楽しそうだけど大変そう!パラレルキャリアのメリット・デメリット



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複数の肩書きをもちながら自由に働く!

複数の肩書きをもちながら自由に働く新しい働き方を「パラレルキャリア」と呼びます。
パラレル(parallel)という言葉には”平行”や”並列”という意味が含まれていて、複数の仕事を同時進行で進める状態をパラレルキャリアといいます。

最近は企業の副業解禁ブームが相次ぎ、パラレルキャリアをはじめとする「複業」や「副業」に再び注目が集まっています。

今回は、パラレルキャリアのメリット・デメリットをご紹介します。

パラレルキャリアは、ボランティア活動などの社会貢献も含まれる

パラレルキャリアと副業の最大の違いは、無償で活動している時間も一本の柱として含まれることです。本業をしながら第二のキャリアを築くことを目的としており、無報酬であってもライフワークとなっている場合は、パラレルキャリアとみなします。

最近は二つ目のお仕事としてボランティア活動を選ぶ人も少なくありません。最初は無償で関わり始め、最終的には有償として働いているケースもあります。

ライフワークを一つだけではなく、いくつももつことは、自分の人生がさらに輝き出すきっかけとなるのです。

パラレルキャリアのメリット#1「全体のモチベーションが上がる」

パラレルキャリアを始める最大のメリットは、日々の生活に対し全体のモチベーションが上がるということ。一つだけではなく複数の仕事をかけもちするということは、ぼ~っとしている時間があっという間に減ります。

常に先々の予定まで考え、逆算しながら仕事をする必要があるため「会社と自宅の往復だけでマンネリだわ」と言っている場合でもなくなります。

アクティブに過ごせば過ごすほど、世界は広がり、関わる人も増えます。なにより多くの仕事をこなすことで、自分の自信に繋がるでしょう。

パラレルキャリアのメリット#2「安定収入を得ながら夢を追いかけられる」

子どもの頃から運動が好きだから、本当はインストラクターになりたかった。でもどうしても、安定的な職業に就きたくて今は事務職。

こういった場合も事務職を続けながら、ヨガのレッスンに通い、第二の仕事としてインストラクターになる、という方法も今なら実現可能です。

企業側が副業を解禁している場合、なおさら、実現しやすいでしょう。仕事をやめて0からインストラクターを目指すとなると覚悟が必要ですが、安定的な収入を得ながら、今までやりたかったことを目指せるというのは、パラレルキャリアならではのメリットです。

パラレルキャリアのデメリット「明確な目標を定めないと両立は難しい」

一つの仕事だけではなく複数の仕事をもつというのは、言葉では簡単ですが、実際に自分がその生活を長く続けようと思うと、かなり大変。

本来は二人がやる仕事を一人で担うことになり、時間管理の徹底や効率化、さらには、時間的にも拘束され、それでもパラレルキャリアを実現させたいという強い思いがなければ、始めることはできても、継続は難しいでしょう。

最近は「○○をやりたい」と大きく宣言しておきながら、数カ月後には、まったく違うことをしている飽き性の人もよく見かけます。パラレルキャリアを実現したいのであれば、本気で取り組むことが大前提なのです。

よく考えて、実行する

パラレルキャリアを検討しているなら、まずは机上でよく考え、ライフプランを設計します。本当に長時間、仕事に充てても構わないのかどうかを考えます。

あとは、パラレルキャリアを実現させて、自分がどうしたいのかまで、しっかり考えて。最終地点を決めれば、途中で多少揺らぐことはあっても、一つずつ目標をクリアできるでしょう。