どこからが副業に入るのか?
副業とはどのようなことに対して用いられる言葉なのか、改めて確認してみると「本業とは別に収入を得ている仕事については副業」と述べているだけで、明確な定義はありませんでした。
副業といえば、アルバイトを始め、アフィリエイトやクラウドソーシングなどのネットビジネスなどが思い浮かびますが、最近では中古品や趣味で作ったアクセサリーをフリマアプリでの出品するなど個人が本業以外にも収入を得る方法はたくさんあります。
「フリマアプリで出品が副業に入るのか? 」という問いかけがあった場合、みなさんはどう答えますか? 正直、副業かと言われると微妙なラインですよね。
企業によって異なる副業の定義
副業の定義こそ曖昧なものの、本業以外の収入があることを副業と認定されるのであれば、フリマアプリでの出品であれ、ギャンブルであれ、どんな仕事でも副業と認識せざるを得ません。
しかし、これらをやっていたとしても副業を禁止にしている企業が全面的にダメと言えるわけではないのです。業務時間外は、自由に使っても良いプライベートの時間。つまり法律には、副業は個人の自由なのです。ただ、業務終了後や休日に副業をやっていたら、身体は休まらないので、本業に影響してくる可能性もあります。また、本業の情報が流されてしまう恐れもありということで、禁止にしている企業が多いのです。
最終的にどこまでを副業と認定するのかは会社の判断によりますが、あくまで突発的なもので、継続的な収入がなければ指摘されることはないでしょう。ただ、何かあってからでは遅いので、心配であれば会社に確認を取ってくださいね。
副業を解禁する企業は増えてきている
副業を禁止にしている会社もあるものの、解禁にしている会社は大手企業を中心に増えてきています。条件として、”入社3年目以上”・”雇用契約を結ばないこと”・”土日のみ”など、それぞれ工夫をして取り組んでいるよう。
金銭面に余裕を持たせるため、スキルアップをするため、やりたいことをするため…様々な理由で副業を始めてみたいと思う方は多いでしょう。もしかしたら、あなたが現在勤めている会社も、今後は解禁する日が来るかもしれません。そうなった場合、みなさんは何をしていきたいですか?
副業が解禁になったら知っておきたいこと
時間や場所を気にせずやれる副業であったとしても、一定の収入を得たいと思うと簡単なことではありません。ある程度は疲れが貯蓄していきます。くれぐれも無理のない範囲で行えるよう準備することが重要です。また、本業の就業時間中は副業はNG。休憩時間だとしても会社のPCなど備品を利用することも禁止です。ただ、先ほど述べたような企業によって解禁のルールが異なります。よく理解をして取り組んでいきましょう。
また、所得が20万円を超える場合は、確定申告を行う義務があります。解禁であれ、一般的なルールは存在しますので注意してください。
時代の流れによって働き方も変わってきています。近いうちに副業が当たり前の時代にもなるかもしれませんので、自分が勤めている会社の動向に注目してみると良いでしょう。