プチ起業する人が増加!うまくいくコツとメリットデメリット



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プチ起業とは?

会社勤めをしていると、人間関係が大変だったり、仕事が忙しすぎて休みが取れなかったりなど、ストレスが溜まることが多いものです。もし自分の今の働き方に疑問が生じているなら、プチ起業をしてみてはどうでしょうか。

プチ起業とは、副業とは違い、本業として自分でビジネスを立ち上げます。しかし、会社を設立したり、設備投資をしたり、従業員を雇ったりなど、大掛かりなことをする必要はありません。自分の得意なことや趣味を活かして仕事とし、あくまでも自分一人で仕事をこなして、収入を得ることをプチ起業と言います。

起業といっても法人にする必要はなく、開業届を税務署に提出して個人事業主として働けば、すぐにスタートできます。自分が得意なことや趣味が仕事になるわけですから、仕事をすること自体が本当に楽しくなりますし、自分のペースで働くことができるので、出産や子育てのために外で働けない女性に今、大変人気があります。

プチ起業ってどんな仕事?

プチ起業では、実際にどのようなお仕事をしたら良いのでしょうか。プチ起業は自分が得意とすることを行うのがスタートしやすいので、おすすめです。長年続けている趣味があればそれを仕事にすれば良いでしょうし、現在お勤めしていて、仕事で活かしているスキルがあるのであれば、それを独立した形で仕事にしても良いでしょう。それでは、具体的なお仕事例をご紹介します。

物販系

もし、何かしらの物を売ってみたいと思うのであれば、物販系の仕事をしてみると良いでしょう。衣料品や雑貨、家電製品などを安く仕入れて、それを販売してみるのも良いですし、ハンドメイドの作品があるのであれば、それを売ってみても良いでしょう。

自分の会社のサイトだけでなく、amazonや楽天などのインターネット市場でお店を持って販売するのも良いですし、それも面倒と思うのであれば、メルカリやヤフオクで販売するのも良いでしょう。

ハンドメイドであればminneで販売してみることをおすすめします。minneはハンドメイド作品を主に販売しているサイトで、大変クオリティが高い商品が多いと評判です。オリジナルのTシャツやバッグ、アクセサリー、家具、ケーキやクッキーなどのお菓子まで販売しています。作家さんたちをインタビューした読みもののコーナーもありますから、気になる作家さんの日常や考え方をチェックして、起業にプラスしてみても良いかもしれません。

サービス系

物を書くのが好きだったり、絵を描くのが得意だったりするのであれば、ライターやイラストレーターとして起業してみるのもおすすめです。ネットビジネスの勢いはいまだに衰える気配がありません。そのため、優良な記事を欲しているクライアントは沢山存在していますから、その人たちにとってプラスになるようなSEOを意識した記事をライターとして提供していくのもありです。最初は単価が低いのでそれほどまとまったお金にはなりませんが、続けていくと家族を養えるほどの収入になることもあります。

同じくイラストレーターの仕事は、インターネットの世界が益々好調となっている今、必要とされる仕事です。自社のサイトを充実させるために質の良いイラストを探している企業は沢山いますから、クラウドワークスやランサーズなど、フリーランス系のサイトに登録をして、イラストレーターとして働いてみると良いでしょう。

霊感が強く、人の将来が見えるという人もいます。そういう人は占い師として、占いサイトに登録して鑑定するのも良いでしょう。世の中は悩んでいる人が沢山います。その人たちの悩みを真摯に受け止め、最良のアドバイスをして、収入を得るというのも良い働き方ではないでしょうか。

講師系

youtubeを見てみると、ありとあらゆるノウハウを提供しているサイトが存在しています。webデザインやイラストの描き方などのノウハウや、不動産投資やアフィリエイトなどのスクールなど、自分の得意とする分野で、ノウハウを売ったり、スクールを開いたりするのも良いでしょう。youtubeなどで無料でノウハウを提供して集客し、その後、有料のコンテンツを提供して、収入をアップしていくと良いでしょう。

プチ起業するメリット

プチ起業の最大のメリットは、自分のスキルで仕事をして収入を得ることができるということでしょう。サラリーマンだとやりたくない仕事や嫌な人間関係がつきまといますが、自分のペースで自分の好きな仕事をして収入を得ることができるというのは、最高に仕事が楽しくなる瞬間となるはずです。サラリーマン時代では見つけることができなかった、仕事のやりがいを見出すことができるでしょう。

もう一つのメリットは、初期投資を抑えることができるということです。インターネットが普及していない頃は、実店舗を持つことが大前提でした。実店舗を持つとなると、自己所有であれば改装費がかかったり、賃貸であれば家賃がかかったりします。店内の内装や光熱水費など、色々な費用が発生してしまいますから、かなり高額な資金が必要でした。

しかし、インターネットが普及した昨今では、誰でも手軽に、ネット上でお店を持つことができます。ネット上のお店であれば、ドメイン代やサーバー代が毎月かかるくらいで、それほど大きな資金を必要としません。もちろん、パソコンや商品を撮影するカメラなどは必要となりますが、実店舗を持つよりもはるかに費用を抑えて、ネットショップを運営することができます。

プチ起業のデメリットや注意点

プチ起業のデメリットといえば、全て自分でしなければならないということです。会社にいれば、電話応対や備品の管理、経理、営業など、それぞれ分担して業務を行っていましたが、個人事業主となると、全て自分で行わなければならなくなります。本業に専念したくても、雑務で時間を取られることが多くなりますので、時間配分を考えて仕事をするようにしてください。

うまくいくコツ

プチ起業をうまくいくようにするためには2つのポイントがあります。

事業計画を立てる

自分がどのような仕事でどのようにサービスを提供していくか、事業計画を立てて書面にしてみましょう。最初はぼんやりとしていた起業の話も、書面にしていくことで、その姿がはっきりとしてきます。事業計画書には業種だけでなく、セールスポイントや取扱い商品、営業展開など、細かく書いていき、自分が考えているビジネスに問題がないかをチェックしてみましょう。

目標を明確にする

「サラリーマンを辞めて経済的に自立したい」とか「好きな仕事をしていきたい」というのは立派な目標ではありますが、もっと具体的な目標を持つことが大切です。自分の商品やサービスでどこの誰に喜んでもらいたいのか、また目的を達成するまでの期限をいつにするのか、そして目標とする売上はいくらかなど、具体的な目標を決めていきましょう。

今の会社が嫌だから、辞めて楽してお金儲けしたいという考えでは、何をやってもうまくいかないでしょう。自分は何を提供できるのか、その結果、社会や人、環境など、自分の周りにどのような幸せをもたらすことができるのかを具体的に考えて、起業してください。自分が社会や人、環境にプラスの影響を及ぼすことで、さらに仕事が楽しくなっていき、仕事が軌道に乗っていくでしょう。

プチ起業で自分に合った働き方をしよう

今の仕事が向いてない...。と悩んでいる方は一度プチ起業も考えてみてはいかがでしょうか。

メリット、デメリットを踏まえて自分らしく楽しく働いていきましょう。