消したら終わりだと思うとデータを消すことができない!
普段使っているスマホやパソコンに、必要のないデータがずっと入れっぱなしになっていませんか? 使っていないアプリ、大量に入っている写真フォルダ、全然見れていないSNSのアカウントなどなど……実態として目に見えるものではないため、不要なデータが大量にあっても気がつかない、振り返ってみるとかなりの量が眠っていた、なんてこともあります。
スマホやパソコンの中身をスッキリさせたいと思いつつも、「消えたら終わり」というリスクがあるとでなかなか消すことができないと悩んでいませんか?
ですが使わないファイルやデータをそのままにしていることでデメリットもあります。
それは、データ量が多ければ多いほど、情報漏えいのリスクは高まるということ。そのため、セキュリティー対策の一つとしてデータの整理をしておいて損はありません。今回はデータ整理のポイントをお伝えします。
アプリは「消したフリ」をして様子を見よう
気になるアプリをとりあえずダウンロードしてしまう。
気が付けばホーム画面が何ページもスライドできるほどアプリがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。けれど、そんな人に聞きたいこと。それは「そのアプリ、全部使いこなしていますか?」ということです。使いこなせていない人はまずはアプリの整理をはじめてみましょう。
方法はとても簡単。まずは
<不要なアプリを1つのフォルダにまとめる>
ホーム画面の2ページ目以降に不要なフォルダを置いておき、一時的に「消したフリ」をします。
<1週間ほど様子を見て、その後しばらく様子を見て、一度も使わなかったアプリは削除>
アプリは「消したら終わり」と思い混んでしまいますが、一度購入したアプリや音楽はほとんどが再ダウンロード可能です。ゲームもバッグアップ機能があるものがほとんどなので、深く悩む必要はありません。
写真はクラウドサービスの利用を
日頃からよく写真を撮っている人は写真の量が膨大になっていることでしょう。
これを一つ一つ消すか消さないか選別をするとかなりの時間が掛かってしまいます。そこでオススメなのが、GoogleフォトやiCloudといったクラウドサービスに写真を一旦移動させるということ。預ける量が多いと、有料プランを契約しなければなりませんが、そこにコストをかけたくないという人は、無料で使える範囲の量までに整理するのがおすすめです。
また、SNSに投稿したものは写真フォルダから消去するというルールを作っておくのも有効です。SNSを消去しない限りデータは残るので、仮にスマホが壊れてしまってデータが飛んでしまった場合も、SNSが意外な方法で役立ってくれます。
SNSも増えがちなデータの一つ
SNSのフォローも、気が付くと増えがちなデータの1つです。フォローしている人が多すぎて、タイムラインがどんどん流れてしまう。、そうなると、自分が本当に知りたい情報を見逃す機会が増えてしまいます。
そんな場合は、アンフォローしてしまうか、SNSにあらかじめ設定されているミュートの機能を活用しましょう。
例えば、ツイッターであればRTの表示のみを拒否するというのも手。
ツイッターは、フォローアカウントが増えるとTLに流れる情報が増え、本当に見たいツイートが見つかりにくくなっていきます。情報量を減らすためにも、RTが多いアカウントは設定画面にある“リツイートは表示しない”の設定をするだけで、格段に見やすくなります。
ツイッターはコミュニケーションの役割もあるので、なかなか難しいところですが人間関係もスッキリさせた方がストレス軽減にも繋がり今後の生活に良い影響を与えます。このタイミングで思い切って整理をしてみましょう。
身の回りのものを減らして暮らしやすくする整理整頓はデジタル上でも必要なことです。ぜひこの機会に見直してみてはいかがでしょうか。