後輩指導を任された!率先して動けるようになる3つの教育方法|MY WORK ヒント#55



“おんぶに抱っこ”は、仕事が増えるだけ!?

アラサー世代に差し掛かると、今までは自分が仕事を覚える立場だったのが、少しずつ後輩指導も任されるようになった!という方も多いのではないでしょうか。知識や経験を伝承することも、大切な仕事ですよね。

しかし、自分が悩んだりつまずいたりしたことだと気持ちがわかる反面、「なんでもやってあげる母性」みたいなものが出てしまうことも。気づけば、過保護教育になり自分の仕事が増加……!と“おんぶに抱っこ”では本末転倒ですよね。

そこで、後輩が率先して動けるようになる指導方法を3つご紹介します。

1. 質問されたら即答しない

まずは、分からないことが多い後輩が、自分に何か質問してきたとします。「先輩だったら、これはどうしますか?」と。自分が過去に乗り越えたことであれば、答えを即答したくなることでしょう。

しかし、そこで答えを即答してはいけません。「◯◯さんだったら、どう思う?」と切り返してみてください。理由は、“聞いたら全て先輩が知っている”を繰り返すと、自分で考えてから行動することがどんどんできなくなるのが注意ポイントです。

後輩が、「私は〇〇が正解かな?と思うのですが…」と自分のアイディアを話してくれたら、「なるほど、その方法も良いかもね。もし、私だったら…」と続けて自分の意見を言う。即答せずに、まずは後輩の意見を引き出すことが大切だと思います。

2. 一緒に考えることを辞める

上記のポイントに続きまして、これもすごく重要です。後輩の悩みを一緒になって考えるのは、相手を思いやっているようで、実はかなりの逆効果。

“可愛い子には旅をさせよ”と言うことわざもありますが、まさにその通り!後輩の様子を見ていて、「たぶん、このまま行くと失敗するな」「全然間に合っていないけれど、大丈夫かな?」と心配することもあると思いますが、少し気にかけるくらいでOK。ぐいぐいリードして後輩のペースを乱してはいけません。

たとえ、後輩が失敗したらそれはそれで良いのです。人は、失敗したことからしか学ぶことができません。やったことないこと、経験したことがない気持ちは、「教科書で学んだ知識」のような感覚なので、自分の肥やしになるには失敗が多い方が自立すると思います。

3. 失敗は責めない、成功は褒める

そして、最終的に様々な「結果」が出ると思います。

もし、後輩が失敗したら責めずに「次頑張ろう!」と励ます。上手くいったら「さすがだね!」と褒めることがポイントです。

これを逆にしてしまうと、後輩はどんどん自分に自信がなくなっていく原因になりますよ。失敗した時に、根掘り葉掘り追求されたら、次に失敗することを恐れてしまいます。そして、上手くいったときに「それくらいできないとダメだよ」と褒めずに突き放してしまうと、頑張った成果を認めてもらえないと言う喪失感に。

特に、自分の仕事を近くで見ている先輩に認めてもらえるのは、嬉しいもの。先輩の一声は、承認欲求が満たされるので、ぜひ、指導でも押し引きを意識してみてくださいね!