残業時間に終わりを決めておかないと、どんどん作業をする時間が伸びてしまいます。時間があると、とことんひとつの仕事にこだわることもできるし、色々なことが気になり始めちゃって手を出してしまう……というようにだらだら残業をしているときはありませんか?
仕事とプライベートの時間を分けずに、会社にいる時間がダラダラと伸びていく。それではせっかくの時間がもったいない。今回はダラダラ残業をしてしまう理由を考えていきたいと思います。
やることがないから長引く人
同僚の仕事終わり待ち
仕事終わりに、「ちょっと一杯飲みたいなぁ」 と思うことってありますよね。だけど相手をあらかじめ誘うほどではないし、断られるのもちょっと傷つくし。それなら同僚と同じタイミングで仕事を終えれば自然に誘うことができるんじゃない? なんてつい人と仕事終わりを合わせることに集中したりしていませんか?
同僚の終わるタイミングまで、仕事があるフリをして時間を潰す人。実はこれ、少なくはないんです。
だけど、せっかく時間があるなら、仕事外の場で交流を作るのはいかがでしょうか。同僚とはいつも顔を合わせるし、話そうと思えばいつでも会話はできるはず。せっかく予定より時間ができたのなら、久しぶりの友達や、ほかの友達に連絡をとった方が、外の空気を感じられるし、いい刺激を与えてくれるはず。
家に帰ってもやることがないから居残り
家に帰ってもどうせひとりだし、それなら仕事をしてようかな。そんな風に思っている人も少なくはありません。確かに仕事はあなたを必要としているし、明日の仕事を先に片付けていれば、あなたの負担も少なくはなりますよね。だけど、その残業、本当に必要ですか?
趣味がある人は趣味の時間をとったり、ない人は探しに出かけてみましょう。外に出かけてもいい、疲れを癒すためにのんびりお家で過ごしてもいい。明日の朝食をあらかじめつくっておいたり、お弁当を作っておいたり。できることはたくさんあるはず!
仕事を早めに片付けよう!
あなたの時間はとっても大切なもの。ましてや週5日間も仕事をしているんです。自分の時間をしっかりととって、楽しまないともったいない! だらだらと残業するのはやめて、仕事はパパッと早めに終わらせる努力をしましょう! 仕事の時間とプライベートの時間をしっかりと分けることが大切なのです。
仕事がありすぎて、いつも深夜残業な人
仕事がたくさんありすぎて、終わる時間が見えない。そんな方ももちろんたくさんいます。仕事ができるからこそ、あなたに仕事を頼みたい、任せたいと思う人も多いのでしょう。そして深夜残業をしてでも頑張ってくれるという努力する姿勢があなたの魅力でもあります。だけど、仕事がありすぎて、自分の時間を全然持てないのは、肉体的にも精神的にも辛いものがありますよね。
緊急性と重要性をチェック
そんな人は、少しでも時間が作れるようにまずは、緊急性があるもの・重要性が高いものをリストアップしてみましょう。タスク整理はしている人が多いのですが、その中の順位を決めることです。緊急性のあるものからこなして、そのあとの重要性のある仕事は集中して行うようにしていきましょう。
結局全てを自分ひとりで頑張るしかないのかもしれません。ですが大切なものだけをこなしておけば、後は手が空いた人に任せる、といったことができるようになる可能性もあります。まずは順番をしっかり把握して、整理していきましょう。
空き時間の把握を
一般的に、スケジュール帳というものは、予定を書き込んだりするものですよね。だけど、仕事がたくさんありすぎる人は、自分のスケジュール表を開いたら、予定を見るのではなく、空き時間を見つけていくことが大切です。
○日の午前中が空いている、ということだったり、○時〜○時までが空いている、と把握できれば、その時間を使って何をするかを見つけ出すことができるようになります。例えばそこにマッサージに行ってもいいし、少しの空き時間を趣味の時間に使ってもいい。戦略を立てる時間として置いてもOKです。自分のライフスタイルと仕事量・内容に合わせて自分のベストなものをリストアップしてくださいね。
空き時間をうまく活用しよう!
定時で帰る人たちを「羨ましい…」と思うこと、たくさんありますよね。
「もっと早く帰りたい」と思うことも、疲れが限界に達してくることもあるでしょう。ストレスを溜めると、あなたにとってさらに悪影響が出てしまいます。やることが目に見えているので、まずは仕事の内容を把握して、自分の時間をうまく使えるように、優先順位を意識した仕事をがんばりましょう。
時には、力を抜くことや周りに頼ることを覚えてみても良いかもしれません。
ワークライフバランスを考えて
ワーク・ライフ・バランス(英: work–life balance)とは、「仕事と生活の調和」と訳され、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」ことを指す[1]。https://ja.wikipedia.org/wiki/ワーク・ライフ・バランス
働きながら、毎日を充実させたりすることは簡単なように見えてとても難しいこと。けれど、今の状況を少しでも変えようと思うことが、ワークライフバランスをとるきっかけになるのです。
毎日を退屈に過ごすのも、ただただ慌ただしく過ごすのも、充実させようと行動を起こすのもあなた次第。楽しもう、という気持ちで、前向きに毎日を過ごしてくださいね。