ソクラテスから学ぶ、働くことに疲れたときの処世術

ソクラテスから学ぶ、働くことに疲れたときの処世術

働き続けているとモチベーションが下がり「自分は何をしているんだろう」なんて自分を見失いかけるときがあります。そんなときは、偉人の考えに触れるのがおすすめ。哲学の祖、ソクラテスは現代の働く人たちの心を豊かにする哲学を追及していました。働くことに疲れたときの処世術としてご紹介します。


古代ギリシアの哲学者ソクラテスをご存知でしょうか?
哲学の祖といわれるソクラテス。学校の授業などで名前は聞いたことがあるという方もいらっしゃるとは思いますが、彼は文章で記録を残していないため、本人に関する情報はほとんど明かされていません。本人の情報は明らかになっていないにも関わらず、ソクラテスの考えは、長い間語り継がれてきました。これは、現代の世の中にも通ずるものがあり、働く人たちの心を豊かにするものだからだと筆者は思っています。

仕事をしていて、「自分は何をやっているんだろう」と自分を見失いかけたときに知っておきたい、ソクラテスの哲学についてご紹介します。

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

知らないことを恥じない。「無知の知」

無知の知とは、「無知であることを知っていること」という意味で、つまりは「自分には知らないことがあることを自覚している」ということです。

大人になると知らないことが恥ずかしくなり、知ったかぶりをしてしまうこともあれば、逆に自分は色んな経験をしてきたから色んなことを知っていると自負する人もいます。しかし、一番賢いのは、自分は何も知らないことを認め、学び続ける姿勢なのです。

無知の知であることに気が付くには、謙虚な心が必要です。例えば「私は美容に関してのスペシャリストだ」と自信を持っているとします。もちろん、自信を持つことも大事なことですが、それに満足するのではなく、この知識は本当に合っているのか? 周りと相違はないのか? と見直し、さらなる知識を磨くのが一流なのです。

(@akarieam)

自分が優れた人材だと思い込めば、自分の成長はそこで止まる。ソクラテスは私たちに、そう伝えたかったのではないでしょうか。まだ、未熟者でいつも怒られてばかりだという人も、その分伸びしろがある。諦めず今の仕事をつき進んでみることで未来が切り開かれることでしょう。

残念ながらソクラテスの無知の知は、皮肉に捉えられ死刑という結果になってしまいましたが、現代の世界では私たちに勇気を与えてくれる思想です。

何の為に働いているのか?「生きる為に食べよ」

ソクラテスは思想を追及していく上で、数多くの名言を残しています。その中でも印象的なセリフをご紹介します。

生きるために食べよ。食べるために生きるな。

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

生きる目的は決して食べること、つまり日々の生活を維持して生きていくのではなく、自らがやりたいことをやって生きていくこと。食べることは生きるための手段であって、目的ではないという意味です。

この「食べる」は仕事に置き替えてみると
「生きるために仕事をせよ、仕事のために生きるな」といった文章になります。

……なんだかグサッときませんか?
現代の社会人は後者のような生き方をしている人が多くいます。しかし、仕事は人生を豊かにするものであって、仕事のために生きる必要はありません。自分のやりたいことを優先し、その中に仕事がある。一番良いのは「好きなことを仕事活かす」ことかも知れませんね。

まとめ

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

いかがでしたか?

思想・哲学というと、なんだか難しいように感じるかも知れません。確かに奥は深いですが、自分の心を豊かにする考え方です。悩んでいるとき、落ち込んでいるとき、生きづらさを感じたときに偉人の言葉に触れると、気づきを得ることができ、活力を取り戻すことができます。

1000年以上前の考えが、現代の社会人に通ずるものがあるなんて不思議ではありませんか? 今回は筆者の解釈でソクラテスの思想を読みほどいてみましたが、ぜひご自身でも解釈し直してみてください。きっと、面白い発見があるはずです。

この記事のライター

ごく普通の会社員。
自分自身が「気になる」と思ったことについて情報を発信中。

関連するキーワード


考え方 悩み コラム

関連する投稿


専業主婦になるのはいけないこと? 働く女性との対立問題

専業主婦になるのはいけないこと? 働く女性との対立問題

働く女性が増えた一方で、専業主婦を「悪」と決めつけてしまう風潮が問題になっています。専業主婦になるのはいけないことなのでしょうか?


すぐに結果が出ないと辞めてしまう。「飽き性」を回避するためのコツ|MY WORK ヒント#76

すぐに結果が出ないと辞めてしまう。「飽き性」を回避するためのコツ|MY WORK ヒント#76

ライター&コラムニストとして活動しているharakoです。この連載では、「女性の働き方」のヒントになるような内容をお送りしています。第76回目は、何か始めてもすぐに飽きてしまう性格の人への提案です。


メタ認知をあげるには? 自分を客観視して的確に行動する3つのTips|MY WORK ヒント#75

メタ認知をあげるには? 自分を客観視して的確に行動する3つのTips|MY WORK ヒント#75

ライター&コラムニストとして活動しているharakoです。この連載では、「女性の働き方」のヒントになるような内容をお送りしています。第75回目は、客観的に自分を見つめて軌道修正する方法を考えます。


恋愛をするから男は学ぶ。彼女に言われて改善するセックスエチケットって?|真っ赤な濡れオンナ#78

恋愛をするから男は学ぶ。彼女に言われて改善するセックスエチケットって?|真っ赤な濡れオンナ#78

官能エッセイスト、紫深(sisin)です。この連載では、女性が性に対してメンタルブロックを外し、ラブタイムを楽しめるようになるためのコラムをお送りします。第78回目は、彼女が注意することで育つ、男性のエチケットについてです。


いつかは必ず夜が明ける。無性に泣きたくなった夜の乗り越え方

いつかは必ず夜が明ける。無性に泣きたくなった夜の乗り越え方

昼間は友だちと楽しくおしゃべりしていたはずなのに……。急に自分だけが、ひとりぼっちのような気がしてきて、涙がポロリ。今回は、無性に泣きたくなった夜の乗り越え方をご紹介します。


最新の投稿


一つずつ持っておきたい! ヒールで印象を変える、パンプス選び

一つずつ持っておきたい! ヒールで印象を変える、パンプス選び

軽やかな足元で出かけたくなる季節が到来。オールシーズン使えるパンプスも、そろそろ新調しておきたいものです。今回は、パンプスで足元印象を変える、ヒールの種類をご紹介。一つずつ持っておきたくなる?! 働く女性の強い味方です。


直すではなく「戻す」が正解。メイクしたての肌を取り戻す化粧直しの新習慣

直すではなく「戻す」が正解。メイクしたての肌を取り戻す化粧直しの新習慣

夕方になると気になる化粧崩れ。仕事帰りに友達と会う予定やデートの約束をしてたら大変! 予定に間に合うようにと慌てて化粧直しをしても、ヨレていれば厚化粧になったりムラができたり。朝のメイクしたてのようなメイクに戻すためにはどうすればいいの? そんな日々忙しく働く女性の強い味方になってくれる、優秀コスメをご紹介。


専業主婦になるのはいけないこと? 働く女性との対立問題

専業主婦になるのはいけないこと? 働く女性との対立問題

働く女性が増えた一方で、専業主婦を「悪」と決めつけてしまう風潮が問題になっています。専業主婦になるのはいけないことなのでしょうか?


パリジェンヌ実践!保湿と洗浄力をアップさせるクレンジングレシピ

パリジェンヌ実践!保湿と洗浄力をアップさせるクレンジングレシピ

いつも使っているミルククレンジング。なんとなく洗浄力に物足りなさを感じることはありませんか? そんなあなたにパリジェンヌが実践しているといわれている、とっても簡単な保湿と洗浄力アップさせるレシピをご紹介します。


伝え方次第で結果が変わるかも!? 社会人男性にグッとくる告白聞いてみた

伝え方次第で結果が変わるかも!? 社会人男性にグッとくる告白聞いてみた

人生を左右する、好きな人への告白! 「どうやったら、一番相手に想いが届くのか?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか? 今回は、社会人男性に“グッとくる告白”について聞いてみました。


RANKING


>>総合人気ランキング