知っているようで知らない、お金の遣い方。
私達の生活に必要不可欠な“お金”なのに、私達はそれをあけすけに誰かと話し合ったり、お金についてじっくり考える機会があまりないように思えます。お金の遣い方は人それぞれですが、今回はお金に愛される人のお金の遣い方に倣って、買い物のコツをご紹介します。
喜捨という仏教の心得でお金を扱う
喜捨という仏教用語をご存知でしょうか?読んで字の如く、喜んで捨てるという意味で、もともとは貧しい人々に喜んで施しを分け与えることを指しています。お金に愛される倫理もこの喜捨に通じるものがあるのです。誰かの為を思ってプレゼントをした時に出したお金は、何となく良い気分になったりますよね。この「買って良かったなぁ」という気持ちこそがまさに、お金に愛し、愛される理想的な買い方。
自分に対する買い物も同じで、「高かったけれど、これは今の私に必要なものだった!」「良い買い物をした」という気持ちになる買い物は、全て喜んでお金を遣ったことなのでお金の巡りもどんどん良くなっていきます。
無意識に100円均一とコンビ二に行く習慣をやめる
私達は基本的にお金を遣うことに、どこかネガティブな気持ちを持っています。もしかすると、それは出来るだけ“損したくない”という気持ちが発動しているからなのかもしれません。出したお金の金額が高ければ高いほど、損したくない!願望が出て、お金を出すことに渋ります。しかし、それよりももっと注意しなくてはいけないのは、“どうせ安いからいいだろう”という気持ちでお金を遣うことです。
その最たるものがコンビニや100円均一だと私は感じています。もちろん、コンビニも100円均一も必要なものを必要なだけ購入していれば建設的な買い方と言えますが、つい必要なモノに加えて余計な数百円程度のお菓子や小物を買ったりしていませんか?
「どうせ安いし、損はしないから大丈夫」という感覚はポジティブなようでいて、ネガティブなお金の遣い方なのです。チリもつもれば山となる、数百円も一年単位の支出で換算すれば数千円になるので、小さな無駄遣いを減らしていきましょう。
お金を通して、できる生活に感謝を忘れずに
幸運の女神は感謝を忘れない人の頭上に輝き続けます。
お金があるということもまた、感謝すべき事柄なのですよね。
お金がなくなることに憂いたり、軽視したような遣い方をするよりも、このお金のおかげで豊かな生活できているという幸せな気持ちに浸りながらお金を遣う。それが、お金に愛される人が大切にしている考え方!ぜひ、皆さんもお買い物の際には、それが自分にとって本当に必要なものなのか、じっくり考えてから購入しましょう。
そして、購入する!と決断したら、ネガティブな感情は持たずに良い買い物をした!という気持ちに包まれながら生活してみてくださいね。きっと、その考え方の変化がよりよい生活をさらにもたらしてくれるはず!