好きな服より、似合う服が知りたい。
アラサー世代にさしかかると、ファッションに対して求めるものも大きく変化していきますよね。その過程で、やっぱり外せないのがパーソナルカラーやパーソナルファッションといった「自分に似合うものの選び方」です。しかし、似合う服を教えてもらっても自分で選べるようにならなければそれは意味がありません。今回は、骨格診断やパーソナルカラーに惑わされない、似合う服の選び方についてご紹介したいと思います。
何よりもまずはボディチェック!
まずは下着姿で鏡の前にたって自分のボディをチェックしましょう。あるいはご家族か、三脚をつかって、全身写真を撮ってみて確認してみてください。そして改めてご自身のコンプレックスとなる体型ポイントと、チャームポイントとなる体型ポイントを見つけましょう。
例えば、胴が長くて、お尻・太ももが太いのがコンプレックスだけど、首は長くてデコルテラインがキレイなのがチャームポイントというように。アナタのボディは完璧ではないかもしれませんが、必ず人から褒められるチャームポイントもあるはずなのです。それを正しく理解することが自分に似合う服を選ぶための最大の極意なのです。
コンプレックスをカバーするには?
アナタに似合う服というのは、言いかえるならば体型バランスにマッチしたコーディネートが出来ていることです。なので、アナタのボディバランスが上手く活かされる服装パターンを探していきましょう。長所となるパーツはしっかり見せて、短所となるパーツは着膨れしないように隠す!たったこれだけでスタイルアップされます。
例えば、足の細さが長所なら、スキニーパンツを使ったコーディネートを意識して取り入れる。下半身がとにかくボテっとしているのが短所ならば、ハイウエストのスカートで気になる下腹部とお尻、太ももを全部隠すことで体型カバーができますよね。そうした自分にとっての神アイテムを見つけて、それをベースに他のアイテムをそろえていくようにしましょう。
パーソナルカラーは必要以上に気にしなくてOK
もちろん、似合う色というのは大切です。できるなら、パーソナルカラーを学んでおくにこしたことはありません。ただし、パーソナルカラーが重要なのは実はメイクの領域。ファッションにいたっては、顔周りがパッと明るくなる色をトップスに取り入れるだけでも充分ですよ。
ターコイズブルーが相性良いといっても欲しい服のターコイズブルーをお店で探すとなると、けっこう苦労しませんか?なので、無理にパーソナルカラーを意識するより、スタイルがキレイに見える服に意識をおいて探すことで似合う服が格段に選びやすくなります。
大切なのは自分で見極める目
最近では、ネットニュースの普及もあって、メイクもファッションも一般的に広く専門知識が知られるようになりました。しかしその分、何かに左右されて、自分に似合う物がまったく分からなくなってしまった…というのはとても残念なこと。
いつだって、自分に一番似合うモノは、自分が一番知っておきたいですよね。そのためには、日頃から自分の体のラインを知り、自分の魅力、欠点となるものを見極めて目を磨くことではないでしょうか。決して簡単なことではありませんが、ぜひこれを機にご自身に似合うモノについて考えてみてくださいね。