モヤモヤっとした、どっちつかずで安定しない感情は、どのようにケアしていますか? 実はストレス解消には音楽が有効なのをご存知でしょうか。最近では、アプリやYouTubeなんかでも「寝る前に聴く音楽」や「リラックスしたい時にオススメの音楽」なんかがリストアップされているのを見かけます。
これは、耳から入る音楽の持つ周波数が、ストレスケアに役立つといわれているから。音楽療法というものもあるほど、音楽は脳に直接作用されると言われているんです。
今は外出自粛でいつものストレス発散方法が実践できないという人も多いはず。
そこで、この機会にぜひ普段効かないジャンルの音楽を取り入れてみてはいかが? 今回はこんな、音楽をご紹介します。
あんまり耳にする機会がないかも? 「クラッシック音楽」
アップテンポで、クラブにいった時のようなダンス音楽や、ロックやヘビーメタルのように叫んだりシャウトするような音楽を聴く方が、ストレス発散にひと役かってくれそうなイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?
学生生活が終わってからというもの、すっかり耳にする機会が少なくなってしまったクラッシック音楽が、実はストレスの軽減や気分の切り替えに役立つのです。
ストレスを感じた時には、モーツァルト
ストレスを感じ続けていると自律神経が乱れてしまう原因になりかねません。
自律神経が乱れると、全身のだるさや肩こりや腰痛などの症状が出てきます。さらに悪化すると体温の調節がうまくいかなくなってしまうこともありますから、ストレスをきちんとリリースしなければならないのです。
そんなストレスを感じる時にモーツァルトを流すことで、副交感神経を優位にし、気持ちを切り替えてくれるというわけ。
どうして「モーツァルト」?
クラッシックの中でもモーツァルトの曲が良い理由は、4000HZ前後に周波数分布がある曲が多くあるということ。この4000HZ前後に周波数というのがポイントで、副交感神経のスイッチを入れる刺激になってくれる周波数なのだとか。
また、ある一定のフレーズが繰り返されるので、川のせせらぎに聴くような自然の音に含まれている「ゆらぎ」と同じ効果が。
この他にも、モーツァルトの曲には、心拍数を安定されてくれたりする効果も期待できます。
さらに唾液も分泌されるので、免疫力アップもサポートしてくれそうです。
1回10分を継続して
モーツァルトを聴く時には、1回10分ほどの短時間でOK。しかし対処療法のようなものなので、自律神経のバランスを整える目的で使用するのであれば、毎日継続することが大切です。
しかしたった10分で良いので、簡単にできますよね。
副交感神経を優位にしてくれるため、夜寝る前にじっくり聞いてからベッドに入れば、眠りに入りやすくなるはずです。
なんだかモヤモヤしてしまって、気持ちが切り替えられない時は、ぜひトライしてみて。