外出自粛に伴い、急遽テレワークを導入した企業も多いですよね。ですが、慣れない作業環境でなかなか仕事がはかどらないという人もいるのではないでしょうか?
どうすれば在宅でうまく仕事をこなせるのか、同じようにテレワークを導入している会社の社員さんに「テレワーク導入のヒント」を教えてもらいました!
今回教えてくれるのは、MiddleField株式会社 広報の松田 昇⼦さん。
新型コロナウイルス対策として、現在は全社員⾃宅でフルリモート勤務を⾏っています。
これまでは満員電⾞を避けるため、就業時間は11時〜20時に定められていましたが、リモートになったことをきっかけに、⽣活リズムを保つため10時〜19時勤務に時間を変更してお仕事をしているようです。
そんな働く環境が変わった松田さんのテレワーク術とは…?
テレワークになってから、毎朝勤務の開始時に社内全員が参加してオンラインの朝会をやるようになったというMiddleField株式会社。朝会では当番制でメンバーが司会を行い、経営陣からのシェアや、当番メンバーからのシェアを行っているといいます。毎朝全員の顔が見えることで安心感があり、また経営陣からのシェアがあることで会社の状況がリアルタイムにわかるのが良い点なのだとか。
テレワークでは仕事の進捗が分かりにくい分、チーム単位でその日のタスクを共有し、進捗管理を行うことが必要だといいます。
「気持ちがダレないよう、チーム内でその日のタスクを共有しています。私がいる広報チームは1人チームなので、マーケティングやHRなど、他の1人チームメンバーを集めたSlackチャンネルを作って共有するようにしています。他メンバーからの目があるので、1日の業務を確実にやりきれます」
また、業務終了時にはSlackチャンネルのメンバーでオンラインの「締め会」を実施して、お互いの顔を見ながら、朝共有したタスクをもとに1日の業務の振り返りを行っているそうです。松田さんの場合、普段は関わりがそれほど多くない他部署のメンバーからフィードバックやアイデアをもらえることもあり、充実した時間になっているのだそう!
テレワークでは自宅がオフィスになるため、仕事環境を整えることが必要です。
そのため、必要なメンバーにはオフィスのディスプレイを会社負担で自宅に届け、自宅環境をサポートしているそうです。 松田さんも会社のディスプレイや、普段から使っているマウスやキーボード、スマホスタンド等を自宅に移動させています。
「オフィスから持ってきたもの以外にも、会社からの在宅勤務手当を活用して、自宅用にオフィスチェアやPCスタンドを購入し、オフィスとなるべく近い状況で仕事ができるよう、環境を整えました。また、私はオフィスの“ざわざわ感”があったほうが仕事が捗るということに気づき、他のメンバーとオンラインを繋ぎっぱなしにして、”ざわざわ感”をあえて演出しながら仕事をすることもあります!」
自宅で1人で仕事をしていると、ついネガティブになったり、寂しい気持ちになったりと…メンタルのコントロールが難しくなります。そこで、松田さんはテンションを上げるために、あえてデスク周りに仕事に関係のないものを置くようにしたのだとか。
「好きな歌手のCDや、お気に入りの本、好きなキャラクターのマスコットなどを置いて、目に入るだけで少しテンションが上がるような環境を作っています。他にも、気持ちを仕事モードに切り替えるために、誰にも会わない日でも濃いめのメイクをしたり、お気に入りの服を着たりしてテンションを上げています」
また、自宅は手が届く範囲にすべてがあって、立ちあがったり歩いたりする機会が少なくなるので、集中力が途切れたり、疲れを感じた時は気分転換も大切です。
仕事合間はお気に入りのアイテムで気分を上げ、休憩中は近所をぐるっと散歩したり、YouTubeを見ながら軽い運動やストレッチをするのが松田さん流の気分転換の方法なのだとか。
松田さんが活⽤しているアイテムは?
・Snap Camera
→好きな背景に設定できるので、自分の部屋を隠したりなどプライバシーを守るのにおすすめです。
・マイク付きヘッドホン
→オンラインでのミーティングは相手の声が聞き取りづらかったり雑音が入ったりするので、快適に会話をするために使用しています。
・Bluetoothスピーカー
→好きな音楽を流して、気分転換をしています。
みんなが実践しているテレワークのヒントを随時更新!
Cinqでは、これからもみんなが実践する「テレワーク術」についてのインタビューを随時更新していく予定です。日々変化する環境を、うまく活かしてさらに輝けるよう頑張っていきましょう! ぜひ参考にしてみてくださいね。