5分で作れる!食べ過ぎリセット&疲れにくい体をつくるカンタン、薬膳ごはん



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薬膳は料理が苦手でもできる!?

「料理が得意じゃないと摂り入れられなそう」「特別な食材が必要なんでしょ?」薬膳と聞くとこういうイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか?
しかし、薬膳はお料理が苦手でも、特別な食材がなくてもできるんです!と、いいますのも薬膳は食材と自分の身体の声をマッチングさせることなんです。
例えば、風邪をひいたら生姜湯。これは立派な薬膳の考え。寒いところにいて風邪をひいてしまったから発汗作用がある生姜を食べることでその邪気を追い出してくれると考えますので、昔から風邪をひいたら生姜湯がいいといわれています。
ですので、自分の今の体調にあっている食材をチョイスすれば外食でもコンビニでも薬膳をすることができるんですよ。だからお料理が苦手な方もご安心くださいね。

今回は薬膳はじめてさんでもできる、簡単なレシピをご紹介しますので忙しい毎日に取り入れてみて下さいね。

食べ過ぎリセットにはトマト!トマトと紫蘇のさっぱりサラダ

【材料(1人分)】
・トマト 1個
・紫蘇 5~10枚
・白すりごま 適量
★亜麻仁油(オリーブオイルでもOK) 適量
★醤油 小1
★酢 大1

【作り方】
① トマトを輪切りにし、紫蘇を小間切れにします。
② トマトを器にのせて紫蘇をトッピングします。
③ ★を混ぜ合わせて②のうえにかけて完成!

ストレスで食欲が止まらないなら紫蘇&トマト!?レシピの薬膳ポイント

お腹はいっぱいなはずなのに食欲が止まらない時ってありますよね。そんな時に味方になってくれるのがトマトです。トマトには食欲を抑えてくれる他、消化を助けて胃を健やかにしてくれる働きがあります。しかし、トマトは冷やす性質があるためトマトだけ食べると身体が冷えてしまいます。そこで体を温めてくれる紫蘇をプラスしてバランスをとりました。
ちなみに、この組み合わせはイライラを緩和する働きもありますので、ストレスで食欲が止まらない人にぴったりなサラダです。

切ってお湯を注ぐだけ!疲れた胃に優しい山芋と梅のスープ

【材料(1人分)】
・山芋 70g
・梅干し 1~2個
・かつおぶし 3g
・ねぎ 適量
・お湯 250ml

【作り方】
① 山芋はすりおろし、梅干しはたたいておきます。
② ①をマグカップに入れてお湯を注ぎかきまぜます。
③ かつおぶし、ねぎをトッピングして完成です!

元気が出ない&疲れやすい時には山芋!レシピの薬膳ポイント

とても簡単にできるこのレシピは胃腸が弱い、疲れやすいという方にぴったり。滋養強壮(じようきょうそう)の働きに優れている山芋に、お腹の調子を整えてくれる梅をあわせることでエネルギーを補う働きがアップします。
胃腸が弱い人は、お腹を温めるスープを味方につけると胃腸の調子も良くなり疲れにくい体をつくることができます。積極的に毎日の食事にスープやお味噌汁をプラスしてみてください。

疲れた時こそ簡単レシピを味方にしよう

忙しいとついつい便利なものに頼りたくなりますが、続いてしまうと体の負担になってしまいますよね。そんな時、何個か簡単にできる身体を労わるレシピを持っておくと心強いもの。ぜひこのレシピをレパートリーの中に入れてみてくださいね。