意味はないけど見てしまうSNS
SNSやブログ、アプリから流れる大量のニュースなど、毎日たくさんの情報が手軽に入る時代になりました。朝起きてスマホをチェックし、電車に乗っている時間にSNSの投稿をチェック。お昼休みに休日、仕事終わりも気になってしょうがない……。そして、自分が投稿するだけでなく、周りの人間関係の投稿や有名人のコメントに気を取られて、気づいたら長時間眺めていた!なんて経験はありませんか?
直接会うことができなくても、距離感がグッと近くなったように感じることができるSNSやブログを活用して、自分のパワーに取り入れるのは非常に賛成です。しかし、SNSの使い方は一歩間違えれば「時間の無駄」に変化するケースもあります。
そこで、今回は私が普段SNSの使い方で気をつけていることを、ご紹介したいと思います。
発信者になるか、読者になるか
私自身も日頃からSNSやブログは、新しい情報取集のためやニーズのリサーチ目的でよく使用します。しかし、ここで最も意識したいのは自分が「発信者」であると言うことです。これはあくまでも、この連載「MY WORK ヒント」の観点からですが、仕事にSNSを活かすなら“読者(受信者)”ではなく“発信者”であることが大前提です。
これを間違えて、周りの投稿や新しい情報の“読者(受信者)”になってしまうと、自分の向上時間がどんどん減少してしまいます。ファンになるのではなく、自分のファンを作ることを意識しながらSNSを使うことが大切なのです。
マイナス投稿は誰の得にもならない
それを踏まえて、投稿時に気をつけたいのが「マイナス投稿」をしないと言うことです。お勤めの方でも、フリーランスの方でも、仕事のブランディングでSNSやブログを使用しているならば、それは“自分の日記帳”ではありません。そう、第三者に見せるための、オープンスペース。
自分の愚痴や日頃のストレスなどを書いて発信してしまうのは、誰の得にもならないと思います。“誰の得にもならない”と言うのは、投稿した自分本人も含みます。そのマイナス投稿をしている間に、少しでもポジティブな考えをよぎらせた方が、何倍も自分に返ってくると私は思います。
友人のフィード購読より……?
SNSやブログを見る時に私がこっそり気をつけていることで、「フィード購読」は友人ではなく“情報”を得るためのフォローを心がけています。これは、決して友人のSNSやブログを見ないと言う訳ではなく、自分が向上するための使い方としてヒントは、自分の環境とは少し違った角度から見ている人の投稿や、ニュース性が高いものが最適であると感じているからです。
同じお湯の温度では、自分が熱いか冷たいか判断できません。いろんな温度の投稿を見ることが、自己成長のヒントであり、刺激に繋がるのではないでしょうか。