ダメな先輩はダメな後輩を生み出す。”育てる”責任について改めて考えよう!



後輩がダメなのは本人だけの問題?

結論から言うと答えはNO。
この質問を問いかけたら、「わかっているよ。そんなの当たり前でしょ」と思うかもしれません。

いつまで経っても仕事を覚えてくれないし、ミスもする。しっかり育てていきたいけど、どうにも伸びてくれない、と後輩の育成に悩んでいる先輩のみなさん。まずは自分の仕事術はどんなものなのか、振り返ってみてください。気が付かないうちに、後輩をダメにしている可能性もあるのです。今回は改めて覚えておきたい、デキる先輩の、デキる後輩の育て方をご紹介します。

先輩がお手本になることを再認識する

後輩の仕事ぶりを見守るのも先輩の仕事のひとつ。とはいえただ見守っているだけではいけません。自分の仕事は進んでいますか? 後輩からすると「もしかして自分に頼んでくるけれど、先輩は仕事をしていないんじゃないか?」と感じるような態度をとっていませんか? 先輩が働く姿を見て、後輩は良い点・悪い点をそれぞれ学んでいきます。不透明な態度を見せ続けることで、後輩もサボってしまおうと思い始めてしまうのです。

後輩は先輩の真似をしていくもの。先輩の行動を映し出した姿が後輩になるのです。

行動以外にも「発言」にも注意をしなければなりません。
養命酒製造株式会社調べの、イライラさせるワードを見てみましょう。3位の「自分で考えてやれ」を最初から言ってしまった場合も、実は後輩を傷つけ、イラッとさせてしまっているだけかもしれません。先輩がある程度導き、その後は後輩に考えさせる。といったあらすじを考えましょう。全てを丸投げにしてしまうと、わからないことがわからないまま物事が進んでいきます。その結果、後輩が育つことはなく、また後輩に後輩が出来たときにも「自分の頭で考えてやれ」と突き放してしまう人材になってしまうのです。

先輩に言われて納得いかなかったセリフも、自分が先輩となると言いたくなってしまうもの。しかし、ここは堪えて的確なアドバイスをしてあげてください。

自分の良いように後輩を使わない

後輩に色々な経験をさせるために仕事を振る。
これは一見いい先輩のように見えますが、後輩からしてみれば物は言いよう。面倒ごとを押し付けている場合にも、後輩はそれに気づいています。

自分の立場を良いように使うことはNG。むしろ先輩から率先して、後輩のできないことをフォローするようにしましょう。先輩が上手に使われてあげるのです。また面倒だと思う出来事も、先輩から動く姿勢を見せることで、後輩もそれを学びます。自ら率先して動ける人材に育てるためにも、日々のコミュニケーション、タスク管理を念入りに。

先輩が責任をもって育てていく

後輩が一人前になれるかどうかは、本人の努力はもちろんのこと、先輩のマネジメント力も大きく関わっています。人材を育てるという、責任をもつことを忘れずに。

生意気な後輩、やる気がない後輩と様々なタイプがいて、頭を悩ますこともありますが、決して見放さず、雑な対応をしないことです。

「デキる先輩にはデキる後輩が生まれる」この信念を持って、立派なデキる先輩になれるよう、日々の業務と後輩のフォロー、そして自分みがきを頑張っていきましょう。