♯「良い人紹介してあげようか?」と言われたら?
素敵な出会いがないと、努力のしようがない。恋を始めるにはまず好きになれる人に出会わないといけませんよね。何年もお一人さまという方の中には、仕事が忙しくて全く出会えないという人もいるでしょう。そこで期待するのが「友達の紹介」。でも、友達の紹介ってお互いに気を使いますよね……。そこで今回は友達に「良い人を紹介してあげようか?」と、提案されたときに意識しておくと良いことをご紹介いたします。
♯ まず、友達への好意に感謝をする
まず大前提として、友人から異性を紹介するという声かけがあった場合は、その好意に対して感謝の意を込めてお礼を伝えると良いでしょう。その好意がアナタにとってお節介に見受けられたとしても、出逢いを繋ぐというのはそんなに簡単なことではないからです。アナタに異性を紹介する人は、自分の大切な人を大切なアナタに紹介したいという好意があって、提案しています。
これに対して「〇〇な人は嫌。〇〇な人を紹介して。」とワガママな要望を出したり、「紹介されるとでも相手のこと断りにくくなるじゃん?」と紹介によるデメリットを提示したりするのは、もってのほかです。当然ですが、異性を紹介する前からアナタと友人の関係に亀裂が生まれるので思っていても言わずに、紹介しようと思ってくれたことに対してお礼を伝えましょう。
そうすると結果、紹介した相手とアナタが上手く行かなかったとしても、友人もまた素敵な人を紹介しようと前向きに捉えてくれます。
♯ 出逢いそのものにイケメンは期待しない
紹介してくれるというと、期待半分・不安半分な気持ちになりますが、期待の方が強くなりすぎてしまうと実際に会ったときのガッカリ度が半端ないものとなります。例えば友人が「アナタに紹介しようと思う人は、すごく良い男だから!」と言っていたとしてもその良い男は決して顔が良い男ではなく、性格が優しい良い男である可能性が高いです。
例えば、アナタに異性の友人がいてその友人が顔も性格も良い人だったとしたら、アナタは彼を友人に紹介したいと思うでしょうか?アナタ自身に彼氏がいるなら紹介するかもしれませんが、自分を差し置いてイケメンと友達がくっついてしまうことに多少面白くない気持ちはありませんか?もし私がその立場なら本音をいうと紹介したくありません。よほど自分のタイプとは外れている相手か、よほど二人がお似合いだと思える場合かのどちらかかも……。
なので友人が異性を紹介してくれる場合は、基本的に優しくて性格の良いフツメンと捉えて、期待値を高めすぎないほうが結果として上手くいきやすいのではないでしょうか。
♯ 友達を増やす感覚で相手と接する
もう1つ、異性を紹介される心構えとして、異性を意識しすぎないことが大切です。婚活でもそうなのですが、婚活という場所で出会うとどうしても恋愛を意識してしまって、相手の良い部分を正しく見極められないことがありませんか?逆に婚活とは関係ない友達同士の集まりで出会ったら相手の良い部分が理解できたというケースも少なくありません。
そう、恋愛となると相手の人間性よりも先に、自分自身の“トキメキ”や“将来”を意識しすぎてしまって、「ときめかないから好きになれない」や「将来性を感じないから結婚相手には無理」と判断してしまいます。紹介される場合は一旦、恋愛としての出会いを取っ払って、友達を紹介してもらうというスタンスで相手と接すると良いでしょう。
友達なら、打算的に相手を判断する必要がありませんので、相手の良い部分・悪い部分をしっかりと見極めた上でちょうど良い距離感で友人関係から始めることが出来そうです。
♯ 最終的なお断りは礼儀を持って
友達として付き合いを始めた結果、お互いに恋心が芽生えたというケースが一番理想的ですよね。ケースは少ないながらもそうした成功例は世の中に数多く存在します。とはいえ、こればかりは相性の問題もあるので、一概に上記のポイントを意識していたからといって、紹介された相手と必ず上手くいくとは限りません。
どんなにデートの回数を増やしていても、どうしても付き合う気持ちになれないという場合は、最終的にお断りをすることになると思います。まずその場合は、相手に連絡する前に紹介してくれた友人に、一言丁寧に報告したほうが良いでしょう。紹介した方も二人の行く末がどうなっているのかは気になっています。友人に報告する前に、勝手に相手を振ってしまったら、多少行き違いがあったと分かっていても友人からすれば「一言連絡が欲しかった」と思うかもしれません。
そのさいは、紹介してくれたことに対する感謝の気持ちと、お付き合いに至らないと感じた部分(相手の悪口はNGですよ!)を踏まえて、報告しましょう。そして相手に対してもまた、同じように感謝の気持ちでお断りを入れる姿勢を忘れないでくださいね。
♯丁寧な人間関係の構築がのちの良い関係へ
恋愛に紹介が絡むと、いろいろな方面への気遣いが必要になります。それが自分の友人だった場合、どうしても遠慮が出てくるので気を使うことは免れないでしょう。ですが結果がどうであれ、相手に対する真摯な気持ちが伝われば、紹介した友人はもちろん、断られた相手も決して悪い気分にはなりません。
紹介があったさいは、是非この相手を思う気持ちをいつも以上に大切に丁寧な接し方を意識してみましょう。