【連載】ココシャネルに学ぶ「時代をつくる女の生き方」♯8



[記事内に広告が含まれています]

♯エレガンスとは……

“ Elegance is when the inside is as beautiful as the outside ”
エレガンスとは、内面が外見と同様に美しくなって滲み出るもの。

シャネルは数ある名言の中でも、とくに女性に向けて「エレガンスであること」について自身の考えを投げかけています。美しいというのは外見が美しいだけでは成り立たない。外見と同等、それ以上に内面から磨かれて初めて本当の意味で人を魅了するエレガンスさが手に入る。

ファッションデザイナーとして女性のルックスを美しく磨けあげ続けたシャネルだからこそ、美しい装いをまとっただけでは完成されたエレガンスさにはならないことを良く知っているのかもしれません。むしろ美しい装いをするほどに、内面の美しさが問われる。品の良さ、言葉遣い、仕草、教養という目には見えない内面の輝きを高めていきましょう。

♯あなたの活動に批判をされたら?

“ I don’t care what you think about me, I don’t think about you at all ”
何を思われようが構わない、あなたのことなんて少しも興味がないわ。

ファッション界において革新的なスタイルを打ち出してきたシャネル。他の追随を許さないオリジナルを創るからこそ、その分、多くの批判的な目にもさらされてきたのでしょう。しかしシャネルは批判・侮蔑の目に立ち向かう強さがありました。もし、あなたご自身もタイミング悪く自分のウワサ話や、陰口を聞いたならばぜひ、この名言を思い出して。

何か達成したい目標があるなら、批判も否定も全て気にせずただ思う先へ、目指す場所へ進み切りましょう。絶対的な自分への信頼を胸に進み続ければ、道は必ずともひらけてくるはず。

♯美しくなるにはどうすれば良い?

“ Beauty begins the moment you decide to be yourself ”
自分らしく生きようと決意した瞬間に、あなたは美しくなる

美容・ファッション業界にいる人の多くは美しいものが好きな人が多い。シャネルもおそらくは美しいものが好きな一人でしょう。しかし、シャネルの素晴らしいところは容姿の美しさだけで、人の美しさを判断しないところです。

シャネルは外見的な美しさをつくることを生業としながらも、人間の本当の美しさはその人の「生きる姿勢」であると語っている。この名言こそが、彼女がそういった思想であったことを物語っているのではないでしょうか。だからこそ私たちは彼女の在り方に支持し続けるのかもしれませんね。

♯つまらない人生だと感じた時

“My life didn’t please me, so I created my life”
私の人生は楽しいものではなかった。だから、楽しいものにさせたのよ。

これまでご紹介してきたようにシャネルは、自らの出生によることで我慢を強いられ差別的な扱いを受けてきたものでした。言葉通り、彼女の人生は決して楽しいと言えるものではなかったけれど、シャネルは自分の足で人生を切り開くことで新しい人生を自らの力で創造していったのです。

楽しくなかったからこそ、貪欲に、挑戦し、自由であることを願い、そのために生きる力を手に入れてきました。彼女の経験を通して語られる言葉には重みがあるだけでなく、人生を強く前向きにさせる力があります。

♯強い言葉は、未来を豊かにさせる

言葉は時に魔法のように、素晴らしい未来を引き寄せる力があると私は信じています。なかでも実際に大成した人々の言葉は彼らの人生を通して、真実だと思ったことを伝えているだけに強い影響力を与えることになります。人生を生きる上で、何かに迷った時、自分を信じられなくなった時、打ちひしがれそうな時は、ぜひ今回ご紹介したシャネルの言葉を思い出してみてください。

そっとあなたの背中を押してくれるはず。