左脳派?右脳派?大人の勉強方法は、思考回路がヒントになる!|MY WORK ヒント#21



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マニュアル通りではなく、自分仕様の勉強法って?

何か新しいことを始めようと思った時、白紙状態の頭に知識を入れるのは誰しもハードルが高いものです。私自身、勉強が得意な方か?と聞かれたら真っ先に答えはNO。

理解力が良い訳でもなく、頭が良い訳でもありません。そんな中、新しく知識をつけようと思った時に、どんな勉強法が一番効率よく学ぶことができるのか?頭に残しながら情報を得ることができるのか?と考えた時に、“一番吸収しやすい方法”を見つけることが先決だと感じました。

そのヒントになるのは、物事の捉え方(インプット)の回路です。人の脳の作りで有名なトピックとして、左脳と右脳に分けられるとよく言いますが、自分がどちらのタイプなのかを理解することによって、より知識をつけやすくなると思います。

そこで、私が思う左脳と右脳に合わせた勉強方法について、お伝えしたいと思います。

イメージするのが得意な「右脳」

イメージすることや、全体像を掴むのが得意、ワクワクした気持ちが先、という方は「右脳派」かもしれません。私は、もともと感覚で物事を捉えるタイプ。細かい理屈や方程式より先に、全体像が見える方が理解度が増します。

そんな、私が知識をつける時に意識していることは、「真似ること」と「立体で考えること」です。右脳派の方は、カラフルなイラストや、人が動いて説明している動画など“視覚”で感じる勉強方法がオススメ。

逆に、右脳派の方が文章がぎっしり詰まったテキストから始めたり、音声だけのCDをひたすら聴くなどを繰り返すと、だんだんモチベーションが落ちていくので注意が必要です。状況を頭でイメージできるようなインプットを、ぜひ意識してみてください。

プロセスが重要な「左脳」

一方、理屈や結果にたどり着くまでのプロセスが納得できないと前に進めない!全体のイメージだけでは、何が言いたいのかモヤモヤしてしまう……という方は、「左脳派」だと思います。そんな、段階を追って理解していく方が得意という左脳派の方にオススメなのは、先ほどの右脳派とは真逆の勉強方法。

参考書や教科書など、じっくりテキストを読解できる教材を読み込んだり、ポッドキャストや音声ラーニングが頭に残りやすいと思います。カラフルな漫画形式のテキストや、比喩表現で表した勉強方法などは、左脳派にとって「早く結論を教えて欲しい」とイライラする原因に。

なぜ、そこの答えにたどり着いたのか?というプロセスを噛み砕きながら、学んでいくスタイルが良いのではないでしょうか。

入り口と出口が逆になるだけ

“異なる捉え方”がある右脳派と左脳派ですが、最終ゴールは「習得すること」だと思います。つまり、入り口がどちらであっても、たどり着くところは同じ。人が新しく物事を始めるときに、誰からどのように教わるか?で、人のイメージは随分と変化します。

もし、今まで何か教材を手にとって最後まで達成できなかったという方は、入り口を変えてもう一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?きっと、あなたに合った勉強方法が見つかると思います。