自立できたからこそ、これからどうすればいいのか分からない
25歳の結婚ラッシュ時には「まだまだ仕事をがんばりたい」と思えていた。だから今の私がいて、それなりに自立した暮らしもできている。
ところが30歳がみえはじめる(過ぎていくと)、再び、結婚をするのかどうか、出産にチャレンジするのかどうかを考えなければいけない時期に差し掛かってきます。
仕事で重要なポジションに就いていると、余計にプライベートをどうすればいいのか分からない。でも今すぐ運命の人と出会えるわけじゃない。
仕事とプライベートのベストバランスを導きだせたら、少しは楽になれるはず。
叶う前提で、理想の未来を考えてみる
理想の未来を考えないまま、ただなんとなく生きていくのは納得がいかない。けれど絶対に叶えてみせると思えるだけの精神力が残っていないというのが、30代前後ならではの感覚ではないでしょうか。
体力も気力も、確実に30代に向かって下がっていきます。とはいえ、自分がどうなりたいか、輪郭だけでも決めない限り、いつまでもモヤモヤしたままですよね。
たとえば「出産するかどうかは分からないけれど結婚はしたい」なら、自分とよく相談して締め切りを考えるのです。
30歳から35歳までは仕事をがんばって、その後に休養も兼ねてプライベートの時間をとりたい、と思うなら、そのプラン通りに進んでいくように対策を考えます。35歳になるまでは自然な流れで出会えるように祈りつつ、どうしても出会えないなら、周りに紹介してもらう方法もあります。
「どうせ、叶わない」ではなく「叶う前提」で、まずは理想の未来を考えてみましょう。
優先順位をハッキリさせる
30歳まで独身でい続けると、自分の生活ペースがはっきりします。友達と一緒に過ごすときも「〇時から〇時まで」と時間を区切って、ダラダラ過ごさないように決めている人も多いはずです。
きっと、自分というものがハッキリしてきたからこそでしょう。ただ、ひとりでいる時間が長いというのもあって「そろそろ出会ってもいいんじゃないか」「もういい加減、結婚したっていいじゃん!」と感じはじめるのも、30歳前後あたりです。
いろいろと疲れてきたから、結婚や出産へとシフトしていく。それもひとつの人生ですが、今までがんばってきたからこそ、これからも流れるままというより、基本的な優先順位を決めておくべきでしょう。
仕事が最優先なのか。プライベートを優先とするのか。人によって答えは違います。もちろん、優先順位を急遽、変更せざるを得ない出来事も人生には起きます。
ただ今のところ緊急的に解決すべき問題がとくにないようなら「私はこういう順番で優先していきます」という方針を決めておいても損はしないはずです。
どちらかではなく「どちらも」の選択肢も検討してみる
昔とは違い、今は結婚かプライベートかの2択ではありません。多くの女性が奥さん業やママ業と仕事を両立させています。ただし女性だけに負担がかかっているのは事実で、筆者の周りでも「なんで私だけ、こんなにがんばらなきゃいけないの」と、もがいている人たちもたくさんいます。
ただ、奥さんになろうとママになろうと私は仕事をがんばりたい、という強い意思があれば、周りも協力してくれるはずです。お互いに経済力が安定していれば、有料サービスを利用することで解決できる問題もあります。
夫婦二人だけでどうにかするのではなく、様々な支援を考えつつ、ハードワークな日々と奥さん業、場合によっては、ママ業まで両立できるように、目指してみるのもあり。
1回きりの人生です。少しよくばったって、誰も怒りません。自分にとって理想の未来に向かって突き進んでいく姿は、必ず他の誰かにとっても励みになっているのです。
ゆっくり、ゆっくり、一歩ずつ。
30代がみえはじめると、再び不安に襲われはじめます。私はこれでいいのか。このまま一人だったら、どうしようか。ぐるぐると考えているうちに呼吸が浅くなり、頭が重たくなっていませんか?
人生の中でも重要な時期(これからどう生きたいのかを選択する時期)だからこそ、今は焦らずに、一歩ずつ前に進んでいきましょう♡