毎日、私らしく輝いていたい
自分らしく輝いていたい。そう思っていても、何が自分らしいのか、そもそも今、選んでいる選択肢で合っているのかどうかも不安に感じるもの。
最近は「引き寄せブーム」でもありますが、決して魔法ではなく、日々の行いを律すること=引き寄せ、でもあるのです。今回は、豊かな人生へと導いてくれる引き寄せ術をご紹介します。
点と線を大切にしながら生きていく
学生時代は、まるで回遊魚のように努力していないと自分らしくいられない、とつい思い込んでしまうものではないでしょうか。「停止」が、やたらと怖いんですよね。
ところが大人になって、経験を積むようになると、人生には動く時期と動かない時期の両方が存在し、どちらの時期も自分にとっては必要なことだと気づきはじめます。
引き寄せの最大のポイントは、風を読む力を身につけることです。毎日、単調なリズムのように思えても、日によって、自分の中を走る氣の流れは確実に変わります。ある日を境に、リズムが切り替わり「今がチャンス!」というシーズンが突然、来るときもあるんです。
物事が動かない時期だからといって、何もする必要がないということではありません。いずれ一本の線になったときに、その線が長くなるように点を打つ時期なのです。「点を打つ」を言い換えると「種をまく」。種をまくからこそ、綺麗な花が咲きはじめます。
サインやアイデアを大切に
引き寄せ体質になりはじめると、どこにいても何をしようとも、どこからかサインやアイデアが降りてきます。それは決して仕事に関する内容だけではなく、今の自分にとって必要なものはこれかもしれない、身体が求めている食材はこれかもしれないと、街を歩いていても、自然と目に入るようになるのです。
アイデアもサインと同じく、突然、降りてくるケースも珍しくありません。ここからさらに引き寄せ力を強化するためには、サインやアイデアをすべて書き留めておくことです。「あ、サインだ~!」ではなく、その瞬間にスマートフォンでも手帳でも、どこでもいいですから書き出すことで、自分の深いところに染み込みはじめるでしょう。
みえない力を借りるというよりも、サインやアイデアを書くという行為を通して、なりたい未来を叶えるための準備をしているようなもの。もしかしたら、夢や目標を達成するうえで必要な覚悟を見せることと、小さな変化を書きとめることは一緒なのかもしれません。
つらいときは加点方式
チャンスを引き寄せるためには、自分軸から離れすぎないことも大切です。他人から流される情報に対しても一喜一憂せず「これが、私の生きかた」と強く思い続けていくうちに夢や目標が叶いはじめます。
とはいえ人間ですから、情報のシャワーを浴び続けているうちに「もう嫌!」と心が折れてしまうときは何度も訪れます。つらいときこそ、減点方式はやめて加点方式へと変えましょう。
できていないこと・達成していないことに意識を向けるのではなく、今ある幸せに注目し、感謝するのです。筆者の友人は、毎日ノートに「ありがとう」と書き続けているうちに、心が強くなったと話していました。もちろん、そう話す彼女の笑顔は、誰よりも美しかったです♩
引き寄せとは魔法ではなく、誠実に生きること
引き寄せ術は決して魔法ではありません。ヒト・モノ・空気など、ありとあらゆるものへの感謝を忘れず、毎日、朝から晩まで自分のやるべきことに対して真摯に向き合うことが「引き寄せ」という言葉に集約されているのではないでしょうか。
毎日ダラダラと過ごしているのに、引き寄せの方法だけ実践していても、効果はでないはず。なりたい私へと近づくためにも、毎日の過ごしかたや自分自身の生きかたを見つめ直し「私らしさ」をひとつずつ完成させましょう♡