第なのです。