美しい所作が武器になる! お寿司や焼き魚などの和食を食べる時のマナー



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箸づかいが下手で緊張しちゃう……! 和食を食べるときには品の良さが必要

職場の人や、気になる人とのデートなどで、和食店を利用することが増える大人女子。
けれど、お寿司や焼き魚など、食べにくいものが出てきたときに緊張してしまうことはありませんか? 箸づかいや所作は食事の時ほど見えやすいもの。今回は、美しく食事をするための、マナーやコツについて紹介していきたいと思います。

お寿司をいただくとき

一品料理などのおつまみは、一つずつ器に盛られた状態で出てきます。その場合はもちろんお箸を使っていただくのがマナー。カウンターに座って、握り寿司をいただく際は手でいただくのが基本のマナーです。

右手の人差し指で、ネタの中央を軽く押さえるようにして、親指をネタ側に添えるように、人差し指と中指をご飯の方にしてつまみます。握り寿司の場合は、お寿司を横に寝かせるように傾けてしょうゆはネタの先に少量をつけて。軍艦の場合は、ガリにしょうゆをつけた後に、ポンポンとネタにつけていきます。一口かじってお皿に戻すのはマナー違反。お寿司は一口でいただくためのサイズで握られているため、パクリと一口でいただきましょう。

お寿司屋さんにいく際は、香水やタバコなどの臭いにも気を配って。

焼き魚の綺麗な食べ方

焼き魚の身を上手にほぐせることができたら、キチンとした印象になります。焼き魚を頼んだ際は、焼きたてに身を剥がすのがオススメ。時間が経つと身が硬くなって、上手に身が取れなくなってしまうからです。

魚の頭を軽く押さえて、左肩の身から尻尾に向かって箸を入れると身がほぐれ安く、綺麗に食べることができます。上身を食べ終えたら、頭と骨、尾を外して、お皿のおくに置きましょう。骨を外さずに、裏返しにして食べるのはマナー違反に当たります。必ず骨や頭、尾を外してから下身を食べるようにしましょう。

天ぷらの食べ方

揚げたてがいちばん美味しくいただける天ぷら。実は、盛り付けられている順番にも工夫があるのはご存知でしょうか?

天ぷらの盛り付けの基本は、手前が薄味、奥に行けばいくほど濃厚なものになっていきます。なので、自分の好きなものから食べるんのではなく、盛り付けを崩さずに、手前のものから順に食べていくのが、もっとも美味しく食べられる方法なのです。天つゆの中に大根おろしを入れて、軽くかき混ぜてから、いただきましょう。

天つゆに天ぷらをひたひたに浸すと、せっかくの揚げたての風味が失われてしまいます。天つゆも、軽くつける程度に押さえて。箸で切れるものは、一口サイズに切ってから口に運びましょう。海老や魚介などの、箸で切りづらい食材に関しては、口で噛み切るのも問題ありません。

日本食を美しくいただく

いかがでしたか?
実はあまり知られていない和食のマナー、ぜひ実践してみてください。和食は私たち日本人にとってとても身近な物でもありますが、だからこそ美しくいただく必要があります。緊張すると、箸が震えたり、箸づかいが汚くなってしまうことがありますが、落ち着いて食べることで美しい所作を作ります。ぜひ今日から実践してみてくださいね。