今更聞けない…!仕事で使うビジネス用語の解説特集



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仕事で飛び交うカタカナの専門用語。
周りの人はさも当たり前にビジネス用語を発するけれど、それが一体なんなのか分からない。…なんて一人悶々としたことはありませんか?私は…あります!

誰かに教えてもらうことではないけれど、でも知らないと何となく恥ずかしいと感じる。もっと言えば、意味を理解してサラッとビジネス用語を言えるようになってみたいですよね。今回は、今更聞けない!けれど知っておくと便利なビジネス用語を今一度ご紹介します。

・PDCAサイクル

Plan(計画)→Do(行う)→Check(評価)→Act(改善)という一連の流れで物事を進めて行くことをPDCAサイクルと言います。例えば、何か大きなプロジェクトの立ち上げに関わった際は最初の段階でPDCAのサイクルに基づいて考え、行動していくことでプロジェクトの成功率が高くなる可能性があります。誰かに伝える用語というよりは、ご自身の仕事の進め方にPDCAを意識されると良いと思います。

・ファシリテーション

簡単に言い換えると、進行・補佐役です。「今日のミーティングは君がファシリテーションしてよ」と言われたり、誰かに伝えたりします。ただファシリテーションは会議の中心となって意見を言う人間ではありません。その反対で会議中により多くの参加者の意見を引き出し、話の流れをまとめる言わばサポート的な位置づけにあるので、自分がしゃしゃり出て会話するというより「〇〇さんはどう思う?」という名MCさながらの上手な引き立てを意識されると良いでしょう。

・アサイン

役割をあてること。
「次の出張には〇〇さんをアサインしようと思う」など、仕事の業務を適材適所の人材に任命することをアサインすると言います。撮影現場でも良く使用されるビジネス用語で「今度のモデルは〇〇さんをアサイン予定です。」など伝えられることがあります。文面から意味は何となく伝わると思いますが、簡潔に言うと役割決めと覚えておきましょう。

・エビデンス

「〇〇についてのエビデンス取れてますか?」と言われると…「えっ!エビデンスって何?」と慣れない方は思いますよね。このエビデンスとは証拠という意味です。最近ネットニュースなども、いい加減な情報が浮き彫りになっていて、情報に確実な裏が取れているかどうか敏感になっているので、このような言い回しがこれからどんどん増えてくると思います。

「エビデンス取れてる?」と言われた時は、対象となる情報が嘘偽りないと言える確証があるかどうかを説明する必要がありますので是非気をつけておきましょう。

・コンプライアンス

こちらも良く聞くビジネス用語ですよね。「それを言ったら、ちょっとコンプライアンスが〜」などとジョークが飛び交うこともあります。そもそものコンプライアンスの意味は法令遵守(ほうれいじゅんしゅ)。日本で定められた法律(ここでは主に労働基準法)はもちろん、社内の規則や理念に基づいた業務遂行が出来ているかどうかということを意図しています。

企業秘密をばらしたり、法の基準を超える労働時間をしていないかなど、企業のコンプライアンス、個人のコンプライアンスを高めましょうという時に使われる言葉です。

・フィックス

「今日の会議で諸々フィックスしていきましょう」と、使われるフィックスというのは「決定」という意味です。煮詰まっていた改善案や、場所、時間などの決め事について「〇〇でフィックスしましょう」と使われることがあります。

個人的には「決定で」と言えば良いのですが、IT企業や外資企業で働く方々の多くは自然と身についている言葉なので、フィックスと言われたらそのように理解すると良いでしょう。

使うことで言葉は自分のものになる

カタカナのビジネス用語は、初めに使うとちょっと照れがあったりしますよね。中には日本語で言えば良いものをわざわざ難しい横文字で発言するなんて…って思ったりもします。しかし、ビジネス用語はそれこそ使わないと身につきません。

また、こうしたビジネス用語を使う相手には同じようにビジネス用語を使って言葉を返すと彼らの中で何となく“仲間意識”を感じるようになります。仕事をする相手と時に良好な関係を結ぶ役割にもなるカタカナのビジネス用語。是非、機会があれば使ってみてくださいね!