社員を大事にすると会社も盛り上がる。黒田麻理耶さんの会社づくりに欠かせない5つのルール

社員を大事にすると会社も盛り上がる。黒田麻理耶さんの会社づくりに欠かせない5つのルール

等身大の女性が発信するトレンド情報を軸として、商品やサービスを世に広める為のプロモーションを行う、株式会社マーキー代表取締役の黒田麻理耶さん。彼女が会社づくりで大切にしている5つのルールとは?


モデルやインフルエンサーを起用した企業プロモーションを行う、株式会社marquee(マーキー)の代表取締役 黒田麻理耶さん。一度は化粧品会社に務めたものの2年で退社、そのあと美容専門学校に入って在学中にアパレルブランドの立ち上げとキャスティング会社の経営をはじめました。
専門学生の時に取得した国家資格や、美容のプロフェッショナルたちとの繋がり、学生時代に読者モデルをしていた経験を活かして始めたキャスティング会社は順調に、今年8期目を迎えます。7人の社員と、700名を超える登録モデルを束ねる彼女に、会社作りで大切にしている5つのルールについて聞いてみました。

月に1回は社員全員で食事会を開催

食事会での記念写真

最初はひとりで始めた会社でしたが、社員を雇うと決意したタイミングで大きな心境の変化を迎えたという黒田麻理耶さん。「もし自分の給料がゼロになっても、社員には絶対にお金を払えるようにしなくちゃいけない」。人の生活を支える立場になって初めて、自分が経営者であることを強く実感したのだそう。それからずっと、月に一度は食事会として、社員とプライベートを交えて楽しむ時間を作っているのだとか。


「1人目の社員としてジョインしてくれたのは、私が新卒で入って、2年で辞めてしまった化粧品会社の元同期です。安定している企業を辞めて、私の元にきてくれたっていう喜びと信頼が嬉しくて、感謝の気持ちを表すために、お礼とかいつも頑張っている自分たちへのご褒美のつもりで、美味しいものを食べながらラフに語り合う場を作ろうって思ったんです。月の売り上げがよかったらお寿司に行く、とかそれくらいの気持ち。それが今では恒例になって、いつの間にか人も増えて、という感覚ですね」

年に1〜2回の社員旅行、定期的に遠足を実施

今年は出雲大社へ行ってきました!

「同じように、ご褒美と願掛けをかねて、年に1〜2回は社員旅行や遠足を開催します。これも、初めて社員ができた時に、願掛けをかねて伊勢神宮に行ったのがきっかけ。少しずつ人が増えて、会社として安定した稼働ができるようになってきた時に、正式に社員旅行を会社のイベントにするって決めました。今も、当初から変わらず一番の目的は願掛けです。今年は出雲大社に行ってきました」


定期的な食事会に、社員旅行。一緒に働くメンバーとのコミュニケーションに力を入れている黒田さん。会社を大きくするより、身近な人を幸せにしたい。社員のことを、家族ごとに捉えて仕事を続けてきたのだそう。女性視点にこだわってきたからこそ、ここまでのキャリアも続けてこられたと言います。


「私が目指している会社っていうのは、100人、1000人と人を抱えるような規模の会社ではないんですよ。自分がひとりひとりを見られる範囲で、プライベートも充実させてあげながらしっかりと仕事に取り組める環境を作っていきたい。会社を大きくすることよりは、社員の働きやすさとか、仕事とプライベートのバランスを重視して欲しいんです。お金があっても時間がなければ意味がないように、社員が自分の人生をより充実させるためのバランスを重視したい。
これは女性ならではの視点で仕事のプランニングも行ってきたからこそだと思います。マーキーは社員がみんな女性。だからこそ時代の変化を捉えることが得意だったり、働きやすさだったり求めていることがハッキリしているんです。

マーキーの社員は本当に仲が良いねって言ってもらえることが多いんですが、実は、この仲の良さが見せ場になることもあります。社員が生き生きと楽しんでいる会社だから、登録してくれるモデルのみんなも楽しめるよ、って思ってもらえる。女性は現実的な生き物でもあるので、こうやって楽しげなイベントを増やすことで安心感を持ってもらうこともできるんです」

年に2回社員との二者面談(会食)実施

働きやすさを重視して、リモートワークを推奨している株式会社マーキー。時には仕事の都合で仕事が終わるのが夜遅くになったり、土日にも連絡をとらなければならないこともあるからこそ、パソコンとスマートフォンがあればどこで仕事をしても大丈夫。


「週に2〜3日を出社日としています。基本的には自由に働いていて欲しい。必ず決めているのは、給与査定だったりボーナスのタイミングで必ず1対1で話す時間をとることです。最初はオフィスやカフェで話すことが多かったけれど、最近はディナーですね。何が食べたい? って聞くところから始めます。食べたいものを聞いたら、お店選びは私。年次が長い順から、時間をとっていきます。そして、上から見たそれぞれのスタッフの成果だったり、仕事のやり方について、自分の意向についてを話します。小さい会社だからこそ、どうしたらみんながもっと働きやすくなるのか、不満がなくなるか。きちんと聞き取って、改善できる時は改善できるように考えます。もちろん怒らなきゃいけない時はしっかりと怒りますよ。ディナーを食べながらなので、お酒が入ってることもあって、みんな素直になりやすいんですよね」

メール、ラインの返信は素早く

「連絡が遅くなると物事の進みも遅くなるじゃないですか。最初のとっかかりが1時間かかるか、それとも20分で進むかで付き合う会社を決めることってあると思うんです。質や的確さはもちろんですが、まずはレスの早さが何より大事です。
そのために社員との連絡もなるべく密にとるようにしています。事前にこの時間帯は連絡が取れませんってことがわかっていると、他の社員に回すことができるじゃないですか。そのためには社内連絡が欠かせない。そしてクライアント、モデルとのやりとりもです。私自身がせっかちなので、単純に早く連絡を返して〜! って思うことも理由ではあるんですけど(笑)もしかしたら、これが一番厳しいルールかもしれません」

週に3回のトレーニングでリフレッシュ

社員やクライアント、何より人と人とのコミュニケーションにこだわる黒田さん。息抜きとして意識的に作っているのはトレーニングに行く時間だそう。
汗をかいてスッキリすること、そして何も考えずに無心で過ごせる時間ができることが心と体を休ませるのに効果的なのだとか。


「もともとスポーツが好きだとかではないんですが、週に3回行くってことを決意してからは継続しています。食べる・飲むが大好きなので、単純に体のケアとして運動を取り入れているっていうのも理由ですね。

最近は、強い女になりたい! って思う気持ちが増して、戦闘術も習い始めました(笑)これは公安のドラマを見たのがきっかけなんですが、レベル順に目指すものがハッキリしているので、ひとつひとつ着実にスキルアップを実感したい自分にとってはぴったりの習い事なんです。スポーツジムでの運動やパーソナルトレーニングでは、自分の理想が目標になるけれど、次は着実に目に見えるようなレベルを上げていきたい。一体なにになりたいの? ってよく聞かれるんですけど、はじめたらなかなかやめられなくて。今は会社でもすっかり鍛えるキャラに仕上がっています(笑)」

この記事のライター

Cinq(サンク)-よくばり女子のはたらきかた-

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