友人の幸せ・結婚報告に素直に喜べなかった……
新しい出会いを探して、自分に合う素敵なパートナーを見つけようと婚活に奮闘するアラサー女子。ふと、SNSを開いたタイミングで友人のキラキラした姿や結婚報告を見かけることがあるはずです。
ネット上には「プレ花嫁」や「卒花嫁」など、自分のライフステージの変化をとても嬉しそうに綴る文面や眩しいほどの画像が溢れかえっています。その中で、結婚の“け”の字も発していなかった友人が幸せそうに報告をしてきたら……?
「喜びたいのにどこか素直に喜べない……」
そんな複雑な感情を持つこともあるでしょう。本当ならば祝福ムードになって誰よりもお祝いをしたいところなのに、どこか心に余裕がない。嫉妬をしているわけではないけれど、なんとなく目を背けたくなってしまう。
このように、人の幸せを目に突きつけられて苦しくなってしまった時は、どのようにして自分の気持ちを落ち着かせれば良いのでしょうか?
自分の心に余裕を取り戻すには
「SNSはインターネット上の世界」だと考える
SNSに投稿されているのは、あくまで生活の一部です。そのため、SNSに投稿されている写真やテキストに対して大きく受け止め過ぎないようにしましょう。確かに友人のライフステージが変わることは事実ですが、それをSNSに投稿しているからといって無理に自分から「おめでとう」と声をかける必要はありません。直接報告があった場合にだけ、祝福の言葉をかけるようにして済ませましょう。
他人の幸せと自分の幸せを比べない
友人が結婚をしたからといって、自分の幸せもが全て「結婚」にあると思い込まないことです。今は結婚をする・しないも個人の自由。必ずしも幸せの答えが結婚に辿りつくわけではありません。
もちろんパートナーに選ぶ人の基準も人それぞれ違っています。友人が結婚したからといって、自分には何かが足りていないというわけでもなければ、結婚相手に求めているものも違うはずです。その人を基準に、自分と比べて落ち込む必要はありません。
自分が持っている幸せをなかったことにしない
人の幸せが途端に羨ましく思えて、自分の目の前にある幸せを見過ごしてしまう。これが一番危ないことです。例えば、友人が結婚したからといって自分の彼氏に「どうしてあなたはプロポーズしてくれないの?」と攻め立てるのは無意味なこと。タイミングや時間は人それぞれ、恋愛の形もさまざまです。人と自分の立場を比べて比較しているうちに、自分がこれまで守ってきた幸せを見過ごし、ひどい時には崩してしまうこともあります。他人が気になって仕方がないからといって、自分の近くにある幸せは見落とさないように、気をつけましょう。
羨ましいからといって相手のパートナーの粗探しはしなくて良い
直接結婚報告を受けた場合も「実際のところはどうなの?」、「何も問題はないの?」と相手の関係性や相手のパートナーに関しての粗探しはするべきではありません。友人がとられてしまったような気持ちになり、寂しい気持ちも理解はできますが、相手の幸せに水を差す必要はないのです。
自分の気持ちに少しの余裕ができたら「いいな」と返答し、もし余裕がないのであれば少し距離を置く。新婚ホヤホヤで幸せいっぱいの友人と多少時間が空いても相手は気づきもしません。
自分はどう、相手はこうだと考えるより先に、まずは友人といつも通りの会話ができるくらいの余裕を取り戻すために、買い物やカラオケに出かけて気分転換をすることが先です。無理をして、友人との会話を「付き合い」にしてしまう前に、まずは自分を主体に考えてみましょう。