頭の良さとは別物。 今こそ伸ばしたい『地頭力』の鍛え方

頭の良さとは別物。 今こそ伸ばしたい『地頭力』の鍛え方

学生の頃は、勉強すれば良いというか、それが正しいと思っていた。でも、実際に社会に出てみて思うのは学生で学んだ勉学が、そのまま社会で活きることのほうが稀だということ。そう、私たちが本当に必要としていたのは勉強そのものではなく、『地頭力』だったのです。今回は、大人から始めても間に合う!地頭力の鍛え方についてご紹介します。


♯地頭力って?

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地頭力とは人によってその解釈や定義が違っていて、非常に曖昧なもの。なので地頭力とはなんぞや?と調べてみても分かったような、分からないような……なんともイメージがつかみにくい事柄です。数々の書籍から得た情報を個人的にまとめて解釈すると、地頭力とは『自らの力で考え、物事を決めていける力』を示すことで、地頭力のある人は一言で表すと『問題解決能力の高い人』と言えます。勉強ができる人とのおおまかな違いに対して私はこのように考えています。

勉強ができる人は、敷かれたレールを上手に渡り抜くことができる。
地頭力がいい人は、レールがなくても、自分なりレールを作って渡り抜くことができる。

勉強は教科書を見ればそこに答えがあります。その答えを正しく導き出したり、たくさんの知識量を持っている人ほど勉学に長けた人と言えますが、反対に地頭力がある人は、事例や答えのない出来事に対して自分で問題を解決していく力に長けている人という違いがあります。

社会に出て、『勉強が使えない』と実感するのは、社会には教科書に載っていない問題ばかりで溢れているから。その問題をうまく解決していくには地頭力を鍛える必要があるのだと日々実感しています。

♯地頭力はこうして鍛える

『なぜ?』を問いかける

『なぜ、この本は売れているの?』
『どうして、無理をして仕事をしなくてはいけないの?』
『なぜ、このコーヒーは美味しいの?』

アナタの日常に起こるあらゆる出来事に、ほんの少しの疑問を投げかけてみましょう。と、いうのも問題解決能力を高めるには、まず大前提に問題提起をするところから始まります。自分にとって重要なトラブルが降って湧いたときだけ『なぜ?』を考えるのではなく、日常にある当たり前の出来事に改めて疑問を持って、その答えを導き出してみる。

問題提起をして、仮説でも良いので自分なりの答えを導く。これを繰り返していくようになると、自然と問題解決力が高まっていきます。

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物事の根本を考える

『なんのために、存在しているの?』
『なんのために、これをやっているの?』

『なぜ?』に加えて、『なんのために』といったことも考えてみましょう。全てのモノ・コトにはそれが存在するだけの理由があります。『なんのために』それはあるのか、『なんのため』にそれをやっているのかの存在理由や行動原理を把握することで、あらゆることに対しての本質を見る力が養われていくのです。

これが出来るようになると、仕事でイレギュラーなトラブルに巻き込まれてもすぐに『まず何をどう解決すれば良いのか』という根本的な問題に着目し、正しい解決策を見出せるようになるのでぜひ、意識してみてくださいね。

感じとる力を高める

感じとる力とは、目の前の相手が何を望んでいるか、話している相手がどんな感情でいるのか。そうした自分以外の誰かの思い・感情を言われずとも察知する力です。簡単にいえば、『思いやり』や『気遣い』ですね。言葉にして言ってもらえれば誰でも相手の感情を理解することはできますが、多くの人が本当に求めているのは言葉にせずとも“阿吽の呼吸で察知してくれる人”ではないでしょうか。

この『感じとる力』を高めるために行うと良い習慣が、普段から目の前の人の行動を観察すること。例えば窓から外の景色が見えるカフェで、歩く人々の行動を観察してみてください。そうすると、時計をチラチラ見ている人、周辺をウロウロ歩いている人など、さまざまな動きをしている人を見かけるはず。その行動から「あの人は誰かと待ち合わせをしているのかな?」、「あの人は道に迷っているな」と、なんとなく想像がつくのではないでしょうか。

このように言葉以外の表情、行動、態度で相手の本心を察知する習慣をつけると自然と感じとる力が高まっていきます。

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♯地頭力が良いと、物事がスムーズに運ぶ

・問題解決力がある
・感じとる力がある
・物事を俯瞰して考えられる

これらに共通していえるのは、全てにおいて物事をスムーズに展開させる能力です。前例のないトラブルを瞬時に解決する、仕事を円滑に進めるために今何をすべきか俯瞰して考えられる、1伝えたことを10で理解してくれる。仕事以外にも恋愛や友人関係など、あらゆる人間関係にも発揮できる素晴らしいスキルですので、ぜひ皆さんも習慣づけで地頭力を鍛えてみましょう。

この記事のライター

Stylist&Writer/Illustrator/anan 総研メンバー
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