一人前ってどういうこと?大人の「自立」を意識した時に知っておきたいこと



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親元を離れて生活ができるようになったら「一人前」?

皆さんは自分が「自立している」という実感はありますか?

親元を離れて一人暮らしができているから自立している、それともしっかりと仕事をこなせるようになったから「自立している」? 早く一人前になってね、と言われることはなくなったものの、一人前の定義は難しいもので、何を定義に「自立した」と言っていいのかが曖昧です。

けれど、近年ではディズニー映画に出てくるプリンセスたちも、自らの意思のもとアクションを起こし、物語を展開させていく姿が目立ちます。いつか現れるであろう王子さまをただ待っているのではなく、自ら行動を起こして自己実現を叶えるために奮闘する。女性にとっての理想像が、時代と共に変化してきた証が、ディズニープリンセスを追えばわかるのです。

そこで、今回は大人になったからこそ考えたい「自立」について深く考えてみようと思います。

「自立」に必要な要素を考える

経済的な自立

ひとつめは経済的な自立です。たいていの人は、学校を卒業して就職をすれば、経済的には保護者からは独立し、自分の収入の中でやりくりを行うようになります。

「お金持ちと結婚したい」という目標を持ってただ待っているだけでは、王子さまを見つけられる確証はありません。自分の生活は自分で支えられるよう、事前に備えておきたいもの。
女性の場合は特に、結婚や出産などのライフイベントでの変化も大きく、そのステージに合わせた生活が求められるので、いまパートナーがいる・いないに関わらず、堅実な金銭感覚は持っておくべきではないでしょうか。

身体的な自立

ふたつめは、身体的な自立です。一人で食べて、寝て、歩く。こういった生活ができることです。他人の行動や手助けがなくても、自分の意思のもと行動ができること。身体的な成長と、健康のどちらもが備えられていることです。

技能的な自立

そして、最後が技能面(スキル)です。

就職が決まると、最初は右も左もわからなかったことが先輩や上司の力を借りて進められるようになります。仕事の流れや事業の仕組みを理解し、社会で過ごせるスキルを身につけて、一人でも立派に仕事がこなせるようになります。もちろん、仕事はひとつではありませんが、ひとつめに紹介した「経済的な自立」のためにも、自分を磨くことやスキルアップは重要です。

自己実現の力を身に着ける

自分を確立することができると、自分のやりたいことや目標、意思を決定する舵がきれるようになります。それが自立に必要な最後の要素、“自己実現の力”です。

自分の理想を叶えるために活動するエネルギーを持つこと。ディズニープリンセスたちが、いまもっとも私たちに訴えかけてくるメッセージがこれです。自立に必要な要素が揃うことによって、自分の意思決定に幅が生まれます。それを実行するために「自分を律する」までを自立を捉えてみてはいかがでしょうか。
自分の意思決定をもち、自己実現を叶えられる人。
これこそがいまの時代を生きる、女性の理想像なのかもしれません。