尊敬どころか親しくもなれない…!
同じ職場で働く上司や先輩は、とても頼もしい存在。テキパキと仕事をこなし働いている姿に「格好いいな」と尊敬の念を抱くこともあるでしょう。けれど、中には「嘘でしょ……」と言いたくなるようなイヤな先輩もいるのが現実です。今回は、尊敬をするどころか幻滅してしまう、イヤな先輩の言動についてチェックしていきましょう。
態度が大きい
とにかく態度が大きくて、威圧的な先輩がいます。そのせいで、本当は確認したいことがあってもなかなか相談できなかったり、顔色をみながら話しかけるタイミングを伺ったりと、余計なストレスがかかっています。(事務/24歳)
挨拶をしても返事がかえってこない。
質問をしたくても、話しかけるなとでも言わんばかりのチラ見。横暴な態度や、威圧的な態度で振る舞う先輩や上司をもつと、仕事をすることが憂鬱になってしまいます。
自分では気づいていなくても「あの先輩に話しかけるのはちょっと……」と距離から置かれてしまう先輩は意外と多いものです。自分の態度を振り返り、普段の行動や言動をチェックしてみましょう。
長時間席をはずしている
打ち合わせやトイレやタバコなどと、とにかくオフィスに居る時間が少ない上司がいます。ひどい時には、事前にスケジュールを確保しておいたのに居ない……なんてことも。他者の方を交えての打ち合わせの前はソワソワしてしまいますし、不在の時に謝罪するのが正直面倒くさいです。(商社勤務/29歳)
質問したいことがある時や、先輩宛てに電話がかかってきているのにも関わらず、なかなか席にもどってこない……。よくよく探してみると、通路で世間話をしていた、という先輩の姿をみると尊敬すべき先輩に対してガッカリしてしまうことがあります。立場上、面と向かって後輩から先輩に注意はしづらいもの。
喫煙者の方が良くタバコ休憩をとることも多いのはわかりますが、あくまで就業時間中は周囲の状況を確認しながら休憩をとるようにしましょう。
ミスは他人のせいにする
発注する数を間違えてしまった先輩に「あれ頼んだのってあなたじゃなかったっけ?」と他の人も居るところで言われたのに腹が立っています。少し前に先輩が発注しているところ見ていたのに……。他の人が知らない分、すごく理不尽な気持ちになりました(サービス業/25歳)」
仕事でミスが発覚した時に、自分のミスだとわかっていながらも「これはあなたの仕事だったよね」なんて人のせいにして責任を押し付けることがあると後輩もドン引き。大勢の前であればなおさら、恥ずかしい思いをしてしまいます。部下のミスをカバーできるくらいに器が大きい先輩でいられるように心がけましょう。
仕事を押し付ける
もはや、先輩にアシスタントのような扱いをされています。本来であれば私もバリバリ外に出て営業するべきなのですが、実際にやることといえば先輩が持ってきた提案の資料作りやクライアントのクレーム対応…。面倒くさいものだけ私に押し付けて、評価は全て先輩のもの。正直いつまでこのままなんだろうと嫌気が差しています。(26歳/営業)
仕事が立て込んだり忙しいと仕事をつい人に頼んでしまうことがあるはずです。けれど、自分の嫌いなことだけをお願いしているだけでは、部下の指導とはいえません。中には早く帰りたいからと後輩に仕事を押し付けている先輩も……。
先輩と後輩という上下関係を利用してラクをするための部下ではないということを念頭に置いておきましょう。
人のプライベートについて聞いたがる
違う部署の先輩が、やたらと私のプライベートについて聞いてきます。最近彼氏とはどうなの? そろそろ結婚のタイミング? など。異性の先輩であればセクハラに該当するのかもしれませんが、相手はただの噂好き、ガールズトーク好きの女性なので対応に困ります。(インターネット会社勤務/28歳)
親しい相手であれば自分から話すようなことでも、先輩や上司に必要以上に詮索すると嫌な気持ちになることがあります。特にプライベートについては人それぞれ。人のことを聞いてくるわりには自分のことは話さない、なんて人もいるでしょう。必要以上のコミュニケーションは、仕事外の場所で話して。部下とのコミュニケーションを誤らないようにご注意を。
終わりに
いかがでしたか?
後輩という立場から見れば「よくある」というような内容でも、自分が先輩の立場になったら全く気づかない……なんてこともしばしばあります。これらのエピソードを反面教師にして、自分はガッカリされるような言動を取らないように、意識して仕事をしていきましょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。