婚活は焦る必要ナシ!自分にあったパートナーを選ぶコツ



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「結婚だけが女性の幸せではない」

そんな、キャッチコピーがうたわれるようになって早数年。現代を生きる妙齢のアラサー・アラフォー女性たち当人は、そんなの言われなくたって分かってはいるんです。しかし、それを本当に許さないのが社会。

家族、友人、職場の同僚に上司。あらゆる人々が無責任に「なぜ、結婚しないの?」「子どもを産むことを考えるなら……」と投げかけてくるのですから、嫌でも気持ちが焦ってしまうものです。そこで今回は、焦る前にじっくり考えたい。本当の婚活、本当に自分にあったパートナー選びについてご紹介いたします。

焦って結婚をしても、後悔するばかり

独身女性に結婚をすすめる方々は、肝心なことを伝えていません。それは、結婚がいかに大変で苦労を伴うものであるかということ。もちろん、結婚すれば収入面や精神面で安定はします。

しかし、それも最初のうちだけ。夫の収入が未来永劫、今の状態を維持し続ける保証などどこにもありません。夫の仕事が立ちゆかなくなれば当然、精神面での不安は相当なものでしょう。子どもがいればなおさらです。夫が優しく家族思いの性格であれば良いのですが、不安定な時期に自暴自棄になってギャンブルに手をそめるような男性もいるものです。

結婚前には想像もつかなかったことが起こるのが結婚。そして、どんな時でもそれを二人で乗り越え、家庭を守り続ける覚悟がなくては生活は続けられません。

だからこそ本当に焦りは禁物。どんな人であれば、一生をともにできるかをじっくり分析することが何よりも大切なのです。

これだけは譲れないと思うものを1つ掲げる

パートナーに求める条件というのは、多ければ多いほうが良いという意見と少ないほうが良いという意見がありますが、個人的に少ないほうを推奨しています。それも1つだけ。

というのも、条件をどんなに多く出してもそれを全て満たしてくれるような都合の良い人は現れないからです。運よく条件を満たしてくれる人がもし現れたとしても、いざ結婚生活を始めて理想とは違った要素が出てきたら余計にがっかりすることにもなりますよね。

いかに自分の理想にマッチするかで相手を探すのではなく、どんな相手となら苦楽を共にできるかでパートナーを選ばれると結婚後も安定したお付き合いができるのではないかと思います。

そして極論、他がどんなに最低だったとしてもたった1つ「これさえあれば全てを許してもいい!」そう思える要素が相手に備わっていることがご自身にマッチしたパートナーを見極めるためのコツです。

好きでい続ける覚悟ができる相手か

今現在、パートナーがいる方や結婚相手候補がいる方はぜひ、このことについて改めて自問自答をしてみてください。「本当に、何があっても彼を愛し続ける覚悟はできるか」と自分の心に投げかけてみましょう。

そこには打算や情も必要ありません。パッと出てきた感情に素直になってみてください。この人を好きでいるのか……と悩ましい気持ちが少しでもあれば、結婚にGOサインはまだ出さないほうが良いかもしれません。ただし、恋愛初期段階は相手へのときめきもあって冷静に判断ができない場合があります。

その場合は、可能なら3ヶ月おきにご自身の心のうちで定期的に質問を投げかけてみましょう。3ヶ月前と3ヶ月後では気持ちへの変化がないか、むしろより一層その覚悟ができているかなど、時間を置けば置くほど冷静に判断ができるようになります。

周りに惑わされず、本当に良いパートナーを見つけて

こう強くお伝えするのは他でもない、私自身に離婚経験があるからです。30歳という年齢を目前にタイミングよくチャンスがあったので結婚を決めてしまったのですが、当時を振り返れば結婚に対する覚悟なんて全くありませんでした。お恥ずかしい話、「本当に無理だったら離婚すればいいや」と思っていたのです。

バツイチが珍しくない世の中だからこそ、結婚に対するハードルも少し低くなっているような気がします。それでいて、実際に結婚生活を続けて思うのは、相当な覚悟がないとパートナーを愛し抜くことができないということでした。

だからこそ、年齢に左右されて焦るのでもなく、条件によって決めるでもなく、本当にご自身が生涯をかけて愛せるパートナーはどういう人なのかを考えることが大切なのだと深く実感しています。

もし結婚というものに焦りを感じる方は心から愛するパートナーが現れるその日まで、焦ることなく日々の生活を思う存分楽しまれてみてはいかがでしょうか。