貯金ができない人は、“散りツモ”の重要さをわかっていない?!
毎月自分がいくら出費をしているか把握できていますか?
使った金額の把握ができていない人はよく節約=我慢して生活を切り詰めることだと思いがちですが、実は節約とは工夫でなんとかできるものです。切り詰めてお金を貯める節約は、辛いダイエットと同じで長くは継続できませんが、工夫は一度見直して癖づけてしまえばずっと続けられるのです。そして、そんな長く続けられる節約術ほど、“散りツモ”が大切なのです。
今回は出費の多いカテゴリ別に節約方法をご紹介。自分がお金をかけたい点と、節約できる点を分けて少しずつ実践してみてください。
【節約テク1】生活について
公共料金はクレジットカードでポイントを貯めて
生活する上で欠かせない電気代や水道代などの公共料金は、なるべくカード引き落としにしておきましょう。公共料金をクレジットで払っていくと、クレジットカード会社でポイントが貯まっていくからです。一度クレジットカードの登録をしておくだけで、手間なく節約ができるようになります。クレジットカードのポイント還元率もチェックしておくと良いでしょう。
トイレの水は「大」と「小」を使い分ける、お風呂は湯量の調節を
水道代金で、地味にお金がかかっているのがトイレです。毎回「大」を使用するのと「小」を使用する水量が大きく違います。つい癖で「大」を流してしまうという人は、きちんと使い分けることを意識しましょう。
お風呂も同じです。湯量を既存の設定のままにしている人は、自分にとってちょうど良い湯量に設定をし直して。ボタン一つで水道代をお得にまかなうことができます。
空調は掃除をすることで節約が叶う
空調設備の掃除、きちんと行なっていますか? 環境省の調査によると、2週間に一度フィルターの掃除をすることによって、約4%〜6%ほどの消費電力が削減できるとされています。フィルターが詰まって汚れた空気を排出したままになっていることもあるので、空気を綺麗にすることもできます。健康のためにも、節約のためにもエアコンの掃除はしっかりしておきたいものです。
【節約テク2】通信費について
使っていない有料アプリを解約する
勢いで登録した有料サービスがそのままになっていませんか?
毎月携帯料金に加算される有料アプリや、引き落としに設定されているサービスは意外と見落としがち。月会費をずっと払ったままになっていることもあります。300円のサービスを1年間ずっと契約したとして3,600円。これが一つのアプリでかかることになります。スマホアプリなどは定期的に見直しをしましょう。
格安SIMを使ってスマホの料金を大幅に抑えられる
スマホ料金の見直しも行いましょう。毎月1万円ずつ払っているスマホ使用料を、月3千円程度に抑えることができるのが格安SIMの魅力です。これが年間になると8万4千円の節約が叶います。スマホとしての機能もしっかりと備えられているので、デメリットとメリットをそれぞれ比べて、検討してみてください。
【節約テク3】旅行やレジャーに関して
比較サイトを駆使してお得に
節約だからといって趣味や娯楽を切り詰めると、ストレスがかかってしまいます。そのため、レジャーにも知識が必要になるのが今。価格比較サイトや、日にちが決定しているお得なプランなどをうまく利用してお得に楽しみを作りましょう。それぞれのプランに違いがあったりクーポンがついていたり……と充実度も変わります。
イベントやレディースデーをうまく活用
自治体によっては、動物園や水族館などの入園料を無料にする日が設定されていることもあります。登場との場合は10月1日が都民の日。普段お金がかかる場所に無料でいくことのできるイベントなので、活用しない手はありません。
映画館に行く際もレディースデーなどを把握しておけば、満足度は変わらずお得に楽しむことができます。
金券ショップもうまく活用
新幹線のチケットやライブチケットなど、狙っているものがある場合は金券ショップを利用するのもオススメ。定価より比較的安価にチケットを手に入れることができます。
【節約テク4】ファッションや小物に関して
洋服レンタルのサブスクを利用して、上手に着まわし
ファッションの流行はどんどん変わっていきますが、それを追ってシーズンごとに新しい洋服を新調しているとかなりの出費がかかります。女性の場合はファッションだけに限らず、メイクやネイルなどの美容代もかかるもの。着まわしを重視してトレンドはサブスクリプションなどのサービスを取り入れるのがオススメです。普段の自分では選ばないカラーを手軽に試すこともできるので、おしゃれの幅も広がります。
フリマアプリを使って不用品はなる早でお金に
不要になったアイテムはフリマアプリなどを活用して早めに手放しましょう。着なくなった服や靴、バッグなどをフリマアプリに出品することでクローゼットの中も綺麗に片付くようになります。毎月3千円の分の出品をしたとして、年間で3万6千円。新しいアイテムを手に入れることができるようになります。
【節約テク5】実はもっとも多い…?! 食費に関して
外出時の「水分」は水筒へ変える
毎日購入するコーヒーや飲料水などもばかにしてはいけません。家でつくっておしゃれなタンブラーや水筒に変えるだけでかなりの節約になります。1本120円のペットボトルを月20回購入した場合は2,400円。これが年間になると28,800円です。スーパーで茶葉をまとめがいしておけば、これを年間で数千円ほどで済むようになります。
健康のため・ダイエットのためにもお弁当を
手作り弁当でランチ代を節約することも考えましょう。外食を控えて、夜自炊をするようになると、その余りもので簡単に翌日分のお弁当を作ることができるようになります。外食が多い人は夕食にかかるお金もかなりカットできて、健康やダイエットにも期待できるように。
意外と便利なドラッグストア
薬や日用品だけでなく、食料品の購入もドラッグストアを利用してみましょう。ドラッグストアは比較的安く食料品を購入できるうえに、ポイントが溜まりやすいのでお得度が倍増。ポイント2倍デーなどを実施されている店舗もあるので、うまく活用して。
お給料が増えないなら、工夫して節約するしかない!
お手軽に実践できる節約術を紹介しました。いかがですか? どれもそんなに大変なものではなく一度の手続きや、癖づけなどで簡単に実践できるものです。働いてもらえる給料は毎月そんなに増えませんが、節約は工夫次第でなんとでもなるもの。そのほかにも、クレジットカードや保険の見直しなど、節約ポイントはたくさんあります。自分で実践できるものから実践してお金がたまる体質をつくっていきましょう。