一緒に仕事がしたい、と思われる。『選ばれる』人の共通点



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「この仕事はアナタにお願いしたい」 選ばれる人の共通点は?

フリーランスや起業、副業など、働き方の選択肢が増えたからこそ、一人ひとりのスキルに視点が当たることが増えた昨今。自分磨きのためだと、スキルや経験を磨くこともちろんですが、誰にでもできる仕事を「あえて、この人に頼もう」と思ってもらうための工夫が私たちには必要になります。

今回は、スキル以外のところで「この仕事は、アナタにお願いしたい」と言われるための『選ばれる人の共通点』について紹介していきたいと思います。

理想に共感できること、それを支える気持ちを持っていること

自分で使ったアイテムが、本当に良かった時。それを「誰かに伝えたい!」と思えば、例えそれが仕事と関係のないものであったとしても、友達に勧めたり、自然と会話に出したりしてしまいますよね。逆に、自分で魅力を感じないアイテムをいきなり「売れ」と言われても、売る気にはなれません。

つまり、与えられた仕事やそこから発せられるビジョンに対して、“共感できるか、できないか”がまずは第一。仕事を与えてくれた人の理想や目標を、きちんと理解できるかで仕事に対する行動が変わります。

求められている仕事に対しての理解ができていること

目的を把握していなければ、どういった仕事をこなしていけばいいのかがわかりません。なにを、どういったところにアプローチしたいのか、今後どうしていけばいいのか。企業側に寄り添って、それに共感し、支える気持ちを持って行動できる人が求められています。新しい提案ができる、可能性を広げる、認知を増やす、など企業が求めていることをしっかりと理解できるように、情報をキャッチしていきましょう。

分かること、分からないことをちゃんと言葉にすること

「知ったかぶり」をしないということも、仕事では大切になります。分かったつもりで、実はわかっていない。これも、もちろんNGです。理解ができたものと、理解できていないものをしっかりと分別しておきましょう。
「これは分かるけれど、これは分からない」とハッキリと物を言える人であるかないか。ここで信頼度合いが変わってきます。「良く思われたくて繕っているな」という人は、見る人によってはすぐに分かります。

きちんと連絡がとれること

当たり前ともいえることですが、連絡をとれることは必要最低限のビジネススキルです。これが出来ていない人が意外と多いのを知っていますか? スケジュールを把握できていますか? 相手からきた連絡を放置していませんか?
連絡が急に途絶える、ドタキャンする、遅刻が続く。こういったことを繰り返していると、仕事は減少するばかり。忙しいと後回しにしたくなる気持ちもわかりますが、仕事を行う上では“レスポンスの速さ”はとても重要なポイントとなってきます。

勉強する気になれること

全ての業務を、瞬時に描ける方はなかなかいません。知識に関しても、定期的にアップデートすることが大切です。与えられた仕事に対し、学ぶ姿勢を持つことができる人が“選ばれる人”の特徴でもあります。仕事に対してのやる気がしっかりと感じられる相手に、仕事を与えたいなと思うのが人なのです。

「これが出来る」という自分のスキルを伝えることはもちろんですが、それに満足せず、環境に応じて対応を変えられるような柔軟性や、さらなる高みを目指せる人になりましょう。

クリエイティブ目線だけじゃなく、ビジネス目線で話せること

自分が与えられた仕事が、クリエイティブなモノだったとしましょう。とはいえ、仕事である以上はビジネスの目線を忘れてはいけません。必要なコストを考え、費用対効果を想定する。こういったことがビジネスでは必要となってきます。『作品』を残したい気持ちはもちろんですが、きちんと「ビジネスという捉え方ができること」、「経営者の目線を持っていること」、で対等な会話ができると認知されるようになります。

コミュニケーションコストが低いこと

『コミュニケーションコスト』とは、その人に話しかける際に必要になるコストのことを指します。この人は今日機嫌が悪いから、話しかけづらいなぁ…。と思ってしまう人、時々居ませんか?
これは、コミュニケーションをとることに対し、相当なコストをかけていることになります。コミュニケーションコストが低いこととはつまり、“話しかけやすい人”のことをいいます。たとえフリーランスであっても、完全にひとりで仕事をしているワケではありません。コミュニケーションをとる上でのコストは、低く設定しておきましょう。機嫌や状況に左右されない。セルフマネジメントができる人とも考えられます。

終わりに

いかがでしたか? 個人の動きを強めていくためには、人との繋がりは不可欠。あなたの仕事内容が、あなた以外の人にできないものなのであれば、仕事の依頼はなくならないかもしれません。けれど「あなたでないといけない」ではなく、「たくさん居る中からでも、あえてあなたを選んだ」というのが仕事の大半ではないでしょうか。

「この人と仕事がしたい」、「この人なら理解してもらえる」、「この人とならスムーズな会話ができる」、といった、スキル以外の長所が多い人に声はかかります。これからは『選ばれる』ことはとても大切なこと。この共通点を忘れないように気をつけてみてくださいね。