会おうよ詐欺は、できればしたくない!
久しぶりに学生時代の友達から連絡がきた。「会おうよ!」と言われて、ついいつもの調子で「近々会いたいね♡」と送ってしまう。
筆者もつい口にしてしまい、なかなか有言実行できなくなると、自分のことながら落ち込んでしまいます。全員のお誘いに応じられなくても「近々会いたいね」だけで、やりとりを終わらせる回数は、きっと誰もが少しずつ減らしたいはずです。
今回は「近々会いたいね」を有言実行できる人へと近づく方法をご紹介します。
友人・知人を平日会える人と土日しか会えない人に分けておく
学生時代は、みんなが同じ暮らしのリズムで過ごしていました。人によってアルバイトをしていたり、サークル活動に励んでいたりと、多少の差はあっても、さすがに夜には眠り、次の日は再び始動するのが通常の流れでしょう。しかし、社会人として働きだすと、全員が同じリズムとは限りません。
医療・介護関係にお勤めされている方は夜勤が発生しますし、土日がお休みとは限りません。一方、公務員のように土日が基本的にお休みで、平日に休むのは有給休暇をとるときくらいという人もいます。
それぞれ休むタイミングが違う中で「近々会いたいね」を叶えていくのは、実はとても難しいこと。会いたいねと言った以上、実際に予定を立てるためには、事前に友人・知人を分けておく必要があります。平日休みの人とそうではない人に分けるのです。
あとは自分が平日休みのほうが多いなら、土日休みの人とはどうにかすり合わせながら、数時間だけでも会ってみることで、少しずつ有言実行率が高くなるでしょう。
1日がかりではなく2~3時間のお茶だけでも有言実行になる
ひとりひとりと1日がかりで会おうとすると、有言実行どころか、なかなか誘われても応じられなくなってしまいます。限られた時間の中で、ひとりでも多くの人と交流を深めるためには、2~3時間、お茶をするという流れを基本にすると、予定を立てやすくなります。
たとえば午前中は学生時代の先輩に会い、お昼はひとりで休憩も兼ねて、どこかのカフェでとる。それから午後から夕方にかけて、もうひとりと会い、翌日の仕事に備えて帰る、という流れだけでも最終的には二人と会えることになるのです。
学生時代とは違い、1日がかりで遊べる日はなかなか取りづらくなるでしょう。お互いに優先すべきもの、守るべきものが多くなると、まとまった時間を一緒に過ごすのは厳しくなってしまいます。
だからこそ、お互いに負担のない範囲で会うためにも、最初から2~3時間、お茶をするだけと決めておくと、有言実行率が高くなるのです。
「会おうよ」と言った以上は、具体的な日程をすぐに出す
「会おうよ」と言われたときに、今すぐ会えるタイミングではないなら、相手のためにもはっきりと現状を伝えましょう。ただ「今は忙しくて」と伝えるだけではなく「〇月になったら仕事が落ち着くから、そのときに声をかけるね」と具体的に伝えると、友人は安心できます。
「近々会いたいね」と言ったなら、すぐに具体的な日時を提示しましょう。筆者も反省すべき点ですが、どうしても忙しくなると、日程を提示すると言っておきながら、それさえも忘れてしまうものです。有言実行な人を目指すのであれば安易に「近々会おうね」とは言わないように、気をつけましょう。
会おうよ詐欺は、令和元年をもって卒業しよう!
会おうよ会おうよと言っておきながら、会わない。それって、よく考えてみるととても悲しいこと。
会えない(心の中では会いたくない)と思っているなら、素早くお断りをすることが大切です。これからも周りの人たちに支えてもらえるように、令和元年のうちに、会おうよ詐欺は卒業しておきましょう!