紫外線が気になる季節……
毎年、5月頃になるとニュースの天気予報でも紫外線情報が報道されるほど、紫外線についての注目度が高まりますが、実はもうすでに2月から紫外線が急上昇しているのをご存知でしたか?
しかし肌は、急上昇している紫外線についていけない無防備状態。だからこそ日焼け止めをしっかりと塗ってケアしなければならないのです。けれど、外側のケアだけでは足りないのが紫外線ケア。内側からのインナーケアにも注目が高まっています。今回は飲むだけで簡単に白肌へ導いてくれる、おすすめのハーブティーをご紹介します。働き女子も、これならオフィスで簡単にケアができます。
ヒースって知っている?
「ヒース」という、ハーブの名前を聞いたことはありますか? ほとんどの方が、なかなか耳慣れないハーブかもしれません。
このハーブは別名「エリカ」「ヘザー」とも呼ばれるツツジ科の植物。その種類は約600以上あるとされており、ピンク色の小さな花を咲かせます。そして、古くからハーブティーや染料、肥料などとして幅広く使用されてきた歴史があるハーブです。
ヒースって、どんな効果が期待できるの?
ヒースの花の部分に含まれるのは、美白効果が期待できることで知られている『アルブチン』。
アルブチンは美白成分として現在でもさまざまな美白化粧品に配合されている成分なので、もしかするとご存知の方もいらっしゃるのでは?
このアルブチンは、メラニンをつくるときに重要な働きをする、チロシナーゼという酵素に直接作用し、メラニンの生成を抑えてくれる効果が期待できます。
またミネラルが豊富に含まれているため、メディカルハーブの世界では、過剰な尿酸を取り除いてくれるなど、泌尿器系にも良いとされています。
ヒースの使い方は?
ハーブティーとして
シンプルにハーブティーとして飲むのが、いちばん手っ取り早い方法です。
さっぱりとした味わいなので、単品で飲むよりもヒース×ローズ、ヒース×ジャーマンカモミール、ヒース×ルイボスティーなどと、香りのあるものとブレンドがオススメ。
中でもローズとの組み合わせは、美容効果を高めてくれるといわれています。
フェイスマスクとして肌に直接
ヒースをアルコールで浸出させたチンキ剤や、油に浸出させたインフューズドオイルにして使用するのも良いのですが、簡単なのはハーブティーを淹れ、熱が取れたものを使用すること。
キュッと固まり小さくなったフェイスマスクを、そのハーブティーに浸せば、簡単にヒースのフェイスマスクが完成。
水分が垂れない程度に軽く絞って、顔の上に乗せ、乾燥しないうちに外せばOKです。
インナーケアも取り入れて
どんな化粧品やサプリメントを使用するにも、美白を追求するのならば内側からも外側からも長期的にアプローチすることが大切です。どちらか一方では、なかなか効果が出づらいかも。
ヒースの持つ天然のパワーを存分に発揮してもらうためにも、ハーブティーを2つの方法で活用してみてはいかがでしょうか?