仕事を“分散”してリスクヘッジ!収入源を守るための裏側HowTo|MY WORK ヒント#30



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世の中にはいろんな働き方がありますが、今回は企業勤めで固定の金額を「給料」でもらう働き方と、自分で仕事をして成果を「利益」として受け取る働き方を比較してみたいと思います。私は、企業勤めをしたことがないままフリーランスになっているので、社会経験が未熟で壁にぶつかることも多くありました。

そんな私の失敗例の一つが、収入源を一つに絞ると言うことです。ある程度固定の仕事が決まったり、大きな会社だから大丈夫だろうと油断したり。短期的には気づきにくいですが、「ここだけで大丈夫だろう」と安心してしまうのはとても危険です。実際に会った体験談を交えながら、考察してみます。

自分が経験するまでは「他人事」

これは、仕事に限ったことではありませんが、自分がその出来事を経験するまでは、どうしても「他人事」と捉えがちです。周りの先輩たちにどれだけ「こうしたほうがいい」「ああしたほうがいい」と言われても、自分が必要としていなければ、その言葉は耳に届きません。

連載の序盤でストーリーを少し書いていますが、私は元々自分の好きなことばかりやってきて、周りが見えないタイプでした。小さい頃から一つのジャンルだけに絞り、あてもなく、ただ「好き」を理由に突っ走る。それだけが取り柄だった気がします。しかし、それが行き止まりだと感じた時、時は既に遅し。真っ暗闇で、「私は今までの人生何をしてきたんだろう」と嘆く時期がありました。

でもそれは、言葉を言い換えると、一つのことに集中しすぎたあまり、失敗した時のリスク管理ができていなかった自分の盲点。今振り返って見ると、「好きだからうまくいかなかった」のではなく、「考えが未熟だから相手にされなかった」が正しいと感じています。

仕事を分散することで、依存を防ぐ

では、これをフリーランスの働き方に当てはめてみるとどうでしょう?一つの仕事に固執しすぎたり、頼りっきりになったりした場合、もしその企業がなくなれば収入源を一気に失うことになるのです。

それを証拠に私は、ライターになってからこれを目の当たりにしたことがあります。ある企業が、途中で外部のライター起用をストップしたことがありました。それも、突然。フローも安定しており、大手で安定感もある。おそらく誰も予想できなかった、最悪の状態でした。私は、他にもいくつか仕事を抱えていたので「そうか、残念だな」と落ち込みましたが、収入を全く失うことはありませんでした。

もし、他に仕事を分散していなければ、収入源が突然「0」になった人もいることでしょう。そう、仕事の依存はとても怖いのです。

目に見える収入分散以外に、できること

そして、分散は今目に見えている仕事だけではなく、潜在的な仕事も同じように分散することがおすすめです。SNSやホームページを整えることも一つの方法ですし、これから挑戦してみたいことの勉強時間に使うことも一つの方法。

私が個人的にしている『MY WORK ヒント』は、ホームページの見え方が気になり、ただの雑記ブログから文章に関するブログに変えた時期がありました。そういった営業ツールを定期的に見直すことも、依存を減らし新しい仕事を開拓するためのサポートツールになると思います。ぜひ、依存を防いでトラブルが起きても安心な活動を。