一人だからこそ、自分以外を使う
少し前は、「時間=自分の稼働時間」だと思っていた私。一人で動くのだから、無駄な時間を過ごしてはいけない!なんて、毎日毎日せかせかと行動計画を立てて、眉間にしわを寄せていた時期がありました。
しかし、ふと気づいたことがあります。それは、フリーランスこそ自分の稼働時間を減らすことに注力すべきだと言うことです。理由はいくつかありますが、もっとも大きなポイントは、自分の稼働時間はどう頑張っても増えることはないからです。だからと言って、自分の能力や知識を使う仕事の場合は、第三者に仕事を委託することは難しいでしょう。
そして、本人の信頼で仕事依頼がきている場合に、安易な業務委託をしてしまうと信用が離れる原因にもなるので注意が必要です。そこで、私が思う自分の時間を使わずに営業をかけるための方法をご紹介したいと思います。
寝ている間でも営業できる方法って?
フリーランスの人がよく行う方法として、名刺交換をたくさんしたり、交流会にたくさん出たりすることは立派な営業方法の一つだと思います。私も人脈を作るために、動くことはもちろんあります。しかし、フリーランスにおいて“人脈づくり”は仕事ではありません。仕事は対価が発生するから、仕事です。
自分の時間を使って動いていると、なんだか時間が早く過ぎて「今日もたくさん仕事したな〜」と満足感に浸るのは本末転倒。そこで、時間を使わずに仕事を得る効果的な方法は、「ネット上のポートフォリオ」を充実させることだと私は思います。「ネット上のポートフォリオ」とは、SNS・ブログ・オフィシャルサイトを全て含みますが、直接第三者に会わなくても、自分の活動内容を理解してもらえる場所を作ること。これが、非常に大切です。
コンテンツは残っていく
【HARAKO official Blog】
フリーランスをしているのに、正式な「お問い合わせフォーム」をちゃんと持っていない状態で仕事をしている人に、たまに出会います。どのように仕事を受けているかと観察してみると、大体は人の紹介か自分からの売り込み。
つまり、自分のことを知っている人からしか仕事が流れてこないと言うことです。これは非常にデメリットであり、非効率ではないでしょうか?SNSやブログ、オフィシャルサイトを仕事時間とは別で制作したり更新したりするのは、手間もかかります。しかし、一度インターネット上にコンテンツを作ったら、アクセスがある・ないに関係なく残っていくのです。
私が初めて相手からお問い合わせがあった仕事は、ツイッターの投稿を見たと言う企業さんからでした。また、フェイスブックの更新から私の人柄を判断し、「harakoさんにお願いしたい」と言われたこともありました。ネットは、非常に便利な時間外の営業ツールです。もし、整っていなかったり、更新がおろそかになっていたりするなら、見直してみるのもオススメですよ。