コロナ対策の意識が低い!職場でイラっとする瞬間
職場でマスクを着用しないなど、新型コロナウイルス感染症対策に対して意識が低い人をみると、イラッとすることがあります。cinq編集部が行った調査では次のような声が上がっています。
デスクワークでしゃべらないからと、仕事中にマスクをせず、平気で社内を歩き回る人をみるとイラッとする。
(20代 女性)
何日も同じマスクを使っていたり、外したマスクをデスクやテーブルに放置したり、マスクの扱いがぞんざいな人にいらつきを感じる。
(30代 女性)
マスクをして電話をすると、相手が聞こえにくいからと、マスクを外して電話をする人がいると、感染症が心配になる。
(20代 男性)
業務上マスクを外した方が良いケースがあるかもしれませんが、周囲に配慮がないのは困ります。
また、マスク以外でイラッとするシーンでは、次のような声が目立ちました。
会社の入り口に消毒液を設置しているのに、使わない人が多い。外出時に触れたものにウイルスが付着しているかもしれないので、それを社内に持ち込まないための消毒薬なのに、面倒だから使わないのは意識が低いと思う。
こんな時期にもかかわらず、上司が飲み会を開くという。不要不急の外出を控えるよう指導するべき立場のはずなのに…。
(40代 女性)
緊急事態発令で在宅勤務になった。在宅勤務の対象となった人は全員自宅で仕事をしていると思っていたのに、通勤している人もいたらしい。
在宅勤務が解けて出社すると「コロナ禍にもかかわらず、がんばって会社に来てくれたんだよ」と上司がその人のことを褒めていて、意識の低さに唖然とした。
(30代 男性)
話さなければいいの?職場ではどこまでマスクするのが普通?
新型コロナウイルス感染症の拡大で、私たちの生活は大きく変わりました。ワクチンの普及で切迫度は変化しているものの感染症対策が欠かせないのが現状です。
職場の仲間とは言え家族とは違った関係・・・。
「特に話さないからマスクは不要」など、自分勝手な解釈をしてマスクを着用しない人は周囲を不快な思いにさせている可能性大です。
マスクで100%ウイルスが防げるわけではないと言われていますが、感染症の予防にはある程度有効であることがわかっており、「もし自分が感染症にかかっていたときに周囲にウィルスを広めるのを防ぐ」のに役立ちます。それなのに職場にマスクをしていない人がいると、もしその人が保菌者であれば、自分にも感染するのではないかと心配になります。
目に余る人が要る場合、会社側に説明して対応策をとってもらいましょう。
会社は従業員の安全と健康を守り、快適に働ける職場環境を実現する責任があります。新型コロナウイルス感染症に対しても、適切な対策を行う義務があるはずです。また社内から感染者が発生した場合、事業所を一時閉鎖するなど会社側のデメリットも莫大です。感染リスクを減らすために、マスク着用の徹底やこまめな手洗いとうがいなど、社内対策について会社側と話し合うことをおすすめします。
<気を付けるべきポイント>意識の違いがトラブルを招く!
新型コロナウイスルは新しく登場した未知のウイルスであり、目に見えません。何が正しい情報なのかも、まだわかっていない部分が多いといえるでしょう。
このため人によって認識の違いが生まれ、感染症対策がバラバラになってしまうのかもしれません。トラブルを招かないためには、誰もが自分が知る情報も不確かかもしれないという事を念頭に置いておくことです。
そして会社側が具体的かつ明確な感染対策の指針を掲げ、職場が一丸となって新型コロナウイルス感染症対策を行うことが重要です。
わざとマスクを着用しないなど、問題行動をとる人に直接苦情をいうと人間関係が悪くなることがあります。本人に直接伝えるのは避け、会社側に相談して適切な対応をとってもらいましょう。
2021年10月現在