うまく自分の意見が言えない…スムーズに自分の意見を引き出す方法



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「で、君はどう思う?」ふとしたタイミングでいきなりそんな質問をされたとき。アナタは臆することなく瞬時に自分の意見を伝えることはできますか?普段から自分の意見を伝えている人ならばともかく、これまで自分の意見を積極的に発信する必要のなかった人にとっては、意見を言うということ自体が難しいことのように感じますよね。そこで今回は、スムーズに自分の意見を発信する方法についてご紹介します。

自分の意見が言えない人の特徴

自分の意見を言うことに慣れていないと言う方はこんな特徴があります。

・何を言えばいいのかわからない
・考えはあるけど否定されるのが怖い
・そもそも注目が集まることが苦手
・誰かの意見に従っていたい

多くは、何を言えば良いのかそもそも考えが思いつかないというのと、考えていても、もし誰かに否定的な意見をされたら…と怖くなって発言できないの2パターンに二極化されます。考えが思いつかないという方は、普段から何事に対しても流れに身を任せて動くことが習慣になっているのではないでしょうか。否定されてしまうのが怖いという方は、自分に自信がない方に多い考えで、なぜそうなってしまったのか過去の人間関係を振り返ってその原因を探ってみましょう。

常日頃から「なぜ?」と問いかける

何事に対しても受け身で自分個人の意見といえるものが思い浮かばないという方は、まず自分自身に「なぜ?」と疑問を問いかけることを習慣にしてみましょう。投げかける疑問のテーマはなんでも良いです。それこそ「なんで私はチョコレートが好きなんだろう?」など自分の嗜好についてでも良いですし、「あの看板に注目してしまうのは何でだろう?」と街中にあるモノに対して、素朴な疑問を持って、それに対するあなたの解を導き出してみてください。

ちょっと面倒くさいと思う習慣法ですが、考える癖をつけることで、そこからアナタ独自の意見というものが生まれていきます。この習慣に慣れれば慣れるほど、街中に対する見方も変わりますし、ひいては仕事や恋愛に対する着眼点も、捉え方も大きく変化していくのでぜひ、試してみてくださいね。

意見を言うことに意味があると捉える

自分の意見を否定されたら……。
この意見をこの場で言うことは正しいのか間違いなのか….。
など、意見を言う前に相手の反応・評価が気になって意見ができないという方は、相手の評価よりもまずは「自分が意見を言うことに価値がある」と考え、意見を発言することに対して重きを置いてください。

良い意見を言おう、相手に素晴らしいと思ってもらおうと言う欲や、恐れがあると、その場に見合う建設的な意見は余計出てこなくなります。あなたが現場において感じた意見が例え、誰かを傷つけるものだったとしても、それは必ずその場に必要な意見なのです。

もし、それでも意見を言うのが怖いというときは、「これは私が個人的に思うことなのですが」や「ただ一点だけ、懸念点があるとすれば…」と、前置きの一言を入れることで、相手側も否定的な意見をすんなり受け入れやすくなります。いきなり否定から入ると、誰かを全否定するような言い方になりかねませんが、“一意見として捉えて欲しい”という思いやりのある一言があるだけで、あなたの人間性が相手に伝わって余計な衝突を防ぐことができます。

習慣を変えて、発言スキルを高めよう!

意見を発言することは、強制ではありません。だからこそ、アナタ自身が発言することを避けようと思えば避けて生きていくことはできます。しかし20代はそれで良くても、30代・40代と年齢を重ねていく中で、ずっと意見することを避けていくのは、私個人としてはとても、もったいないことだと感じます。

人生は一生に一度しかありません。アナタという人間で生きるのもこの一生だけ。たくさんの経験をし、その経験を社会に活かしていくためにも、自分自身の考え・意見を大切に生きていきましょう。