「資格試験や検定試験に挑戦してみたいな」と思っていても、1年に1度しかない試験日や試験会場が遠いことを理由に先延ばしにしてしまっている人もいるのではないでしょうか? さらには受験間近でのモチベーションダウン、結局受けずに放置……なんてこともあるかもしれませんね。
資格取得に興味があるのに、なかなか進められないという方は、自宅で受験できる「オンライン資格受験」から始めてみるのがオススメ。好きな場所で好きな時間に受験することができるので、効率的に資格取得を目指せます。今回は、通信教育などに加入といった特別な受験資格が必要ない試験・検定をご紹介します。
インターネット検定
ドットコムマスターは、NTTコミュニケーションが実施するICTスキル認定資格制度。インターネットを利用する際に必要不可欠な基礎知識を判定する試験で、大学や専門学校のカリキュラムにも採用されています。
ドットコムマスターにはICTを安心・安全に利用できる初級レベルの資格「ドットコムマスター ベーシック」、 個人や企業のICT活用をサポートできる中級・上級レベルの資格「ドットコムマスター アドバンス」の2つの資格があります。
ICT知識を特基礎から横断的に学べます。また、情報伝達の際のビジネスマナーやモラル、セキュリティやコミュニケーションのスキルも身に付きます。
JTA公認翻訳専門職資格試験
出版やビジネスなど、時代や産業界のニーズに応える翻訳実務者を「JTA公認翻訳専門職」として、社団法人日本翻訳協会が認定する試験です。対象言語は、英語・中国語のみで科目合格の有効期限は5年間。
認定を受けるためには2年以上の実務経験が求められますが、翻訳技能を証明する目的でまずは試験合格を目指すという受験者も多いのが特徴です。
CASEC(キャセック)
日本英語検定協会が開発した、パソコンで受験する英語コミュニケーション能力判定テストで、日常生活・学校生活・ビジネス等で必要な英語コミュニケーション能力を測定します。試験内容は、受験者のレベルを判断して問題が出題されるので簡単すぎたり難しすぎたりする問題は出題されません。試験時間は40分~50分で結果は、受験終了後にすぐ見ることができます。
試験日も時間も決まった日はなくいつでも受験が可能で、TOEIC受験前に、自分の英語力を事前チェックするといった使い方をしている人も多いようです。
営業力強化検定
客観的な評価が難しい「営業力」を売れる営業パーソンが共通して持っている「売れる要素」を抽出し、単なるテクニックとしてではなく、なぜそうする必要があるかを理論的に習得しているかどうかが証明されます。
ビジネスマナー、コミュニケーション、提案書の作成方法、クレーム対応など幅広いジャンルから出題されるので、営業職以外の人も役に立つ内容ばかり。1000円で受験することができるので気軽に挑戦しやすいのが特徴です。
スキルアップとしてチャレンジしてみては?
いかがでしたか?
資格・検定とひとまとめにしても知名度は様々ですが、スキルの証明として持っておいて損をすることはありません。また、これらの検定はビジネスで求められることが多いスキルでもあるので、今後活動の幅を増やしたいと思っている人には有利に働いてくれるはずです。
「この職種を目指すためにこの資格をとる!」というよりは、自分自身の日々のスキルチェックのためだったり、活動の幅を増やすために活用する、というような補助的な考えで取り入れてみてください。きっとスキルアップに役立つはずですよ。