一気に冷める?みんなで盛り上がっているときより、一人でいるときが大事|MY WORK ヒント#16



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大人数だと埋もれる“自分の本音”

セミナーや勉強会など、共通の目的意識を持つ空間で時間を過ごしていると、エネルギーが湧いてくる気持ちになることがあります。私も実際に経験したことがありますが、大人数で盛り上がっている時は、自分の気持ちより周りの温度に身を委ねてしまいがちに。

定期的にそういった機会を設けることも大切ですが、個人的な意見としては、行き過ぎると「自分の本音」がどんどん埋もれていくと感じます。人それぞれの成功例と、生き方があるので、あくまでもリサーチの一環で参加することが大切だと思います。

熱した後に残る、自分の残像を再確認

人には、自分の目標やステップを計画的に登るタイプと、感覚や本能のインスピレーションを元に新しいことへ挑戦するタイプに分かれますが、特に後者の感覚タイプの方は、一人になると一気に冷めやすい傾向があります。

実は、私自身も、元は感覚タイプだったのですが、感覚だけで判断していると気分のアップダウンがあるため、一定のモチベーションが保てないことがデメリットだと気付いた時がありました。誰にでも気分のアップダウンはあると思いますが、極端な気分の沈みは時間のロス。

それを防ぐためにも、ある程度“感覚にプラスして”計画性のある行動も必要です。そこで、自分の気持ちを再確認するオススメな方法は、セミナーや勉強会などに顔を出した後に残る「熱の残像」を感じることです。「あの人はこう言っていたけど、私にはできるかな?」「同じ業界の人でも、こんなスタイルで仕事をしている人いるのか!」など、現場で感じた後に残る“ちょっとした疑問”を自分なりに思い返してみてください。

比較より、自分の長所を伸ばす工夫

私の好きな言葉の一つに、「適材適所」があります。人は、つい周りと比べて自分の欠点を直そうとしたり、隠そうとしたりすることが多いですが、十人十色で性格も長所も短所もバラバラなのは、ごく自然なことです。

「周りと比べると、私は…」とモチベーションが落ちてしまったら、ぜひ、自分の良いところを見つける時間を多くとってみてください。人それぞれの良いところが、必ずあると思います。