親しき中にも礼儀あり!旅行を楽しめる人とお茶だけで十分な友人の違いは?



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仲がいいからこそ、相手に失礼のないように気遣う

「親しき中にも礼儀あり」言葉は知っていても、実行に移せている人は、ひょっとすると少ないかも。友達といってもタイプはそれぞれで、相手との距離感も違います。

この人とはいくらでも長時間、一緒にいられると思う人もいれば、どうがんばっても2~3時間、お茶をするだけで限度と感じる人もいます。

友人だからこそ、失礼のないように最大限、配慮しないと、周りとの壁がさらに高くなってしまいますよ。

今回は、いじめ・不登校を経験してきたライターが一緒に旅行を楽しめる友人・お茶だけで十分な友人の違いについて考察します。

お茶だけで十分な人の特徴#1「自分の話しかしない」

先日、親友と夢の国までおでかけに行ってまいりました。今の仕事に就いてからは全然行けずに、久しぶりの友人との遠出でした。筆者は極度の心配性で、前日も「無事に過ごせるかな」と心配していたのです。ところが、彼女と過ごす時間はあっという間で、なんと夜の20時を過ぎてもパーク内にいました。

そこで、ゆっくりと考えてみたのです。どれだけ長時間、一緒にいても疲れない人と疲れる人の違いについて。最大の違いは、きちんと会話のキャッチボールができるかどうかでした。

自分の話をしたら、今度は相手の話を引き出してあげる。どちらかだけではなく、どちらもできている状態が続けば、精神的な疲れは発生しません。体力的な疲れはあったとしても、それは睡眠をとればカバーできます。

お茶だけで十分な人は、自分の話しかしません。もうマシンガントークとはまさにこのことで、相手の話を聞こうとしませんよね。次から次へと自慢話をして、解散する頃には本人だけがスッキリした顔をしているのです。

聞いている方は、ヘトヘトの状態……。みんなから愛されて「一緒に旅行に行こう」と声をかけてもらえる人は、自分の話よりもまずは相手にボールを投げるでしょう。

お茶だけで十分な人の特徴#2「相手よりも自分のやりたいことを優先する」

遊園地や水族館など、いつもとは少し違う場所におでかけをする、もしくは一緒に旅行に行くときは、お互いに行きたい場所ややりたいことを「交互」に叶えていくのが、大人としての基本対応でしょう。

ところがお茶だけで十分な人と感じてしまうタイプの人は、あくまでも、自分がこうしたいから、あなたは私の後ろについてきてくださいと振る舞う傾向があるようにも感じます。

とくに夢の国のように、アトラクション派なのかパレード派なのか、ゆったり回りたいのか、アトラクションの数をこなしたいのかなど、好みがハッキリと分かれてしまう場所ほど、相手に気を遣いながら回る必要があります。

「さっきは私の好きなアトラクションに乗ったから、今度は〇〇ちゃんの番だよね」と瞬時に切り替え、相手にパスを投げてあげる必要があるのです。

しかも「私って気を遣えるのよ」とアピールするのではなく、自然な気遣いができるからこそ、お互いに居心地の良さを感じられるもの。どちらかだけでも、嘘っぽい気遣いをみせてしまうと、ギスギスした雰囲気に。

一緒に旅行を楽しめる人の特徴「感性が似ている・こだわりたいポイントが似ている」

一緒に旅行を楽しめる人とお茶だけで十分と思ってしまう人の最大の違いは、感性が似ているかどうかです。

たとえば、歩きながら食べるのが楽しいと思う人もいれば、お行儀が悪くあまり効率的ではないと思う人もいるでしょう。どちらかが正解という問題ではなく、お互いが似た考えをもっていないと「どうして、そんな行動をとるの?」と違和感を覚えてしまいますね。

「なんで?」「どうして?」と、相手に対して違和感を覚えながら、観光をするのは、なかなかハードです。一緒に旅行を楽しめる人とは、きっと感性も似ているでしょうし、こだわりたがるポイントも同じなのでしょう。

筆者の場合を例にすると、先日、夢の国まで一緒に行った友人は、体調の不安定さをよく理解してくれる唯一無二の親友です。久しぶりの夢の国への旅が不安だったことを、おそらく空気で察していたのでしょう。

当日も待ち合わせした瞬間から「無理のない範囲で楽しもう。疲れたら、すぐにどこか、あたたかいところで休憩しよう。私も日ごろの疲れがたまっているから」と声をかけてくれました。そして、その瞬間に「今日は、きっと体調を崩さず夜まで楽しめる」と思えましたし、本当にその通りに最後まで無事に過ごせたのです。

「親しき中にも礼儀あり」を、いつも忘れずに

友人歴が長くなればなるほど、恋愛と同じで今の環境に甘えてはいけません。お互いに年を重ねているからこそ、それぞれがこだわるポイントがあって、譲り合いながらお出かけや旅行を楽しまないと、少しずつすれ違っていきます。大切な存在だからこそ、いつまでも「親しき中にも礼儀あり」を忘れないでおきましょう♡