「私がやらないと…」と言う思い込みを捨てると楽になる|MY WORK ヒント#82

「私がやらないと…」と言う思い込みを捨てると楽になる|MY WORK ヒント#82

ライター&コラムニストとして活動しているharakoです。この連載では、「女性の働き方」のヒントになるような内容をお送りしています。第82回目は、責任感の強い女性が感じやすいプレッシャーが軽減する考え方についてです。


方向転換したいけれど、責任を感じて動けない

先日、あるフリーランス仲間から相談を受けたエピソード。

「昔ながらの付き合いで、本来の業務以外のこともどんどん任されるようになってしまって…。『私がやりますよ!』と、始めのうちはお世話になっている方だったので進んでフォローするようにしていたんです。しかし、気づけばその業務に関することは全て私の担当。連絡も取次も全部『〇〇さんに聞いて〜』といろんな人から連絡が来るようになってしまいました。

もちろん、私自身も昔ながらの付き合いがあるので無下にはできないし…。フリーランスだと人脈は大切だし、できることはなるべくやりたいけれど、そこまで手を回すこともできず。とはいえ、『ここの居場所を私が離れたら誰が代わりになるのか?』と誰にも相談できずに悩んでいたのです」

——この悩み。フリーランスではなくても、感じた経験がある方も多いのではないでしょうか?

「自分じゃなかったら代わりがいない」「ここのポジションに穴が空いたら、仕事が回らないんじゃないか?」という誰にも言われていないけれど自分で感じてしまうあのプレッシャーです。実は、私自身も感じたことがあるのですが、今思うと基本的にそのプレッシャーは自分だけが感じているものであって代わりはいくらでもいる。そう感じます。

本当に、自分にしかできないことですか?

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過去に私が体験したことがあるプレッシャーを、ひとつ例にあげてみましょう。

大学を卒業して音楽活動をしていた私は、習っていた先生のレッスンを毎月受けていました。遠方の先生だったため、毎月5〜6人の受講者を集めてレッスン場所を予約、レッスン代の集金と支払い、当日の先生の送迎や昼食を準備する。いわゆるグループレッスンの「幹事」を3年近くやっていたことがありました。

前提として、この「幹事」は仕事としてやっていたわけではありません。お世話になっているから、学生時代からの先生だから、大学を卒業後は私が一番時間があると思ったから。そんな理由でやっていました。当時は、私も友人の相談と同じような考え方をしていました。「私がいなかったら、きっとレッスンが回らない」「代わりがいないから、私がやらないと」と。

しかし、実際に私が「幹事」をやらなくなってからは、自然とレッスンを受けたい人が先生の元へ自ら通う。そんなスタイルに切り替わっていったのです。毎月、自分の仕事以外にやっていた多くの作業は良い勉強や経験になりましたが、結果的に「幹事」がいてもいなくてもレッスンを受けたいという意志がある人は自分で行動していました。そう、あまり「私」は関係なかったのです(笑)。

ほとんどの「私」はさほど重要ではない

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もう一度繰り返しにはなりますが、上記の例は「仕事」ではありません。

しかし、同じようなことが「仕事」でも起きると私は思っています。仕事の延長線上で、どんどん作業量が増えてしまって一人で抱え込んでいる方。プレッシャーや自分への負担が大きくなって誰にも相談できずに悩んでいる方。非常に多いのではないでしょうか?

もし、この記事を読んで「私も同じように…」と感じているならば、本当に「私」しかできないことなのか考えてみてほしいと思います。

本当に、本当に、自分しかできないことですか?
代わりの人はいませんか?もし、自分がやらなくなったらどうなりますか?
……おそらく、代わりの人がやるか違う体制が自然にできると思います。ご安心ください(笑)。

もちろん、自分しかできないこともあります。あなたの「名前」が必要な作業を優先してください。

この記事のライター

美容取得ののち、美容ライターとして執筆業をスタート。現在では、女性向けコラムを多ジャンルで連載中!

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