自分らしさが、ときどき分からなくなる
自分らしく生きたい。そう願っているはずなのに、ときどき自分のことがよく分からなくなる。仕事に追われたり恋愛のことで悩んだり……。いつもなにかに追われているような気持ちになって、変なところで焦って。なにが私らしくて、なにが私らしくないのか、いちいち考えるのも面倒くさくなりませんか?
まるで、いつもの私がどこかへと消えてしまった感覚に。モヤモヤを解消するために、切り替えスイッチをいくつか用意しておきましょう。
制限をかけずに、やりたいことを考えよう
自分らしさが分からなくなっているのは、もしかしたら様々な制限をかけているからかもしれません。夢を叶えるときにはお金も必要になり、多くの時間も必要とします。夢の規模が大きければ、いつまで頑張り続けるのか年齢とも向き合わなければいけません。
いつの間にか制限をかけているうちに、心の底から願っている「やりたいこと」を見失っていませんか?ひょっとすると見失っているのではなく、考えるのが面倒くさくなっているだけかも。
お金、時間、年齢、体力…制限を考えずに、好きなことを叶えてあげると誰かから言われたら、あなたはどんな世界を実現したいですか?きっと最初に浮かんだ世界が、自分らしい世界なのです。
制限をかける前に、本音を引き出すこと。それがいつもの私を取り戻すスイッチのひとつではないでしょうか♩
体調が悪いなら、考えるよりも休息を優先
モヤモヤするから、自分自身と向き合おうとする。でも身体が鉛のように重く、どうがんばっても頭がスッキリしないなら今は無理やり答えをだす必要がないのかも。むしろ、精神的にというよりも身体が休息を欲しているのでしょう。
そんなときは、いつもより早めに寝たり、少しお寝坊さんしたり、時間の許す限り休息を優先させましょう。
家に帰ってきたら、なにもしない。恋人や家族と話す時間をほんの少し優先したって問題はないはずです。もしかしたら誰かと話していたほうが、気が紛れて「これが私らしさなのかもしれない」とふと思える瞬間がくるかも♩
紙に書き出しながらモヤモヤを外に押し出す
いつもの私を取り戻すスイッチの中でも一番簡単な方法は、やはり紙に書き出すことです。紙もペンも、働く女子にとって相棒でもあり、親友。悩みも受け止めてくれて、アイデアというかたちでアドバイスしてくれます。
彼らは言葉を発しません。紙もペンも生きているなんて言ったら、周りの人たちは笑うでしょう。けれど、何度も何度も一緒に会議していると、ほんとうに彼らの(紙やペン)の力を感じられるように。見失いかけていた心の御柱も、紙に書き出しているうちにみつかるのです。
切り替えスイッチがあれば、心の不調も乗り切れる
もともと元気な人であってもなにか心の持病を抱える人であっても、毎日、確実に心も身体も調子は違います。コントロールしようと努力するのは大切ですが、「防ぐ」に力を入れるというよりも心の調子が下がっても「対処できる自分」でいることがより重要です。
切り替えスイッチをいつも準備していれば、急下降しても焦らずに済みます。自分らしさが分からなくなりはじめたからこそ、今はひとりの時間を多めにとりましょう。