嫉妬する・嫉妬される。職場の同僚女性に対して生まれる悔しさと解決法

嫉妬する・嫉妬される。職場の同僚女性に対して生まれる悔しさと解決法

見た目、仕事、収入……。なにかと、誰かと自分を比べてしまう私たちは、身近な存在である“職場の同僚”に対してさまざまな感情を持ちやすいもの。中でも厄介な感情である『嫉妬』をもってしまったとき、逆にもたれてしまった時はどういう心構えで解消すればいいのでしょう? それぞれの目線で考えます。


何かと、気になる存在のあの子

毎日顔を合わせる職場だからこそ、好きも嫌いも生まれてしまうことってあります。
何かと行動に目がついてしまう可愛いあの子、自分より優秀だと思われている職場の同僚、身近な存在の人に「羨ましい」と思った経験は誰にだってあることでしょう。嫉妬することによって、悔しいと苦しいが入り混じったモヤモヤを感じることもあれば、逆に嫉妬されたことによる面倒臭さを実感したこともあるはず。

こんな人間ならではの嫉妬という感情に、どうやって向き合えばいいのでしょう。

面倒だとわかっていても嫉妬してしまう

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

あるときに、相談されたことがあります。
「そこまで仕事ができるわけでもないのに、職場メンバーからちやほやされている女性に、なぜか嫉妬してしまう。なんであの子があんなに可愛がられるの?」

同じ女性としてこんな感情を持つのは普通のことなのかもしれません。だけど嫉妬心を持ち続けるのは自分自身にとっても苦しいこと。嫉妬する女の顔は醜い、と聞いたこともあるでしょう。これは、嫉妬心を持つこと自体を醜いと言っているワケではないのです。
けれど、人を妬んでいるときの自分は、自分自身の魅力や自信、努力に一切目をやらず、人の粗を探すことに一生懸命になってしまっています。その時の目の鋭さと冷たさを他の人に見られたら……? きっと恐ろしい表情をしているに違いありません。その表情が醜いと表現されてしまうのです。

嫉妬心に自覚したときこそ、人を斜めから見るのではなく、自己成長のタイミングだと前向きに捉えましょう。

嫉妬を認め、行動を変えることが自己成長へと繋がる

自分より人に好かれる才能がある人、単純に自分よりスキルが上の人など、つい嫉妬の対象となってしまう人は次々に現れます。それは、嫉妬する対象の人が自分の同僚だったり、また年齢が近いなどの共通点があるから。
自分とかけ離れた芸能人や、経営者に嫉妬をすることなんてそうはありませんよね。私たちが嫉妬心を抱く対象は、「自分もああなれるかもしれない」といった対象だと認識しているから。その気付きこそが、自己成長のカギといえるのです。

何かと目についてしまう人、嫉妬心を抱いていしまう人の持つ「羨ましい要因」を分析しましょう。

(例)
人から好かれているのはどうして?→物腰が柔らかく、人当たりがいいから。
なぜあの子ばかり優遇されるの?→積極的に行動・発言しているから。

要因を理解したところで、「私にはあんなことできない」と感じることもあるでしょう。そんな時は、嫉妬の対象となる人がもっていない自分の強みを見つけ、そこを伸ばせば良いのです。

嫉妬の対象である人に目をやってしまう分、自分の良さを消してしまうことはとてももったいないこと。また嫉妬という感情と付き合いながらの仕事や行動は、自分にとってストレスとなってしまいます。誰もが「同じ」になる必要はないのです。自分自身の考えや価値観を押し付ける必要もありません。目立つ存在や評価される人にはそれなりの理由が存在していることを知りながら、自分との違いを理解し、その違いこそを伸ばせる努力に費やしましょう。

嫉妬が及ぼすNG行動

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

嫉妬が原因でついやってしまいがちなNG行動が、相手を陥れようと愚痴を言える仲間を増やしたり、悪口を言いふらすことです。女性にありがちなチーム行動は、自分を保つための武器になり得ると思ってしまいがちですが、職場においては自分自身の評価を落とす危険性の方が高いのです。他者に気を取られて、自分の仕事と向き合わずに人間関係ばかりを気にしている……。これでは自分自身に評価がついてくるワケがありません。

一つ覚えておいてほしいのは“人の評価を覆すより、自分の評価を伸ばすことの方が圧倒的に簡単”だということです。

「そこまで仕事ができるわけでもないのに、職場メンバーからちやほやされている女性に、なんだか嫉妬してしまう。なんであの子があんなに可愛がられるの?」こう話しかけてきた彼女も、もしかしたら私を、一緒に愚痴を言い合う仲間にしたかったのかもしれません。だけど、私は、正直その人のことを「裏でコソコソ言ってばかりの面倒な人だ」と感じてしまいました。

どんな感情も、持ち合わせてしまったのならば、良く活かしたいものです。

嫉妬された場合には「逃げるが勝ち」の考えを

では逆に、人から嫉妬を受けてしまった時はどうすればいいのでしょうか?
正直に言うと、筆者の周りには嫉妬を受けやすいタイプの女性が多く集まっていると思います。もちろん、私自身が嫉妬を受けた経験もありますが、実際に「上司と親密な関係があるに違いない」、「あの子はきっと夜のお仕事をしているから、色気があるんだ」などとあまりにも理不尽な言われようをしている友人をたくさん見てきました。

嫉妬される人には嫉妬されるなりの理由があるのです。ただ単に目立つ、というだけではなくその雰囲気や行動がそうさせている部分もあるでしょう。そして、自分が目立つということや嫉妬されやすい人間だと、自分自身も認識している人がほとんどです。

デキる人はつらい!?嫉妬される人の特徴と対処法

https://cinq.style/articles/709

成功すればするほど人は孤独になる…。元々嫉妬される体質だと、さらに一人の時間が多くなったり。今回は、嫉妬されやすい人の特徴と対処法をご紹介します。

だけど、自分自身が嫉妬されやすい人間だと気づいている人は、あまりそこを気にすることをしません。それは一種の“慣れ”でもあるでしょう。自分の行動を説明づける理由も明確に持っているからこそ、評価されるのは当たり前だと自信を持っている人も多いです。だけどそこで、注意するべきなのは、傲慢になりすぎてはいないか? ということ。

羨ましい、でなく嫌われる存在になる前に注意すべきこと

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

自分に自信を持っているからこそ、つい自己中心的に押し付けてしまう性質は、ときに支配者となってしまうこともあります。

「妬まれることが多い人」が覚えるべきは“逃げるが勝ち、という精神を取り入れる”ことです。自分を理解してもらおうと、説明づけや理由を述べ、相手を打ち負かすといった支配的な欲を持つのではなく、「そう考える人も居るんだ」と理解した上で、落ち着きを持って逃げるが勝ちの精神を利用していきましょう。

無理に自分を理解させることは簡単ではありません。また万人から好かれる努力だと思って謙虚さをアピールしたところで、きっとそれが崩れる時がやってきてしまいます。面倒くささやストレスを持つよりは、ずっと楽になるはずです。

分かり合えないことは普通にある

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

同性として、または仕事相手として、分かり合えないことはどうしてもあります。どちらの感情にも理由があり、どちらか一方が悪いわけでもありません。もちろん、コミュニケーションをとっていないことや、認識の違いが負の感情を成長させる栄養素となってしまっている可能性もありますが、住む場所から家族構成、育ってきた環境が違う人たちが集まる環境で、全てがそううまくいくはずもないのです。

自分との近さや、違いを実感したときこそ、嫉妬は生まれやすい感情ともいえます。だからこそ、いかにその感情をコントロールし、上手に付き合っていくかを考えるべきなのではないでしょうか。

「別に、誰かのせいじゃないでしょ?」感情抜きで仕事ができない女性たち。

https://cinq.style/articles/662

女性が多い職場は一見華やかに見えて、実は悩み事が絶えない。一緒に働く仲間としての不満、一女性としての葛藤と嫉妬。感情を抜きにして、付き合いができない女性たちについて。

この記事のライター

コラムニスト。自分みがきのための要素や日常の一コマを切り取って文字にしています。

関連する投稿


ついダメ出しばかりしちゃう!デキる女性が恋愛でやりがちなこと

ついダメ出しばかりしちゃう!デキる女性が恋愛でやりがちなこと

仕事もバリバリこなし、プライベートも充実させることのできるキャリア女性。だけど、できる女性だからこそ恋愛でやってしまいがちな失敗も......。今回はキャリア女性が気をつけたい恋愛でのNG行為についてご紹介いたします。


コロナによる内定取り消し…仕方ない? #これってハラスメントですか?!

コロナによる内定取り消し…仕方ない? #これってハラスメントですか?!

さまざまなハラスメントが社会問題として話題になっている今、自分が被害にあった時、だれに相談すればいいのか、どこからがハラスメントと呼ばれるのかがわからず頭を悩ませている方も多いようです。そんなお悩みに弁護士、齋藤健博さんがお答え。今回は内定を取り消されて、次の職場も見つかっていない…そんな女性から。


偏見からの脱却!本当に大切な【好きを仕事にする】ための考え方

偏見からの脱却!本当に大切な【好きを仕事にする】ための考え方

好きを仕事にって…よく聞くけれど、本当にできるもの? 好きを仕事にするために必要な3つの考え方をご紹介したいと思います。


価値観の違いはどう受け入れあう?関係を好転させる話し合いテクニック

価値観の違いはどう受け入れあう?関係を好転させる話し合いテクニック

価値観は違って当然。大事なのは、それをどう受け入れあえるか。二人にとってちょうど良い距離感はすべて話し合いで解決できるのです。今回は、価値観の違いを乗り越える話し合いのキホンをご紹介します。


リアル「プラダを着た悪魔」?アパレル業界の厳しい掟に学ぶ仕事力

リアル「プラダを着た悪魔」?アパレル業界の厳しい掟に学ぶ仕事力

華やかさと厳しさをあわせもつ、アパレル業界。撮影現場から学んだ、仕事をつくる意味とは。


最新の投稿


ついダメ出しばかりしちゃう!デキる女性が恋愛でやりがちなこと

ついダメ出しばかりしちゃう!デキる女性が恋愛でやりがちなこと

仕事もバリバリこなし、プライベートも充実させることのできるキャリア女性。だけど、できる女性だからこそ恋愛でやってしまいがちな失敗も......。今回はキャリア女性が気をつけたい恋愛でのNG行為についてご紹介いたします。


コロナによる内定取り消し…仕方ない? #これってハラスメントですか?!

コロナによる内定取り消し…仕方ない? #これってハラスメントですか?!

さまざまなハラスメントが社会問題として話題になっている今、自分が被害にあった時、だれに相談すればいいのか、どこからがハラスメントと呼ばれるのかがわからず頭を悩ませている方も多いようです。そんなお悩みに弁護士、齋藤健博さんがお答え。今回は内定を取り消されて、次の職場も見つかっていない…そんな女性から。


4月から義務化されている?! 自転車保険の加入義務化って一体なに…?

4月から義務化されている?! 自転車保険の加入義務化って一体なに…?

2020年4月から東京都では自転車の保険加入が義務化されましたのを知っていますか? 今回は自転車保険とはなにか、義務化とはどんなことか、について解説いたします。


遠隔でも問題なし!テレワークの進め方【CM.com Japan 樋口さんの場合】

遠隔でも問題なし!テレワークの進め方【CM.com Japan 樋口さんの場合】

急遽テレワークを導入した企業も多く、慣れない作業環境でなかなか仕事がはかどらないとお困りの方もいるのでは? どうすれば在宅でうまく仕事をこなせるのか、同じようにテレワークを導入している働く女性に「テレワーク導入のヒント」を教えてもらいました!今回はCM.com Japan 樋⼝綾さんです。


スマホの見過ぎはくすみの原因に…!?血色感アップのための食材と習慣

スマホの見過ぎはくすみの原因に…!?血色感アップのための食材と習慣

「おかしいなぁ…スキンケアアイテムには気を遣っているのに肌の調子がよくない」鏡の中の自分の肌を見てこう感じることはないですか?もし、このように感じているならば食事やライフスタイルを見直してみるタイミングかもしれません。


RANKING


>>総合人気ランキング